松田聖子 米名門レーベルと契約 5・12全米発売
歌手の松田聖子(55)が、米ジャズの名門レーベル「ヴァーヴ・レコーズ」と契約したことが30日、分かった。伝説的ジャズアーティストのビリー・ホリデイ、チャーリー・パーカー、エラ・フィッツジェラルド、スタン・ゲッツらが数々の名盤を録音し、玄人たちをうならせてきたレーベルに日本の歌姫が認められた。構想6年の自身初のジャズアルバム「SEIKO JAZZ」が、日本人として初めて同レーベルから5月12日に全米リリースされる。
松田は90年代に全米デビューし、大物ジャズミュージシャンのクインシー・ジョーンズ(84)らと交流。ジャズへの意欲を高め、グラミー賞を獲得したこともある川島重行氏のプロデュースでアルバムを完成させた。世界最高峰のマンハッタン・ジャズ・オーケストラがレコーディングに参加するなど、本格派の1枚となっている。
同盤をヴァーヴの代表ダニー・ベネット氏が絶賛したことでリリースが決定。デビュー37年目にして“挑戦者”となる松田は「とても幸せに思うとともに、また新たなスタートラインに立ち、背筋が伸びる思いです」と胸をときめかせている。
日本で発売中のアルバムは国内iTunesのJAZZアルバムチャートで1位を獲得。ジャズのスタンダード曲「スマイル」など10曲が本場でどう受け入れられるか注目される。
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