完全にデジタル化された現代。
写真の世界は大きく変わった。
今日は長時間動画の編集を終え
て納品し終えた。
納品と言っても回線を使って
大容量を送っただけ。
部屋から一歩も出ず。
どれもこれもそうだが、全てが
仕事部屋で事足りてしまう。
そして本来、フィルム時代は写真
だけで生計を立てていたが、そう
もいかなくなってきた。カメラ
自体も写真と動画が撮れるように
なっているから、やらなきゃいけ
ない。今週はスポンサーと回線を
通じてやり取りして、画像の確認
してもらうという仕事もある。
この作業はまだインタラクティブ
にはなってないが、来週アップデー
トされるカメラファームアップデート
でかなり環境が変えられるはずである。
学生時代に近い将来、完全デジタル化
されることがアナウンスされて、
デジタル化するまでの十数年間は
不安でいっぱいだった。
その不安は今も続いているが、
この先どうなるのかは予測がつかない。
写真はApple ProResのC4Kで収録した
動画をPremiereProでルメトリーかけて
駒抜きしているが、画像としても十分
使える。
ほんとずいぶん変わった。
今でもフィルムで撮影してほしいという
要望があれば可能だが、仕事でフィルム
使うなんてことは今やあり得ない。
そんな人、この令和に入ってからは
見たこともない。
あれだけ使ったフィルムも、今や本棚に
撮ったフィルムが残っているだけ。
これらをどう処分すればいいのか、終活の
一環として、被写体になられた方に
お渡ししたりしているが、どの時点かで
完全処分は必要かと。
それをいつやるのか？
悩ましい。