混声合唱団 空(くう)

混声合唱団 空(くう)の活動報告ブログ

混声合唱団 空 第11回演奏会 まもなく!

2023-08-09 19:42:14 | 告知・連絡


混声合唱団 空(くう)より、今週末の演奏会のお知らせです。
豊洲シビックセンターホールで空が単独主催公演を行うのは、今回が初めての機会です。

池田拓実さんにとって2つ目の合唱作品「Halite」は、コロナ禍以前の2019年に作曲していただきましたが、声を打楽器的に扱った、唯一無二の合唱らしからぬ作品です。
星谷丈生さんの「後奈良院御撰何曾によるあそび歌」は、早口言葉に挑戦しながらジェットコースターに乗るかのような、無茶だけど面白みのある作品です。

近藤譲さんの「華開世界」、鈴木治行さんの「折り返し」も、非常に貴重な演奏機会となります。
蒸し暑い日々が続きますが、ご予定いただけますと嬉しく思います。
是非ご期待ください!

チケット予約フォーム
混声合唱団 空(くう)第11回演奏会
2023年8月12日(土)​17:00開演
豊洲シビックセンターホール
一般 2,000円(当日 2,500円)

以下、演奏順です。
鈴木治行(b.1962)/「折り返し」混声合唱のための(2013)
池田拓実(b.1975)/ Halite(委嘱新作・初演)
近藤 譲(b.1947)/「華開世界」混声合唱のための(1977) 詩:道元
星谷丈生(b.1979)/ 後奈良院御撰何曾によるあそび歌(委嘱新作・初演)
お問い合わせ
080-6610-2118(入澤)
konsei.ku@gmail.com


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コンポージアム2023 合唱個展 チラシ解禁!

2023-04-28 10:00:00 | 告知・連絡


目下練習中の混声合唱団 空(くう)より、改めて演奏会のお知らせです。
本番まであと約1ヶ月、ぜひご期待ください。
チケットは発売中です!

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〈コンポージアム2023〉関連公演
「近藤 譲 合唱作品による個展」

2023年5月30日(火)19:00開演
東京オペラシティ リサイタルホール

曲目(全曲近藤譲作品)

指揮:西川竜太

「華開世界」混声合唱のための(1977) 詩:道元
 混声合唱団 空

「雪が降ってゐる」混声合唱とピアノのための(2001) 詩:中原中也
 混声合唱団 空 篠田昌伸(pf)

「サッフォーの三つの詩片」混声合唱とフルート・トムトムのための(2003)
 混声合唱団 空 多久潤一朗(fl)

「薔薇の下のモテット」12人の声のための(2011) 詩:蒲原有明
 ヴォクスマーナ

女声合唱のための歌二篇(2013) 詩:蒲原有明
 女声合唱団 暁

「嗟嘆(といき)」11人の声のための(2017) 詩:ステファンヌ・マラルメ 訳:上田敏
 ヴォクスマーナ


主催
TRANSIENT

共催
東京オペラシティ文化財団

チケット(全席自由):
一般前売り4000円、学生前売り2500円、当日4500円

東京オペラシティチケットセンター
 03-5353-9999 電話受付10:00-18:00 月曜定休
カンフェティ
 オペレーター対応電話番号0120-240-540*通話料無料 平日10:00-18:00

助成
公益財団法人 東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
芸術文化振興基金
公益財団法人 野村財団

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2023年 演奏会のお知らせ

2023-01-14 18:18:43 | 告知・連絡
皆さま、こんばんは!
そしてご無沙汰しております。
2020年3月ぶりの更新です。
コロナ禍となり、練習や演奏の在り方ついて悩まされる事もありますが、
2021年12月の権代敦彦さんの曲を軸とした演奏会、2022年10月の鈴木治行さんの合唱作品による個展と、皆さまに演奏をお聞きいただく機会を設けることが出来ていること、有難いことだと感じております!
本年も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

混声合唱団 空(くう)より、2023年の演奏会情報をお知らせします。


〈コンポージアム2023〉関連公演
「近藤 譲 合唱作品による個展」

2023年5月30日(火)19:00開演
東京オペラシティ リサイタルホール

・華開世界(1977)
・雪が降ってゐる(2001) Pf:篠田昌伸
・サッフォーの三つの詩片(2003) Fl:多久潤一朗
以上3曲を演奏いたします。
華開世界(1977)は、初演以来の再演です。

2023年5月26日(金)19:00開演の〈コンポージアム2023〉関連公演「近藤 譲 室内楽作品による個展」とあわせて、是非ご来場ください。


「混声合唱団 空(くう) 第11回演奏会」
2023年8月12日(土)
豊洲シビックセンターホール

池田拓実(b.1975)/ Halite(委嘱新作・初演)
星谷丈生(b.1979)/ 委嘱新作・初演​
近藤 譲(b.1947)/「華開世界」混声合唱のための(1977) 詩:道元
鈴木治行(b.1962)/「折り返し」混声合唱のための(2013)

当初、2020年5月24日に予定しておりました、第11回演奏会の開催が決定いたしました。
池田さん、星谷さんの新作2曲を含んだプログラムとなっております。
鈴木さんの「折り返し」は、昨年10月10日に開催いたしました「鈴木治行 合唱作品による個展」にて、空としては初めて演奏いたしました。
是非、ご期待ください!


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体のテンションとスピード

2020-03-27 16:34:42 | 思考したこと
お久しぶりです。束原です。
初めての方は初めまして。

混声合唱団空(くう)に入団して5年経ちました。
最近考えていることを残しておこうと思います。

ありがたいことに、我々はこれまでいろんな作曲家の方々の名曲の数々を演奏する機会を頂いてきました。
毎年新しい曲に挑戦し、演奏会に向けて毎週末ほぼ欠かさず練習をしてきているわけですが、残念なことに練習量に比例してどんどん上手くなっているわけではありません。
今まで何度も練習で言われてきたことを毎回のように指摘されている現状です。

どうしてたくさん練習しているのに同じことを言われてしまうのでしょう?
我々のしてる練習のほとんどが無駄なのでしょうか?

僕が考えた答えは単純です。
気付けるところは何度も練習しているけど、気付いてない部分は全然変わってないから。
要するにできてるところばかり練習していて、できてないところを全然練習してないということです。そりゃ上手くなりませんね(笑)
もちろん、自分自身も含めてやってる本人は全くの無自覚です。
むしろ自分のできないところを細かく探して一つ一つ練習してきたつもりでした。

でも、これが見当違いだということに最近気づきました。
見えるところにばかり気がいってしまい、何が見えていないのかをずっと放置していたようです。
その見えていないところというのが、自分の体の内側でした。

声とは音のエネルギーであり、歌とはエネルギーの推移です。
そのエネルギーの源はどこかといえば、声を出す自分の体です。

良い演奏を作るには曲が持っているエネルギーに負けないエネルギーを自分が持っていることが重要です。
難易度の高い曲はそれだけ曲の持っているエネルギーが大きくて演奏者がついていけないからこそ難易度が高いのだと思います。
逆に考えるとどんな難しい曲にでも対応できるエネルギーがあれば、どんな曲でも常に良い演奏ができるはずですね。

ですが体の中でエネルギーは常に変化し続けています。同じ体の状態をキープすることは一瞬たりともできません。
特にわかりやすく体の状態を表し、理解しやすいのは体のテンション(緊張度)とスピードだと思います。

全力でスポーツをしている時、イベントやパーティーで盛り上がっている時などは体のテンションが高く、体が反応するスピードも速いですよね。
反対に家でダラダラと過ごしている時や疲れている時などは体のテンションが低くて反応のスピードも遅いのが分かると思います。

では我々が演奏会に向けて練習している時はどうでしょうか?
練習中上手くいかないことが続くと無意識にだんだん体のテンションが下がってきます。
テンションが下がることで体のスピード感が無くなり、余計上手くいかなくなるという悪循環に陥ります。
こうしたことが我々の練習ではしょっちゅう起きています。

これではたくさん練習していても上手くなりませんね。
曲の持つテンションやスピード感を上回るための練習をしてないからです。

具体的にどんな練習をするかは別として、これがいつでもコントロールできるようになれば、どんな難しい曲にも対応できてどんどん上手くなるのではないかと思っています。

以上、最近考えていることの報告でした。



最近の出来事

2020-02-26 11:53:18 | 雑談

今日は練習報告ではなく、最近の出来事について書きます。
先日、福原美穂さんという女性シンガーのライブに行ってきました。
私が中学生の時、初めて聞いて衝撃を受け、それ以来、ずっと応援していた歌手の1人でした。
↓その時の映像がありました!
https://youtu.be/jy235Vz8t10

教会で行われたライブは、歌とギターとピアノの、シンプルな編成。持ち前のパワフルな歌声で、お客さんと盛り上がる時もあれば、アカペラで優しく包んでくれる時もあり、、、温かい時間でした。


歌っている彼女を見て、自分は常に尽くし、全力で生きているか?そんなことがふとよぎりました。

私は普段、何をしていても、これで良いのかと不安になることが多く、他人を認められない、他人にどう思われるかがいつも先に来て、いつのまにか自分を愛することを忘れてしまう循環にいました。

そんな状態でライブに行き、美穂さんの歌を聞いたとき、心が震え、今、出会えたことが巡り合わせのように思えました。

彼女は、理屈じゃない、もっと大きなものを大切に大切に紡いでいるのが伝わってきて、『愛すること』を見せてくれました。

ライブ日前後の美穂さんのSNSから一部↓
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自分を愛すること、
これがみんな一番出来ないのかもしれないですね。
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毎日いろいろな形の愛を与えたり受けたりしてるけど、バレンタインは愛することを忘れないで、と思い出させてくれる日だから、プレゼントなどなくても私が好きな一日です。
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人間は皆生まれながらにして価値のある存在だと、言葉で何度も教えられても、それが実感としてずっと分からない自分がいました。

歌う彼女をみたとき、言葉(知識)や、やり方、イマジネーション、全ては次の段階の話であって、自分を愛しているかも分からないんじゃ、そりゃ前も見えないよな、と一人でハッとして呆れてしまいました笑

他人にどう思われるかではなく、誰よりも強く自分を愛し、愛することで生まれる感謝こそ、自分を強くしてくれるのだと感じました。

日々の一瞬一瞬を大事に、ありのままの私と向き合います。
moca☕️


最後に少しだけ。
個人的に好きな演奏です。共演者がちょっとタイムリーだったので、載せるか悩んだのですが、、良かったら覗いてみてください。笑

槇原敬之「素直」↓
https://youtu.be/PBG0txDbFOk