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続・異様な抽出~愚か者の悪巧み?

2010年10月13日 18時48分40秒 | おかしいぞ
笑うね。
検察審査会の平均年齢が異様に若いことについて、また墓穴を掘ってくれたみたいですね。

コレの続き>異様な抽出?~検察審査会の疑惑


中には、能天気な人がいるみたいで、30.9歳という構成は「ありないわけではない」なんてことを言うわけですが、理解してないというだけではないかと思うわけです。例えば、「0.1%」というのは「0.001」のことであり、1000回に1回という水準なんだ、ということが分かってないわけだ。

1回目が34.27歳、2回目が30.90歳という、極めて稀な現象が発生するのは、100万回に数回から30回程度でしか起こりえない、ということが分かってないとしか思えないわけである。


じゃあ、半チャン1回の中で役満2回上がるのは絶対不可能と言えるか、みたいなことを言う人がいるかもしれない。確かに、麻雀をたくさんやっていると、そういう「極めて稀な現象」に遭遇することはあり得る。確率的には、厳しいとしても、起こらないというものではない。個人的には、見たことがある(笑、アガリは別々の人だったが)。

しかし、異常な事態、というのは留意すべきである。


で、泡食った検察サイドが、奇妙な言い訳を考えてきたようだ。

小沢氏起訴議決、審査員の平均年齢間違えた (読売新聞) - Yahoo!ニュース

(一部引用)

東京第5検察審査会は12日、10月4日に公表した小沢一郎・元民主党代表に対する起訴議決に絡み、当初「30・9歳」としていた審査員11人の平均年齢を、「33・91歳」に訂正すると発表した。

 同審査会によると、同審査会事務局長が9月14日付の起訴議決にかかわった審査員の平均年齢を計算した際、1人の審査員(37)の年齢を足さないまま、10人分の合計を「11」で割るなどしたという。


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「本当に悪い人なら、平均年齢を30.9歳なんて、発表するはずがない、だから、陰謀なんてなかったんだ」とか、お目出度いことを言ってる人がいたりするかもしれないが、それは悪者側が賢いならそうだ、というだけ。しかし、間抜けどもの場合には、うっかり言うべきでないことまで言ってしまうので、墓穴を掘るってことになるんですわ(笑)。

上記の平均年齢の訂正記事から、おや?、と思うところがあったので、また書いておくことにする。


まず、条件として、

・37歳の人の年齢を足してなかった
・10人分を11で割ってしまった
・その結果が30.9歳だった
・今回計算しなおすと平均は33.91歳だった

ということが分かります。


すると、最初の計算というのは、10人の合計年齢をxとすると、

  x/11=30.90(歳)

だったわけですから、10人の年齢合計は、

  x=339.9

となり、10人の年齢の合計は多分「340」だったと思われます。


で、37歳の人の年齢を足し忘れていた、ということなのですから、37を足せば、11人の年齢合計は、「377」となるはずです。すると、この平均を出せばいいのですから、

  377/11=34.27(歳)

ということになるはずです。が、33.91歳らしいので、計算が合いませんよね。どうしてかな?おかしいですよね?
後付けで、誤魔化しの為の策を考えたからか?


今度は33.91歳から推測される年齢合計は、33.91×11≒373となり、一人は37歳だそうなので、残りの10人の年齢合計は「336」となる。

このうち2人が、例えば65歳と55歳という年齢(2人の組み合わせが合計120となれば、どんな組でもよい)なら、残り8人の平均は27歳となるわけだ。25歳4人、29歳4人、というような構成ということだ。


こんな偏りは、そうそう起こるものではない、としか思えないわけだが。


それに、1回目に34.27歳、2回目に33.91歳、という、とても稀な現象は、やっぱり「万にひとつ」もあるかないか、ということである。30.90歳よりはマシかもしれないが、10万回に数回あるかどうかという本質的な部分では、そう変わりはない、ということだ。

恐らく、簡単にバレるような証拠捏造などを実行する程度の検事を輩出するくらいの検察ですので、この程度の算数についても「頭が回らない」のではないかと思ったりします。


こうして、ウソの上塗りをやってゆくのが「自ら墓穴を掘る」ということを理解できていなのが、検察という組織なのかもしれません。




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