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2007年04月03日 16時39分29秒 | 政治って?
まさか拙ブログなんぞを見た訳でもないと思いますが、現実的アクションを取られた方々がおられたようです。

Yahooニュース - 毎日新聞 - <松岡農相>市民団体、地検に告発状郵送 光熱水費虚偽で

(記事より引用)

市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)メンバーは2日、松岡利勝農相と資金管理団体の会計責任者が政治資金収支報告書に光熱水費を虚偽記載したとして、政治資金規正法違反容疑の告発状を東京地検に郵送した。オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大大学院教授(憲法)ら7人が告発人。時効(5年間)が迫っている01年分を除き、02~05年分の約2220万円を告発対象とした。松岡農相は2日の農水省入省式後、記者団に「特段申し上げることはない」と語った。【位川一郎、青島顕】



どうしても訂正に応じることを拒否し、説明責任も果たさないとなれば、最悪コースを辿る可能性はある訳で、それは自業自得という面が強いでしょう。進路変更可能なチャンスはこれまでに何度もあったはずなのです。そのどこかで訂正なり、説明をしておけば、ここには至らなかったでありましょう。

虚偽記載~政治資金収支報告書ならば罰せられないのは何故か





これに関連して、以前にちょっと触れたのだが、ネット上でもっと情報公開を推進した方が良い、というのを、実際やってくれたようだ。

政治資金をネットで一括検索、試験運用始まる 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)


総務省や都道府県選挙管理委員会に届けられた政治資金収支報告書の内容を一度に検索できるデータベースが作られ、3月からインターネット上で試験運用が始まった。NPO法人「情報公開クリアリングハウス」(東京都新宿区)が企画し、日本インターネット新聞社(千代田区)と共同で作成した。政治家ごとのカネの流れを把握しやすくし、政治資金の透明化に役立てるのが狙いだ。6月にも本格的に稼働する。

政治資金を巡っては、政治団体の活動範囲によって収支報告書の提出先が総務省か都道府県選管に分かれ、1人の政治家の資金が複数の政治団体にまたがっているなど、情報が分散。個々の報告書が公開されていても、特定の政治家に関する資金の流れ全体を把握するのは容易ではなかった。このデータベースには、総務省と各選管に出された報告書の要旨を収蔵。政治団体名や政党名での検索のほか、政治家名を入力すれば関連政治団体が一度に閲覧でき、特定の企業・個人がどの政治団体に献金しているかも調べられる。



こういう形で公開されている情報を整理し、別な情報と結びつくことで「意味のある情報」ということになるのですよね。大変画期的な試みであると思います。調べる側にとっても調査しやすくなるし、労力が軽減されますね。国会議員と地方議員を合わせれば、3千人?規模くらいになるので全部を網羅的に調べるのは結構大変だろうと思います。地域毎とかで、ある程度分担してチェックしていくしかないかもしれませんね。

公開が進めば、松岡議員のような「典型例」は減る可能性が大きく(直ぐにバレるから)、議員側がこれまでよりも慎重に、というか気を使って提出するようになるでしょう。




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