備忘録

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『オペラ座の怪人』清水@怪人

2021-12-12 20:19:50 | 国内ミュージカル
過去のオペラ座まとめはコチラ


"プロローグ"
『落札!』
が伸ばさず、ビシっと。

箱の前に立つフィルマンと高井1枠。

フィルマン、拍手の時に、
オークションの札を小脇に。

その小脇に抱える仕草。
モッサリと抱える。
そして、すっと札を。
一応、オークションにも参加。


猿ゴール、箱から登場。
その時に、ヨッコイショと、
立ち上がる、高井1枠。

で、しずーかに、
蓋を閉める高井1枠と、
それを見守るフィルマン。

『もっと、(オークション)
に集中して、フィルマン!』


灯りがつく、シャンデリア。
この時が一番、フィルマンと
高井1枠の表情が見て取れる。


"ハンニバル"
口ひげに
ライオン被り物、
高井1枠。

もう、杖の振り方。

フィルマン登場まで見てたけど、
台詞が無い分、顔芸が増えてた。

フィルマン登場。
ともかく、手持ち無沙汰。
時折、舞台(カーラ)も見るけど、
オケピを覗くのは、忘れない。

で、懐中時計からの、
フライング拍手。
『2小節で十分』と、
本日、初台詞、頂きました。


カーラが歌ってたら、
ちゃんと、カーラ見てた、意外と。

緞帳落ちからのドタバタも、
『一体何を騒いでいるんだ』
と、本日、やっと歌声を。

『このコーラスガールが』
が、村氏の平坦でなく、
感情が籠もっており、
”ちゃんと演技するフィルマン”

ま、すぐに舞台に飽きるけど。

葉巻を取り出した瞬間に
アンドレ、取り上げに成功、瞬殺。
くわえる間すら無かった。


"スウィングオブミー"
からの、ボックス席へ。
くっ、上手端過ぎて、
ボックス席が見えない。

あー、フィルマンの
貴重な演技シーンが。

で、ここで、クリス登場。
マサカ、こんなに早く、
クリスを見ることになるとは。

すんなり、歌うのでなく、
タメや間(両方、時間の事だけど、
ニュアンスが違う)が独特。

クリスだけど、
普通に、歌い上げない。


『ブラヴィ』
怪人、第一声。
消えるように、歌うタイプ。
でも、あまり余韻は残さない。

上手から、
フィルマン登場。

これでも、かってくらいニコニコ。
子爵のリクエストも余裕綽々で対応。

捨て台詞も良く聞き取れる。

"リトルロッテ"
ラウルとして初登場。
背、たかー。

確かに2分で帰ってこれる、足の長さ。


"ザ・ミラー"
怪人、第一声(歌声)。
テンポがゆっくりで、
怒号というよりは言い聞かせ。

結構、長身。
鏡に届くような怪人。

"オペラ座の怪人"
かなり丁寧に歌う怪人。
あまり感情をこめない系。

ここで、ちょっと、
台詞廻しにクセの強さを。


"ミュージックオブザナイト"
歌い始めるまで、
落ち着きが無い。

歌う準備とか、
段取りとかでなく、
単に、せわしない雰囲気が。

本編は、普通に良かった。

クリス、拒絶の時の、
手の長さ。びよーん、と。

"怪人の隠れ家"
作曲活動はあまりしない。
筆を動かすのみで、
空想みたいな、
夢想っぽい仕草はなし。
仮面を取られる、が段取り。

からの、匍匐前進、短め。
最初から、舞台中央くらいスタンバイ。
で、一気に、クリスとの距離を縮める。

”支配人のオフィス”
あまり新聞をとばさず。
目の前に、ボト。

で、机に寄りかかる、足の長さ。
一番は手紙を取り上げる身長。

”プリマドンナ”
歌詞が聞き取れる、レベル。
支配人ズも、フィルマンというよりは、
withアンドレ。

椅子に座っちゃうフィルマン。
その時の、足の組み方、長い。

"イル・ムート"
やはり、ボックス席、見えん。
ドンアッティ、ガン見。

高井1枠の歌声、堪能。
ファントム、としての、
記憶が皆無なので、
オペラ発声かな、と。

やっと、高井1枠の声が分かったかも。

『事故なんです』
と、フィルマン唯一のピンセンターシーン。

"オール・アイ・アスク・オブ・ユー"
全く、揺れない天使。

片耳ずつ押さえる怪人。
両耳を押さえる事は無い。

歌もハスキーボイスで。
あまり動揺は見えてこない。

笑い方が平坦。
高笑いとかでは無い。

2幕。
"マスカレード"
フィルマン、社交性発揮。
グラスを受け取らない。
呑まないのか。

ダンサー、フィルマン。
ちゃんと、ズレない。
モブ、として存在。

いや、ソロパートは
直ぐに分かるけど。


レッドデス。
皆、怪人は同じ衣装のハズだし、
一番、タッパが分かる衣装だけど、
短足に見えない、着こなしさ。

楽譜、受け取るの、アンドレだったか。

いちいち、丁寧に歌う怪人。

"支配人のオフィス"
安定の金儲け主義。
というか、カーラから、
クリスに乗り換えた感、強め。

怪人の指示も、
ピアンジへの喚起は、
笑ってたのに、
自分の事になると、神妙に。

そのシリアス面が、
村氏と違い、表情豊か。
(四角四面ではない)

椅子運び、
タイミングが少し遅れる。

"稽古"
高井1枠。

楽譜をずっと見てる。
で、ピアンジへの表情演技ダメだし。

からの、ピアンジへの指示。
意外と短かった。

"墓場にて"
隙間からすっと現れる。
そのスマートさ。

火球のとびが悪いのは、ご愛敬。


"PONR"
あんだけ、
MOTNで、拒絶しといて、
コッチは、結構、エスコートされる。

恋の駆け引き感、薄め。
なんか、モッサリ。

演技よりも歌声で、
畳み掛ける系。

なので、歌の最後が、
異常な盛り上がり。


"怪人の隠れ家"
ボート漕ぎとか、クリスの扱いが、粗雑。
感情優先、というか、正しい反応というか。
特に、ラウルを挑発する台詞が感情優先。

『えらべ』は台詞。

で、突然、気弱になる瞬間。
そこまで、オラオラ系だったのが、
突然、猿ゴールだけ、ちょん、と。

椅子抜けが恐ろしいほど、スムーズ。


海沼@クリス
マズくはない。

ただ、ちょっと、
歌の間が独特過ぎて、
正当派のクリスとは違うような。
竹芝演出のクリスなのか?


光田@ラウル
長身のイケメンだねー、と。
で、声もイケメンだねー、と。

クリスがラウルを
選ぶのも分からなくは無い。

ただ、あまり、
観てなかった。


平良@フィルマン
単に、誰だったかの記録。


清水@怪人
待望の新怪人。

感情表現が激しい。
それも、クリスを
恋人として扱うタイプの怪人。

MOTNとPONR、
両方、無難にコナしてるけど、
どちらかというと、PONR。
中低音なファンム。


ぱっと思い浮かぶのは、
橋元怪人と同じ系統。

感情表現が激しく、
韓国人ありがちな喉の強さ。

ともかく、ガンガンにセメて、
感情表現過多、なタイプ。

声も通るし、
役作りの方向性は、
ちょっと独特では有るけど、
竹芝で観た4人の中で、
誰を薦めるか?と聞かれたら、彼。

ただ、それが自分の好みか?
と言われたら、また別問題。
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