いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

外国人との食事会:ギリシャ編

2008年07月16日 11時52分57秒 | 海外での体験談(米、豪、アジア各地)

テニス部を引退した後、私はボランティア活動で留学生たちと知り合いになった。彼らとは、よく持ち寄りパーティを行い、夜通し語り合った。
仲良しのギリシャ人夫妻が主催なのでトルコ人は呼べないとか(過去の歴史もろもろで合わないらしい)、ヒンズー教徒がいるから牛肉はダメとか、今はラマダン(断食)だからイスラム教はダメだとか、メンバーや料理を決めるのも楽しかった。

旧東ドイツ人にはブランデンブルグ門のかけらをもらったり(引っ越しでなくしちゃった)、ユーゴスラビア内戦で豪州に亡命しようとした人、湾岸戦争もあったし、世情は混とんとしていた。
みんなで温泉旅行に行ったこともあったな。混浴して(またかい)まさに人種のるつぼa racial melting potといった感じ。

それが縁で、一ヶ月ギリシャのカバラKAVALAという街に滞在したが、英語が通じないので苦労した。出稼ぎや留学先でドイツやフランスが多いから、その言語は通じるんだけどね。学生さん達は夏休みもバイトなどせず、ずーっと遊ぶらしい。働かないでどう経済が回っているのか実に不思議な国だ。

写真はギリシャ人の夫、ヴァシリーがよく作ってくれた料理。左から、
ムサカ:ギリシャ風グラタン料理。日本のナスで十分おいしく作れる。
グリークサラダ:フェタチーズは高級スーパーで買える。夏の定番サラダ。
ドルマデス:ドラクエのボスモンスターのような名前だが、ブドウの葉を使う料理。「ブタのハ」って日本語を間違えて、意味が伝わらなかったことがある。

彼は工学部の留学生だったが、料理がうまかった。奥さんのディナは料理しない。帰国後しばらくして離婚してしまった。たぶん、ヴァシリーには二度と会えない。

写真引用:ぐるなび

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