マーマレイドジャム日誌

好きなロックのことを日常を交え日誌のように好き勝手に書きたいと思います。

私的甲斐バンド考3~新宿

2010-02-27 18:19:17 | 甲斐バンド
いよいよ明日、甲斐バンドのツアーファイナルである。(いまこの時間ゲストに甲斐名都を迎えてコンサートは行われてるが、、)甲斐バンドというか自分にとって甲斐よしひろと新宿は特別の思いがある。ガラスの動物園にはいってる”新宿”という曲が大好きだし、83年夏のBIG GIGも西新宿だし、甲斐さんもインタビューで話してるがソロになってからは活動拠点を新宿においてライブを演ることが多かった。正確には覚えてないが、3回くらいは東京厚生年金会館(新宿厚生年金会館)でみてると思う。ロッキュメントの会場も新宿の日清パワーステーションだった。あと甲斐さんの曲の持っている風景”かいそめのスイング”や”男と女のいる舗道”なんかには新宿はとても合っている。厚生年金会館という会場もいい。駅からほどほどの距離でコンサートの余韻を感じながら雑踏を歩くのがとても気に入っている。そして24日HP上に甲斐さんからラスト2DAYSに向けてメッセージが出された。


 甲斐バンドとしてのライヴもこれでひと区切りになる。35年という時間をたどるツアーも最終地点になった。これまで声援を送り続けてくれた全国の人たちの想いを胸に、二つの夜のオーディンスの皆んなと、そしてバンドメイト全員とこの“至福の瞬間”を思う存分、味わいたい。
                                 甲斐よしひろ
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Tuesday Night Music Club (デラックスエデュション)

2010-02-25 18:40:32 | Weblog
シェリル・クロウのデビューアルバム名盤「Tuesday Night Music Club」のデラックスエデュションがリリースされた。DVD付きで結構凄い内容なのに来日記念で比較的ひっそり出された感じ。前にも書いたがニューアルバムなしでシェリルが来日公演(しかもジョイントで)するのは初めてなのでどんなものかと思っていたが、このデラックスエデュション盤でとても期待できる感じなった。この盤、本編は文句なく名曲ぞろいだが、CD2の未発表曲が興味深い。1曲めの”COFFEE SHOP”2曲めの”KILLER LIFE”はアルバムのイメージには合わなかったんだろうけど、その後のディランやクラプトンに可愛がられるシェリルの曲想だ”ESSENTIAL TRIP OF HERENESS”のトリップソングはドアーズのようだし” THE NA-NA SONG” の原曲(オルタナ・ヴァージョン)の ”VOLVO COWGIRL 99”も最高にカッコイイ。この他にもエリック・カルメンやZEPのカバー曲も演って当時から幅広い音楽性を 持ってたんだなと思う。そういえば以前GUN‘Sのカバーもステージでカッコよくやったしこの前はジミー・クリフの曲も演奏してた。ストーンズへのリスぺトもしてるし共演も多い。すごく自分と音楽の趣味と背景が合うなと思ってたら、彼女同じ年齢だった。ずっと若く見えるけど、、あとビックリしたのはライナーノーツに載っていたシェリルが本当は90年にヒューパジャム(スティングやポリス、フィルコリンズのプロデューサー)のもとでポップス系アーティストとしてアルバムを制作しデビューを考えていたが、時代に合わないとしてレーベルからボツになったというエピソード。ヒューパジャムといえばバリバリ80年代サウンドの申し子的プロデューサーである。あの70年代のレイドバックしたシェリルクロウサウンドは別物でデビューしてたかも知れない。よくレーベルの人は止めてくれた。ヒューパジャムで成功してたらこの名盤「Tuesday Night Music Club」も世に存在しなかたのかと考えると本当によかった。
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キースのドキュメンタリー映画!?

2010-02-22 18:24:01 | The Rolling Stones
マイク越谷さんのブログのストーンズ最新ニュースをみてぶっ飛んだ。ジョニー・デップ監督のキースのドキュメンタリー映画の制作が1月からスタートしたという。1月末にロサンゼルスでのシューティングにはキースのほかワディ・ワクテル、パティ・スミス、スティーヴ・ジョーダンほかが集まった。ワーキング・タイトル「HAPPY」(そのままタイトルになって欲しい!)集まったったメンツは、ほぼThe X-Pensive Winos だしこの映画をきっかけに再結成してくれないかな~本体ストーンズは今年動かないようなので是非期待したい。ただジョニー・デップは自身もミュージシャンだしかなりのキース・フリークなんで映画もマニアックな感じになりそう。楽しみだ。


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Sheryl Crow が3月に

2010-02-20 19:07:47 | ROCK
最近、甲斐バンドの事ばかり書いていたが、来月はシェリル・クロウがやって来る。大御所ジャクソン・ブラウンとのジョイント公演とは言え、デビュー当時からのシェリルの大ファンなのでとても楽しみだ。(一応11日の国際フォーラムに行こうと思ってる。)いつものようにアマゾンを覗いていたらこの来日にあわせて1Stアルバム「Tuesday Night Music Club」のデラックスエデュション盤が出るらしい。本編自体名盤だと思うが、CD2には当時の未発表曲。DVDにはツアードキュメントとPVを収められるらしい。シェリルがニューアルバムなしにツアーを行うのもめずらしいが、ジャクソン・ブラウンと一緒なので原点回帰でこの1stアルバムの曲を中心に演ってくれるといいな。実は彼女の初来日ライブだけ見のがしてるのでこのアルバムの曲は是非聴いてみたい。
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私的 甲斐バンド考 2~ライブの頃

2010-02-15 19:12:06 | 甲斐バンド
甲斐バンドのライブを初めて見たのは82年暮れの武道館で大学1年の頃。故郷千葉を離れ、バイトすればレコードとライブ代に消えってった。当時千葉、神奈川、埼玉、東京と泊まらせてくれる友人がいたので終電、気にせず甲斐バンドを追っかけだした。会場によって空気も変わるし同じ曲も違って聴こえる。どんどんのめり込んでいった。甲斐バンドは今考えるとストーンズのミキサーだったボブ・クリアマウンテンと組んだNY3部作をリリースしどんどん骨太なビートなバンドに変化している時期。83年のBIG GIGがあり両国新国技館で「ラブ・マイナス・ゼロ」のプロモーションツアー、そして解散にむかって加速していった。例のベストテン出演の水割り事件からTVには出なくなり、情報元はロック雑誌や会場で売ってた"BEATNIK"という機関紙、そして甲斐さんがDJをやってた水曜日22時のFM NHKのサウンドストリート。でも充分だった。ライブに行けばいい事だったから、
当時の甲斐バンドのコンサートは圧倒的だった。観客は熱狂状態だし、曲でいえば”100万ドルナイト””破れたハート~”漂白者”なんかのパフォーマンスは、当時の他のアーティスト浜田省吾、佐野元春、RCも行ったがそのカリスマ性、存在感を含めても追従を許さない感じを持っていた。本当に解散して欲しくなかったな。
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KAI BAND NEVEREND TOUR 渋谷CC LEMONN ホール

2010-02-12 19:09:39 | 甲斐バンド
11日、待ちに待った甲斐バンドの渋谷でのコンサート。冷たい雨の降り注ぐ代々木体育館の横を抜け開演15分前にたどり着いた。開演時間の17時を少しまわって場内にマリリン・モンローの歌うJFKに捧げられた”HAPPY BIRTHDAY”が流れたすぐに新生甲斐バンドのテーマ曲のようなナット・キング・コールの”LAZY HAZY IN THE SUMMER”に変わりバンドがステージに現れた。オープニングは”ブライトン・ロック”BIG GIGの頃を思い出させるが、もっと骨太なビートを感じる。うれしかったのは松藤がドラムに座ってたこと。続いて甲斐さんのマイクスタンドさばきが映える”ダイナマイトが150屯””フェアリー”とたたみ掛けてくる。自分個人的にこの日を迎えるのに様々な問題を抱えてたので、とにかく甲斐バンドがそこにいるだけで泣きそうになった。あらかじめ聞いてたセットリストと若干の順番変更はあったようだが、そんなこと関係なくどの曲もこの夜は響いた。大好きな”ブルーレター”と”ナイト・ウエィーブ”ソロの名曲”嵐の明日”そいて中盤でサプライズな”世界で一番あまいメロディー ”この曲はジョン・レノンのビューティフルボーイのような曲を書きたかったと甲斐さんが紹介くれた。自分にも娘がいるのでとても大きくてやさしい曲だと思う。途中のMCでは、たくさんの勇気をもらった。「大変な時代だから問題ない大丈夫だといってやっていこう」そして自分のスタイルをもう一度見つめ直して目線をあげて生きてゆこう。何でロックのコンサートで言葉がこんなに沁みるのか?甲斐さんに賭けて自分も30年やってきたんだと実感したからかもしれない。”この夜にさよなら”も”熱狂”も大人のロッカ・バラードだった。そしていよいよ次は今年で消えてしまう東京(新宿)厚生年金ホールでのファイナル。やはり甲斐バンドにはかなわない。


2月11日 渋谷CC LEMONN ホール
 【セットリスト】
M01. ブライトン・ロック
M02. ダイナマイトが150屯
M03. フェアリー(完全犯罪)
M04. ナイトウェイブ
M05. BLUE LETTER
M06. 嵐の明日
M07. 昨日のように
M08. 陽の訪れのように~メガロポリス・ノクターン
M09. エメラルドの爪先  ゲスト西村智彦(シング・ライク・トーキング)
M10. 朝まで待てない
M11. 安奈
M12. 世界で一番あまいメロディー
M13. 目線を上げて
M14. 氷のくちびる
M15. ポップコーンをほおばって
M16. 翼あるもの
M17. 漂泊者(アウトロー)
 イントロ:LADY~MC
M18. この夜にさよなら
M19. 風の中の火のように

アンコール1
EN1. 電光石火BABY
EN2. 破れたハートを売り物に
EN3. 冷血
アンコール2
EN4. マドモアゼル・ブルース
EN5. HERO
EN6. 熱狂(ステージ)

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私的 甲斐バンド考 1~出会いの頃

2010-02-09 19:17:18 | 甲斐バンド
初めて甲斐バンドを聞いたのは中学3年の受験生の頃、深夜ラジオから”HERO”が流れた。当時もう洋楽小僧でエアロ・スミス、KISS、イーグルスなんかに夢中だったので正直ペラペラな音の日本のバンドにはピンとこなかった。高校に入り野球部の友人から何気に甲斐バンドのベスト「甲斐バンド・ストーリー」のレコードを借りた。これがすべての始まりだった。"らせん階段”や”テレフォンノイローゼ”を聞いて電撃を食らった感じがした。洋楽と違い、言葉がすぐ突き刺さってくる。当時のニューミュージック、フォーク、歌謡曲とも違う独自の詩の世界。能天気な愛や平和など歌わずどこか敗北的で死をも感じさせるダークさ、そのまま映画のワンシーンになりそうな映像的な表現の言葉、そして後追いで理解したんだけどストーンズ、キンクス、ドアーズと日本の歌謡メロディーを融合した甲斐よしひろのメロディーセンス。とにかく異端だった。それがチャート1位をとり、田舎の高校生にもガンガン受けていた。あと僕は甲斐よしひろのギターが好きだ。ポール・マッカートニーの様に弦を左ききように張り替えたりせず右ききのギターをそのまま左で弾いている。弦の位置が逆になるので彼のカッティングはベースの音が独特に響く。その衝動でギターを手にして弾ききった感じが最高にカッコイイ。
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さあ、いよいよ東京4DAYS

2010-02-08 19:39:11 | 甲斐バンド
甲斐バンドのツアーもあと東京4DAYSを残すだけになった。(といっても11日の渋谷が自分はこのツアー初めてなんだけど)いろいろ考えた甲斐バンドの再結成だったけどコンサートが近づくと胸が高鳴り、理屈はどうでも良くなってくる。新作から何曲やろうが、ソロから何曲やろうが、もう関係ない、どうせ甲斐さんは決めてくれるだろうし、一郎と松藤が一緒なら甲斐バンドだ。そうやってずっとついて来たしストーンズと一緒、頭じゃなくて体がDNAが反応する。”熱狂”と”この夜にさよなら”は絶対聴きたい。安奈もHEROも結局は名曲なんだ。追加公演が新宿と聞いて、ファイナルもやはり行くことにした。甲斐バンドに甲斐よしひろに新宿は一番似合う街だと思うから。
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残念だった朝青龍電撃引退

2010-02-06 19:24:41 | Weblog
決して熱心な相撲ファンではなかったが、4日の朝青龍電撃引退を聞いた時はショックだった。大好きな力士だった。相撲を伝統的な国技とみるかスポーツとみるかで評価はまちまちだろうが、自分にはそんな事関係なく言うなればロック的な人だった。飲酒でトラぶったり、土俵で相手力士に肩ぶつけたり、ド付いたり、だけどめちゃくちゃ強いし、人に媚びることなく自由に振舞う。(それでも随分と我慢はしてたんだろうけど)ストーンズの若い頃のキースみたいだしトラブルメイカーならキース・ムーンやジム・モリスンのようだ。暴力事件を起こしての引責みたいなんで擁護はできないが、残念だな~こういう横綱が一人くらいいてもいいと思うんだけどな。
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群衆の中の孤独感

2010-02-02 18:59:35 | Weblog
仕事がらみで出掛けた時は一人で食事をすることが多い。友人では嫌がる人も多くて一人なら食べないで過ごすというのも良く聞く。自分はこれが結構好きで、カッコよく言えば群衆の中の孤独感がいい。普段いろいろな形の名前で呼ばれるが(役職だったり、苗字だったり)知らない人の中だと記号的に風景の中に入れる。そしてひたすら周囲を観察する。先日のライブの前も1時間以上スタバでコーヒーを前にぼーっとしてた。京大の問題に真剣のに取り組む数人の受験生、最新型のノートPCを除きこみ渋い顔のビジネスマン、英会話のレッスンかただの友達か外国人と日本人女性のカップル、買い物品を見せ合うOL風の女性、ただ何かの話題で盛り上がってる中年女性。誰にもかまわれずに過ごす時間はいい。
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