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イラク・北朝鮮の今後

2005年02月01日 18時41分40秒 | 外交問題
イラク選挙終了

多少の妨害工作や自爆などがありましたが、何とか第一段階を乗り越えました。アメリカも小泉さんもホッとしたでしょう。投票率は約60%程度と、日本の国政選挙よりも高い投票率のようです。平和を享受する私達が低い投票率で、投票所の爆破等に巻き込まれる危険性がありながら投票するイラク国民の方が高い投票率というのも、気恥ずかしさがあります。もっとも、危険地帯での投票率が正確に分らないながら、低い投票率であったとの予想が報じられていました。特にスンニ派勢力地域のようです。


それでも、日程をこなしたことには意義があり、今後イラク軍・警察の治安能力が上がってくれば、撤退見通しが考慮されてくるかもしれません。そうあって欲しいと願っています。イスラム教徒は同邦人への攻撃と、アメリカ軍を中心とする駐留軍への攻撃とは異なると考えるでしょう。選挙によって選出された議会が表舞台に立つようになれば、混乱・紛争はあるとは思いますが、多国籍軍の数的減少の方がテログループの活動を抑制するようにも思います。楽観的すぎと言われるかもしれませんが。外国人・・・特にイスラム教徒以外の軍隊に長々と居座られる方が、国民感情としても穏やかではないように思います。酷い内戦状態がない情勢ならば、イラク人の治安維持に任せた方がよいと思います。


できれば「選挙」の終わりが、早く「占拠」の終了に繋がってほしいものです。



北朝鮮への制裁について


経済制裁はいよいよ避け難くなっています。大統領親書も届き、制裁への米国の信任も概ね得られたようですので、発動間近となってきました。今後の準備段階としては、検証結果の科学的根拠の提示(第三者的意見でも可)、六カ国協議の開催決定若しくは開催、その時点での北朝鮮・その他参加国の反応、これらを見た上で宣言することになるでしょう(当然W杯予選の結果も見た後ですね、8日後です)。保険未加入の船舶入港禁止となれば、かなりの打撃と思われます。


さて、北朝鮮の反応は、・・・・六カ国協議停止や核開発宣言、でしょうかね。その時に日本が、国連を中心とする国際機関に働きかけできるか、圧力を別方向からかけられるか、このあたりがどうなるかですね。先日も国連の場(UNDP執行理事会)で北朝鮮の「挑戦的」な(ちょうせんだけに)態度が見られ、「極右勢力の危険な挑発」とまで発言している。このまま横暴を許す訳にはいかないだろう。


オヤジギャグ連発で失礼しました。


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2 コメント

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Unknown (o_sole_mio)
2005-02-01 23:23:57
こんばんは



イラクの選挙結果は今後に向けて波乱含みだと思いますが、曲がりなりにもイラクの民主化への第一歩を踏み出したと言えるでしょう。今後イラクがどのような体制になるかどうかは定かではありませんが、アメリカは自分の意の沿わない体制になっても露骨な干渉だけはすべきではないと思います。



北朝鮮の経済制裁は確かに検討の時期であると思いますが、「脊髄反射」的に発動すべきと主張する向きもあると思われるのが気になります。やはり効果が上がるかどうかを客観的に検証した上での発動であるべきだと思います。
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Unknown (まさくに)
2005-02-02 22:30:18
こんにちは。経済制裁の行方は、今のところ何とも言えませんが、六カ国協議の開催が一つの目処と思います。
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