混声合唱団 空(くう)

混声合唱団 空(くう)の活動報告ブログ

4月26日・27日の練習

2015-04-26 23:18:00 | 練習報告
矢加部です。

4月最後の週の練習に、湯浅先生がいらっしゃいました!
(失礼ながら)いつもお人柄はチャーミングで、でも深く、重たい言葉をかけて下さる湯浅先生。
湯浅先生の音楽に本当に育てられ、またかけて下さる言葉からも多くの刺激を頂いてきました。
これまでの湯浅先生とのお付き合いに感謝しながら、演奏したいと思います!

5月23日の演奏会で演奏する湯浅先生の作品は「風」「息」「秋」そして「混声のためのプロジェクション」です。
それぞれの曲が持つ世界観、景色、心象風景、心理、宇宙・・・。
音の限りない可能性を、細かく細かく演奏に注いで素敵な空間を作っていくことが求められます。

素敵な演奏であることは、素敵な自分であること。

年齢が上がれば上がるほど「素敵な自分」に変わっていくことは簡単ではなくなりますが、
自分自身の根底から沸き上がってくるもので、説得力ある演奏がしたい、と思っています。
合唱しているときだけでなく、ピアノを弾いているときも、学校で先生をしているときも、誰かと喋ったり遊んだりしているときも。
そんな人たちが集って、目に見えぬもの、でも確かに形あるものを、会場で皆様にお届けできたらと思います。


さて、演奏会は5月23日、今年は土曜日の夜公演ですのでお間違いなく!湯浅譲二作品のほか、松平頼暁、森田泰之進の作品を演奏いたします。
作曲家や学者や宗教家が出てきたり、デモ行進があったり、ボイパをしたり、みんな頭がトランス状態になっちゃったりします。


・・・・・・


1度でも空の演奏を聞いて下さっている方はお分かり頂いているかと思いますが、いつも通り真面目な演奏会です(笑)
でも、面白かったら笑って下さい!ノリたくなったら、周囲のお客様に少々ご配慮頂きつつ一緒にノリノリになって下さい!

演奏者一同、JTアートホールにてご来場をお待ち申し上げております(^^)
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4月18、19日練習報告

2015-04-25 13:58:30 | 練習報告
こんにちは。原田萌子です。
急に雨が降ったり、急に寒くなったりだった天気も落ち着き、
ようやく春らしい過ごしやすい気温になりましたね。

会社の前に土手があるのですが、そこに咲いていた花や聞こえてくる鳥の声
を聞き、そういえば昨年もこんな花が咲いていたとか、
こんな音が聞こえていたなとふと思いました。
社会人になって一年経ち、もう二年目となりました。会社の前の土手の風景を見ても
今思うことと一年前思ったことは異なっていて、一年前は何を思ったのかと
考えてしまいました。

練習では「息」と「風」の練習をしました。
自分が確信を持っていない部分は、他の部分で補おうとしても
魅力的にはなりません。
全ての瞬間が自分の中で明確になるよう、
突き詰めて考えるよう常々意識したいです。
曲の魅力を最大限発揮できるよう、日々邁進ですね!

演奏会まで残り1ヶ月!!

ではでは!
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脳内スクリーンセイバー

2015-04-18 11:00:46 | 練習報告
最近、人生はじめて自主的にスニーカーを買ったら、機動力が10上がって、おしゃれ力が30下がりました。
しかし、人間、楽を覚えてしまったら、なかなか抜け出せない…。
こんなとこで人間の堕落しやすさを感じた、ことんです。
(スニーカーでもおしゃれになるように研究しなさいという模範解答は、今回は受け付けません)

さて、湯浅譲二『風』『息』『秋』に取り組み中です。

個人的に一番気になるのは、「フレーズ尻餅」問題です。
湯浅譲二の音楽は、長~いフレーズで歌いたいのです。
なのに、音がすごくシンプルで、のばしが長いため、フレーズの長さを維持することがめちゃめちゃ大変です。

息切れが起きて、フレーズが途中で落ちてきちゃうんですね。尻餅ついちゃうんです。
基本的には、フレーズは自然な放物線に近いのではないかと思っているのですが、その放物線が途中でへしゃげちゃう感じ。


じつは私、個人的にこのことを意識する時に、いつも勝手に思い浮かぶ映像があります。
以前家にあったパソコンのスクリーンセイバーの映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=JWzBK87t19U
とか
https://www.youtube.com/watch?v=yhCyl6bG6a4
が近いんですけど…「そうそう、これ!」っていうのが見つからないですね。残念。

でも、なんかこんな感じで、こう、上下運動がずっと連続していくかんじで…。
絶対「落ち切らなく」て、常に次の瞬間へのエネルギーがあって…。
で、これらの映像より、もっとテンポの緩急が自由についているかんじに、頭の中で改変してください。笑

ところどころ惜しいなと思う所もありますが、基本的に、イメージとしては悪くないんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょう(^^)

とりあえず、私が長いフレーズを歌っている時は、頭の中でこのような映像(を都合よく改変したもの)と格闘していると思って、あたたかく見守ってくださると嬉しいです。

ことん
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森田さん!

2015-04-11 16:42:18 | 練習報告
無くなっていた金縛りに今週は4回なりましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノこんにちは。ふじたです。

夏日からの今週の寒戻りには、身が応えますね。花見の後の雪というと、一昨年の郡山の演奏会を思い出しますね。あの雪は、凄かった( ´ ▽ ` )ノ

さて、先週の空には、森田さんがいらっしゃいました。

森田さんとお会いするのは初めてだったのですが、醸し出している雰囲気が、この曲にピッタリでした。

一見するとノリという言葉からは離れた感じなのですが、話方を見ていると言葉のチョイスの仕方や、考えている時の様が独特な感じがしました。

デーンと構えてるが、狙って面白い事をする人。という印象です。

この曲そのものだな…と思いました。


再度改めて、じっくりと譜面を読むと、面白い発見もありました。

この、フェイントの掛け方、
なるほど…あぁいう感じかもしれない。とか、
よく見たらここの半ページ、どの小節も同じものが無かった。あのコロコロと表情を変える感じがこれかも知れない。とか…

………

この曲は、五線譜で書かれた部分が、ほとんどないのですが、こういう曲ほど、演奏者の持っている人間としての幅が現れる曲だと思います。

もっともっと面白い演奏になるように!精進します!


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3月最後の練習

2015-04-01 22:15:16 | 練習報告
こんばんわ。平原です。

先週は、森田泰之進さんの「Den de la Dragon Ⅱ」と、湯浅譲二さんの「風」を練習しました。
2曲とも全く方向性の違う音楽ですが、それぞれに面白さと難しさが内在している曲です。

森田さんの曲はとにかく「ノリ」が核になっている曲です。
隙間なく音が散りばめられ、ビートが怒涛のごとく押し寄せてきます。しまいに演奏者もビートに囚われて正気を失っていく(ハイになっちゃう)…という感じの曲です。
なんと、この曲でラップ(っぽいのと)とボイスパーカッション(的なもの)に挑戦します!

演奏者それぞれの個性が滲み出ている面白みのある音と(これは譜面をなぞるだけでは表出されません)、思わず身を乗り出してしまうほどのビート感で、聞く人の心をさらってしまえたら大成功ですね。

湯浅さんの「風」。
こちらは対照的にとても静かな音楽です。
以前このブログでも書きましたが、淡い水彩画を見ているような印象を抱きます。
和音が果てしなく澄んでいる!!から、そういう印象を抱くのでしょう。
2/15に初演した「プロジェクション―混声のための」とは全く異なる音楽で、同じ作曲家が書いた曲とは思えないほどです。
湯浅音楽の幅広さ、奥行きの深さを感じざるを得ません。

こちらは詩に音楽をつけていますので、演奏者一人ひとりが詩をきちんと読み込み、譜面と照らし合わせ、全体の構造、自身の役割を掴みにいくことが何より不可欠です。
いわゆる世間一般的な「合唱曲」に対する向き合い方とも何ら変わらない、合唱音楽の基本を改めて問われている曲です。

ゆえに難しい!と感じる面も多いのですが(ビシビシ鍛えられています)、「空(くう)は奇抜な曲だけじゃなく、こういう合唱曲もすごいんだぞぉ!」というところを見せられる演奏になればと思っています。

いよいよ桜咲く4月に突入です!会社では新人君が入ってきました。
初心や基本を忘れずに、改めて練習に集中していきたいと思います。
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