【2日目】

昨日のアラレが嘘のように良い天気の朝!富士山もしっかり見えていました。


ここには一度泊まってみたかったのですが残念。最近はブームでどこも混んでいるからもう無理かなぁ。
皆さんが出発した後に小屋内見学。窓から富士山が見える。だからここに作ったのかな・笑


今日はゆるゆる計画なのでのんびり楽しみながら行きましょう~。
小屋の脇から尾根に上がり、朝日を受けながらすぐに「酉谷山頂1718m」到着。
小川谷林道が通行不能になってしまってから、電車バス利用の私たちには泊まりじゃないとこれなかった。
やっとこれましたよ!ずっと来たいと思っていた酉谷山


山頂から見る富士山。しっかり見守ってくれていました♪

さて、ここからは気持ちの良い尾根歩きだったり・・・。

ぐる~っと廻りこむように尾根を巻いて行ったり・・・


途中に鮮やかピンクの叡山菫やハシリドコロのブーケがたくさんあったりと、
咲いている花たちも変化していきました。

朝の清々しい空気の中、GWだと言うのに誰にも会わない。
鳥の声と木々の擦れる音しかしない静かな山歩き♪空気が美味しい~



おや?ここはもしかして・・・タワ尾根とぶつかるところに到着。
なんと驚くことに来週タワ尾根でトレランの大会がある??
以前ウトウの頭から先は危険箇所があるらしいと聞いてビビリな私は計画にも入れてなかったのですが、
(後日新しい地図を立ち読みしたら破線で上まで繋がっていた)
ということはもうまもなく一般道になるのでしょうか?嬉しいような・・・微妙?

更に進むと目の前に巨大なヘリポート現る。滝谷ノ峰へリポートと言う緊急時利用の場所らしいです。

ちょうど県境を通るこの尾根から、右手に秩父の町が良く見えます。あのギザギザは「両神山」かな?
もっと奥に雪をかぶった山が見えていたけど・・・?ドコダッタンダロ?


更に進み水松山がどこだったのか?解らぬまま天祖山との分岐に到着。少し上がった尾根で休憩。
ここから雲取山方面へは木に括り付けられていた道標の通り、うっかりしていると間違いやすいのですが、
尾根づたいには行かず、斜め下へ巻くように降りていきます。
(私たちはここを直進してしまったソロ男性が見えなくなってからこの道標に気づいたのですが、
どこかで合流するルートなのかと思いきや?次にこの男性と会ったのはテント場で我々より1時間も後!
この分岐まで戻ったのかしら?道迷い要注意かも!)

足元にバイカオウレンがたくさん咲いていました。
春だ、春が来たんだ。ああ、また奥秩父に来れたんだな~って思えて嬉しかった。


尾根に戻って少し登ると「長沢山1738m」

だいぶ近づいてきたような気がするんだけど・・・まだまだだぁ。

細くなった尾根道の脇にはシャクナゲ。

苔の岩と張り巡らされた木の根っこ。う~ん、奥秩父らしい濃密な森に深呼吸したくなる



おやおや?今日も天気が怪しくなってきましたよ?朝はあんなに良い天気だったのに?
昨日と同じ10時を過ぎると怪しい雲が・・・また降ってくると困るのでここでコーヒータイムとしました。

鹿さんが食べたそうに覗きに来てたっけ。

長沢山からいくつかの「頭」を越えて行くのですが、「桂谷の頭」しか確認できず進み、
登りにさしかかると木々がたくさん倒れていて、ちょっと寂しいような印象のエリアに突入しました。

その後も誰にも会わず、やっと三峰口からのルートと合流しました。


もうすぐ雲取山だ~と喜んだのもつかの間、「芋ノ木ドッケ」までが転がりそうな急坂!
慎重に一歩一歩降りていきました。
そこを越えたら急に車道のように歩きやすい道になり、先ほどまでほとんど誰にも会わなかったのに、
若者たちで一杯。原宿に来たような賑やかさ(笑)で大ダワに着きました。


私の古い地図には「男坂」の方に水場マークがあったので「男坂」を登りました。(水場見つからず)
廃墟となった”雲取ヒュッテ”の脇を通って・・・雲取山荘のテント場到着。
カラフルテントが見えた~と思ったら、まだ13時過ぎだというのに既に満杯状態でビックリ

そしてまたしても昨日と同じ時刻に雨・・・まさかのみぞれ交じりの・・・雨



ということは雲取避難小屋も混んでいるだろう、と予測して今日はここまでかな・・・。
明日の行程上、奥多摩小屋のテント場まで下りてしまうと1時間のロスになる。
モタモタしててここのテント場が一杯になったらシャレにならないと慌てて設営、その後雨(みぞれ)
がザーザー降ってきたので停滞して正解だったかな。
実は雲取山は4回目?なのですが、雲取山荘まできたのは初めて。
おっかないと想像していた小屋の方はみなものすごく愛想が良くて親切丁寧。
ビール(¥500)ハイボールやワインや日本酒や・・・なんでもあるし、トイレは水洗だし!
水場は小屋の前に無料でザブザブ出てるし、テント場代は一人¥300だし。
なんかド田舎から都会に出てきたような錯覚・・・快適すぎる環境の中でのんびりの二日目が終わりました。
つづく。
【行程】酉谷避難小屋6:30→酉谷山頂6:55→タワ尾根分岐8:05→ヘリポート8:30
天祖山分岐9:10→長沢山9:55→三峰口分岐12:00→大ダワ13:00→雲取山荘13:20
(行動時間約7時間・休憩含む)
って、絶対言って欲しいです。
その言葉を言う為に誘われる様にこのルートを歩いたに違い無いw
ところで雲取山荘まで戻ってきて、いよいよルートが分からなくなってきました。
地図で確認しなくちゃ。
また話は変わります。ブナやナラの尾根道?
芽吹きの頃来たら眩しいでしょうね~
しかも木がデカくてビックリ!cyu2さんが小さく見えますね。
こうゆう道は早足じゃダメですよね。
テント泊は寒くなかったかしら?
テント背負っての山行ができるタフさが羨ましいです。(^^)
最初は山頂超えて必ず山荘まで行ってテント張ってたんだけど。
今じゃ奥多摩小屋より先は空身でしか行かない(笑)
cyu2さんと旦那様のザックの重さはどのくらい?
1日目の美味しい液体はもうなくなってるから二日目は軽いだろうけど・・・
やっぱり長沢背稜歩きたいな~。
mariみたいなへっぴり腰にも歩けるかな^_^;
あははは~もちろん覚えていましたよ!
だから余計にどんなに怖い人なんだろう・・・と思ってたら、優しすぎて拍子抜けでそのセリフ、使う場面がなかった(笑)
あれだけ混んでるのに嫌な顔もせず、水場やトイレのこととか、ビールの缶はいなくてもそこに置いていいからね♪
とか優しすぎるほどでビックリしました。
あまりの快適さに・・・次回もこっち使っちゃいそう^_^;
あ、ほんとだね~。
でかい私が小さく見える!
>テント泊は寒くなかったかしら?
この時期は朝霜が下りても0度以下じゃないから寒くないですよ~。
3シーズン用シュラフしか持ってないのに厳冬期の北ヤツでテント張って氷になりかけたオオバカモノですから(どれだけ寒いか知らないで行った)
これくらいは何の苦もありません
raymariさん=奥多摩小屋テン場 のイメージだったから。
まあ、20回の雲取山達人のraymariチームですから、色々経験済みですよね♪
快適すぎるほどなんですね、こっちは。
トイレが何より素晴らしい。てか、山なんだから水洗である必要はないとは思うのですが・・・^_^;
>cyu2さんと旦那様のザックの重さはどのくらい?
1日目の美味しい液体はもうなくなってるから二日目は軽いだろうけど・・・
出発時は15kgです。美味しい液体は1.5kgくらいしか持っていなかったし、翌日も怖いから水2.5リットル満タンで歩いてたからなぁ~二日目は13kgですかね?
テント泊にしちゃ軽い方でしょ?もう昔みたいに17kgとか持てなくて・・・^_^;
ダンナのはいつも大体20kgくらいだと思います。
>やっぱり長沢背稜歩きたいな~。
mariみたいなへっぴり腰にも歩けるかな^_^;
mariさん、全然へっぴりじゃないでしょ!!
白馬鑓までテント装備で行けるんだもの、私あそこまで担いでいけないもん。絶対大丈夫!
もう少ししたら石楠花のトンネル歩けますよ!!
是非是非その時期狙って行って下さい!
レポ楽しみにしています(気が早い・笑)
静かなルートを歩けていいなぁ~!
でも、ある地点から突然人が多くなると???ですよね。
>おっかないと想像していた小屋の方はみなものすごく愛想が良くて親切丁寧。
そうだったんですね。
>明日の行程上、奥多摩小屋のテント場まで下りてしまうと1時間のロスになる。
ということは、
翌日は飛龍まで行ってルートを繋いで、ちょっと戻って三篠の湯でひと風呂!かなあ。
続きが楽しみです。
>雨・・・まさかのみぞれ交じりの
では、雲取山荘テン場でもしょうがないですね。
長沢背稜は奥秩父と言うよりはまだ奥多摩の領域かなぁ?
コースも東京都側を歩く方が多いし。
さすがにまだ花はほとんど咲いていなかったようですね。
自分も下旬には、日原から入り天祖山~長沢背稜~雲取山
~鷹ノ巣山と繋いで日原に下る周回をするつもりです。
シャクナゲ、サクラ、イワウチワにスミレなどを見ながらゆっくり歩きます。
良かったらcyu2さんも如何(笑)