そもそも、海兵隊の重ヘリ部隊は残っているのか?(笑)
台湾有事云々という説明も、米軍そのものが「そういう配備をしていません」ということなら、根底から崩れ去るだけではないのか?
かつて、普天間基地には第361重ヘリ中隊がいたらしい。墜落事故とかの時の所属が、そういった説明であったみたいですから。
で、イラク戦争の時に派遣されたのが、この361中隊だったみたいです。
そうすると、現状で残っているヘリ中隊は重ヘリ(スーパースタリオンとか)ではなくて、中ヘリ中隊なのではないのか?
ならば、ヘリの性能や航続距離なんかは違いが出るのであって、説明の前提は変わってしまうのではないのかな。
もし、今現在も普天間に重ヘリ中隊が配備されているというのであれば、それは何という部隊で、スーパースタリオンが何機配備されているのか、判るのではないのかな。イラクから戻ってきたんでしょうか?361中隊は。
宜野湾市の資料では、ヘリ中隊で残っているのは、HMM-262およびHMM-265みたいにしか見えないですが。
>091211_市長説明資料
第36(←※ごめん、これ間違い。第24航空群でした、読み替えて下さいね。1/7)海兵航空群のHMH-362、HMH-363はカネオヘにいるみたいですし。普天間に残るヘリは、コブラ系の軽攻撃ヘリということみたいです。他は給油機みたいですけど。移動用の汎用小型ヘリとかは残ってるかもしれませんが、スーパースタリオンみたいな大型ヘリが「台湾有事」に対応すべく残っているのか、というのは、疑問なのでは。
つまり、HMMの部隊が移転してしまえば、兵員を輸送するヘリという運用方針そのものが疑問、ということになるのではないか。
ちょっと追加ですが(13時頃)。
他の報道記事は出てないみたいなんですが、取り上げておく。
>海兵隊「ヘリ部隊は20分以内」 普天間めぐり見解 - 47NEWS(よんななニュース)
(以下に引用)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地をめぐり、在沖縄米海兵隊は5日までの共同通信の取材に「普天間のヘリコプター部隊は移設後も、一体運用する地上部隊と飛行時間で20分以内の近接距離に配置する必要がある」との軍事上の見解を明らかにした。
海兵隊の航空部隊と地上部隊を直結させる即応性の観点から、現行計画通りキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設が最善との考えを「20分以内」という具体的な数字で示したもの。
地上部隊は沖縄本島のキャンプ・ハンセンやキャンプ・シュワブに駐留。政府与党内では普天間の航空部隊を下地島(同県宮古島市)へ移す案も浮上しているが、同島から北東へ300キロ以上離れた本島に、ヘリが20分で到達することは不可能で、海兵隊の見地に立つならば下地島への普天間移設は極めて困難だ。
海兵隊報道部は「海兵隊は海、空、陸の各兵力が統合的に訓練され、戦闘する組織だ」とした上で「普天間代替施設は沖縄本島か、その沿岸部に配置されなければならず、日米同盟の能力を維持するには辺野古沿岸部への移設がベストだと確信している」と強調した。
=====
なるほど。本物の海兵さんがそう言った、と。
では、問題です。
・揚陸艦が配備されるのはどこか?
・重ヘリ部隊が配備されるのはどこか?
・中ヘリ部隊が配備されるのはどこか?
・AV-8Bが配備されるのはどこか?
・FA-18が配備されるのはどこか?
沖縄以外に配備されるなら、そっちに持ってゆくとよい。
普通に考えて、グアムに移転するのが一番陸海空の連携が取りやすいではないか。それがどうしてダメだと言うのか?
海兵の地上部隊の大半は元々移す予定であったのだし、ならば少しばかり残して分散配置となるよりも、いっそのこと移した方がよいのではないか?
イラク戦争時に沖縄から派遣されて、在沖海兵隊の規模そのものは既に縮小が始まっていたのだし(これは在韓米軍も同様)、今後に8千人級でグアムに移転させると、沖縄に残る数はせいぜいが5千人以下、再編での削減が推進されるともっと減少する可能性もあるではないか。
MEU編成は在沖海兵隊ではできないのだから、重要度は低下する。
ESGは揚陸艦等の総合的戦力が必要なので、これもグアムに分があると思うが。
1個海兵連隊程度の地上戦力が残るからといって、グアム以上の運用が考えられているとは思えない。
そんなことするくらいなら、海兵ヘリ部隊の多くいるグアムの「20分以内(笑)」の距離に移転したらいいんじゃないか?
だよね?
第1海兵航空団が移ってゆくグアムの、20分以内の距離に地上部隊も行けばいい。
それが、専門家の見解なんだから。
台湾有事云々という説明も、米軍そのものが「そういう配備をしていません」ということなら、根底から崩れ去るだけではないのか?
かつて、普天間基地には第361重ヘリ中隊がいたらしい。墜落事故とかの時の所属が、そういった説明であったみたいですから。
で、イラク戦争の時に派遣されたのが、この361中隊だったみたいです。
そうすると、現状で残っているヘリ中隊は重ヘリ(スーパースタリオンとか)ではなくて、中ヘリ中隊なのではないのか?
ならば、ヘリの性能や航続距離なんかは違いが出るのであって、説明の前提は変わってしまうのではないのかな。
もし、今現在も普天間に重ヘリ中隊が配備されているというのであれば、それは何という部隊で、スーパースタリオンが何機配備されているのか、判るのではないのかな。イラクから戻ってきたんでしょうか?361中隊は。
宜野湾市の資料では、ヘリ中隊で残っているのは、HMM-262およびHMM-265みたいにしか見えないですが。
>091211_市長説明資料
第36(←※ごめん、これ間違い。第24航空群でした、読み替えて下さいね。1/7)海兵航空群のHMH-362、HMH-363はカネオヘにいるみたいですし。普天間に残るヘリは、コブラ系の軽攻撃ヘリということみたいです。他は給油機みたいですけど。移動用の汎用小型ヘリとかは残ってるかもしれませんが、スーパースタリオンみたいな大型ヘリが「台湾有事」に対応すべく残っているのか、というのは、疑問なのでは。
つまり、HMMの部隊が移転してしまえば、兵員を輸送するヘリという運用方針そのものが疑問、ということになるのではないか。
ちょっと追加ですが(13時頃)。
他の報道記事は出てないみたいなんですが、取り上げておく。
>海兵隊「ヘリ部隊は20分以内」 普天間めぐり見解 - 47NEWS(よんななニュース)
(以下に引用)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地をめぐり、在沖縄米海兵隊は5日までの共同通信の取材に「普天間のヘリコプター部隊は移設後も、一体運用する地上部隊と飛行時間で20分以内の近接距離に配置する必要がある」との軍事上の見解を明らかにした。
海兵隊の航空部隊と地上部隊を直結させる即応性の観点から、現行計画通りキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設が最善との考えを「20分以内」という具体的な数字で示したもの。
地上部隊は沖縄本島のキャンプ・ハンセンやキャンプ・シュワブに駐留。政府与党内では普天間の航空部隊を下地島(同県宮古島市)へ移す案も浮上しているが、同島から北東へ300キロ以上離れた本島に、ヘリが20分で到達することは不可能で、海兵隊の見地に立つならば下地島への普天間移設は極めて困難だ。
海兵隊報道部は「海兵隊は海、空、陸の各兵力が統合的に訓練され、戦闘する組織だ」とした上で「普天間代替施設は沖縄本島か、その沿岸部に配置されなければならず、日米同盟の能力を維持するには辺野古沿岸部への移設がベストだと確信している」と強調した。
=====
なるほど。本物の海兵さんがそう言った、と。
では、問題です。
・揚陸艦が配備されるのはどこか?
・重ヘリ部隊が配備されるのはどこか?
・中ヘリ部隊が配備されるのはどこか?
・AV-8Bが配備されるのはどこか?
・FA-18が配備されるのはどこか?
沖縄以外に配備されるなら、そっちに持ってゆくとよい。
普通に考えて、グアムに移転するのが一番陸海空の連携が取りやすいではないか。それがどうしてダメだと言うのか?
海兵の地上部隊の大半は元々移す予定であったのだし、ならば少しばかり残して分散配置となるよりも、いっそのこと移した方がよいのではないか?
イラク戦争時に沖縄から派遣されて、在沖海兵隊の規模そのものは既に縮小が始まっていたのだし(これは在韓米軍も同様)、今後に8千人級でグアムに移転させると、沖縄に残る数はせいぜいが5千人以下、再編での削減が推進されるともっと減少する可能性もあるではないか。
MEU編成は在沖海兵隊ではできないのだから、重要度は低下する。
ESGは揚陸艦等の総合的戦力が必要なので、これもグアムに分があると思うが。
1個海兵連隊程度の地上戦力が残るからといって、グアム以上の運用が考えられているとは思えない。
そんなことするくらいなら、海兵ヘリ部隊の多くいるグアムの「20分以内(笑)」の距離に移転したらいいんじゃないか?
だよね?
第1海兵航空団が移ってゆくグアムの、20分以内の距離に地上部隊も行けばいい。
それが、専門家の見解なんだから。