先日の帰省では土日だったので
地元ですっかり定着している
「日曜朝市」に顔を出してきた。
ここへは父母も店を出していて
年金のない父母はここでお小遣いを
稼いでいた。そこそこ人気があり
それなりの売り上げもあったようだ。
父が仕入れを全て担い、朝市会場へ
の足となって支えていたが、その父も
一昨年他界し、母も要介護となり
朝市そのものも見れなくなった。
そんな母が、身体が動くようになれば
朝市を見に行きたいと願っていたので
朝市へ立ち寄り、母が食べたいと
言っていた鯖寿司を購入。
出店している方はほとんど母の知り合
いだ。
地区の顔でもある朝市である。
その朝市の存続危機が迫っている。
母が売っていたのは自家製の漬物だけ。
他の方も漬物を売る方がけっこういらっ
しゃる。その漬物がこの６月から
漬物販売に保健所の「営業許可」が
要るらしい。皆、年金暮らしだがそれだけ
では食べてはいけない。それを補う要素が
ある朝市での自家製漬物販売なんであるが、
保健所の「営業許可」となると、果たして
何人がクリアできるだろうか？
田舎の朝市の目玉でもある漬物が無くなる
というのは、自治体としてもかなりの
痛手となるはず。
いったいどうなるのか？
ところでうちは私が食べる漬物・総菜は
家内が全て自家製。
特に糠漬けはいろいろと品を変えて漬けて
くれている。とても面倒であるが、これで
私の健康確保が出来ている。
私も若い頃は全て買うか、母からの宅配
だった。これらが制限を受けたらどうなるの
だろうか？