混声合唱団 空(くう)

混声合唱団 空(くう)の活動報告ブログ

第3回演奏会プログラム変更について

2011-03-31 00:31:24 | 告知・連絡

混声合唱団 空 第3回演奏会プログラムについて変更のご案内です。


委嘱初演を予定しておりました

鈴木治行 作曲 「減数分裂」 は

第4回演奏会に初演を延期といたします。



楽しみにお待ちいただいておりましたお客さまには大変申し訳ございません。


近づいてまいりました、第3回演奏会(下記ご案内)とともに

少々先の予定とはなりますが、初演の際にはぜひご来場いただけますようよろしくお願い申し上げます。



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混声合唱団 空 第3回演奏会

2011年5月15日(日)
14:00開場/14:30開演
JTアートホールアフィニス

■ 篠原 眞(b.1931)
 24人のヴォカリストのための「Syllables」(2005・初演)

■ 湯浅 譲二(b.1929)
 擬声語によるプロジェクション(1979)

■ 柴田 南雄(1916-96)
 歌垣 no.77 (1983)


指揮:西川竜太


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3月20日 練習報告

2011-03-20 22:48:23 | 練習報告
今日は合宿後始めての練習!お疲れ様でした!
帰り道、日が暮れてちゃんと暗くなってる街は、暗いけれど、何だかとても自然な感じがして、体の力が抜けた気がしました。

練習報告です!

今日練習したのは…
●歌垣c.雅歌、d.結びのうた
●擬声語によるプロジェクション
です。

[歌垣c.雅歌、d.結びのうた]
・ハーモニーをしっかりと、一人一人の声が聞こえるようにしましょう。常にピアノで弾きながらハーモニーを確かめるのが大切ですね。
・男声→女声、女声→男声、等、歌詞、旋律の引き継ぎを無関係にしないように、常に全て歌っているように、休符の小節でも律動を崩さないようにしましょう。
・"上下動"、音と音の間をしっかり管理して、音の力で旋律を作りましょう。歌詞が引き立つ音作りは常に冷静な耳が必要です。少し行き詰った時は、ボイスレコーダーで録音してみると、自分の無意味な必死さに気付くかもしれません。
・強弱記号をもう一度見直しましょう。ただ小さく、大きく、ではなく、演奏のヒントとして有効活用しましょう。
・音の目的地をはっきりとさせて、そこまで責任持って高めて、繋げていきましょう。空間をどんどん押し広げていく感じが理想です。具体的には、c.雅歌ではP35.21~22小節の箇所、(基本的に20小節~最後は大事です)、d.結びのうたではP.41二段目88~91小節です。

[擬声語によるプロジェクション]
P11、5/4から
・Sop.Alt.楽しい箇所ですが、あくまでも『ドッカーン』ですので、楽しさを前面に押し出さないようにw
・Ten.ポルタメントの方向注意です。
・Bassの方々、ズドーン、難しいですけど、、頑張ってください。鳴らすポイント(アクセントのところ等)を決めると迫力が付くような気がします。
P12.C
・空間が変化するように、今までの経験を駆使しましょう。
・はい、私『シュー』が苦手です。帰り道、マスクの下で、道が暗いことを良いことにシューシュー言いながら歩いていたら、私を追い越したおばさまに二度見されましたw
克服できるように頑張りまシュー!
(無理にでも笑ってください。)

P13.サワサワ
・計画性を持って強弱をつけて、空間の変化に生かしましょう。
・音程も大切です。移り行くハーモニーを意識して、pppでもハッキリと音を入れ込みましょう。
・リズムの変化も忘れずに。

P15.meno mosso カサカサ…
・音程を付けて、無声音です。
・< >を見直しましょう。気づかないうちに効果なくやってしまっていました。(私だけ…?)
・一生懸命になるとテンポが遅れます。カサコソがガサゴソになりがちなので、気を付けましょう。個人的にですが、結構ハッキリ前に出さないとと、カサコソらしくなりません。。

P22.4/4 カッカ~E
・同じ音の音程管理をしっかりしましょう。
・ハーモニー、大切です。湯浅先生のハーモニー、実現しましょう!
それには音程を見直して、同じパートにたくさんの音が生まれないように努力しましょう。
・P24からは擬声語の万華鏡のようになっています。それぞれのパート、工夫と個性を駆使してお互いに引き出しあいましょう。
余談ですが、、
私はP25.5/8からいつも棒人間アニメが鮮明に頭の中に流れてきますw


今日の練習、ザッとですが、こんな感じでした。
個人的には、私は抽象的に物事捉えやすいし、表現しがちな人間なので、最近、もっと具体的で理論的な物の見方したり、話したりするように心がけてるんですが、まだまだ、もやっと人間なんだなと思いました。
もっと意識しなくては(>_<)
まぁ、小さなことからコツコツと、根気良く頑張りたいです。

早くみんな揃って練習できると良いですね!
引き続き、安全に、健康に過ごしましょう! まりあ
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3月12、13日の報告

2011-03-15 00:18:57 | 練習報告
皆さん、こんばんは。
Kittyです。

まず、3月11日の東北・関東大震災の被災者の方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。



さて、先週末の空(くう)は、3月12日~13日の日程で、毎年恒例の合宿を行いました
前日の大地震により、交通網の混乱や、安全性への心配等から、開催を危ぶまれたこの合宿でしたが、宿泊予定の施設、並びに、施設周辺の鉄道が、奇跡的に無事だった事も有り、多少開始時刻は遅れましたが、無事に執り行う事が出来ました。

2日間で4コマという、盛り沢山の内容でしたので、重要な事だけ、かいつまんで報告させて頂こうと思います。


◆減数分裂(鈴木治行氏作曲)◆
♪練習箇所
【Eの9小節目~Iの最後まで】
【L12小節目~Nの最後まで】
【Q】

実は、この5ページ程を進めるのに、約6時間も費やしてしまいました…

今までにやった事も無い様な曲で、高度な技術を要求されている事は分かります。
しかし、練習すれば、必ず掴めて行きますし、この曲の良さが分かって来ると思います。

「減数分裂」という名の通り、音と言葉がバラバラになっていて、混乱しやすいかもしれませんが、各パートに散らばった旋律を、旋律に戻し、旋律そのものを体に入れてしまえば、後は、与えられた責任分担の箇所だけ、声帯を反応させれば良いだけです。
音とリズムを取るのはもちろんですが、その一部分だけを見るのではなく、もっと広い視野で捉える事で、もぅ少し楽に体に入るのではないかと思います。

後もぅ一点。
細かい所ではありますが、この曲は「Syllables」とは違い、歌詞は文章から出来ているので、その点を配慮して発音する必要が有ると思います。
例えば、P.5・2段目の5小節目は、Ten.は'うい'と表記してありますが、これは、'どういう'という言葉の一部ですから、発音的には'おゆ'となるのが適切です。
この曲の中には、この様な箇所が沢山有ります。
細かい事では有りますが、チェックして歌いましょう。


◆歌垣(柴田南雄氏作曲)◆
♪練習箇所
全部(動き付き)
動き自体は、そんなに難しくないので、欠席した人は、次回の練習の時にでも、メモをすれば大丈夫だと思います。

この曲で重要なのは、役・場面に合った歌い方をする事です。
ただ段取りで歌う・動くのではなく、どういう意図でするのかをイメージし、そのイメージに有った空間を作る様に、表現をして行きましょう。

…又、こんな事言いたくないのですが、各自でもぅ一度音取りをしましょう
昨日の状況では…ヤバ過ぎです(x_x;)
せっかく愛の歌なんですし、それが実現される様に、努力しましょう


◆擬声語によるプロジェクション(湯浅譲二氏作曲)◆
♪練習箇所
P.1~P.6

この曲は、とにかくイメージが大切ですが、しかし、音とリズムをないがしろにして良いという意味では有りません
もちろん、ご承知かと思いますが、湯浅先生は、1つ1つの擬声語が持つエネルギーを表現するのに、最も適切だと思われる音とリズムで、記譜されています。
たった半音の違いでも、その音が持っている色やテンションが、全く違うのです。

又、'パン'と'ピン'、'トン'と'コン'等の擬声語は、一見かなり似ている様に見えますが、この1つ1つが持っているイメージは、全然違います。
子音・母音の微かな違いでも、色やテンションが違うのです。

以上の事を踏まえて、もぅ一段階上の譜読みを、各々がして行きましょう


◆Syllables(篠原眞氏作曲)◆
今回の合宿では、練習しませんでした。
理由は、個人の音取りのレベルを越えて、皆で合わせる中での音楽作りをする必要が有ると考えたからです。
今回の合宿は、欠席者が5人居たので、やってもあまり意味が無いだろうという判断で、練習を行いませんでした。
しかし、'もぅ個人努力をしなくても良い'という意味では決してないです
更に体に入れて行きましょう



最後に、今回の合宿で、西川先生が、終始おっしゃっていた事を、共有しておきたいと思います。
それは「必ず、歌っている人全員の顔が見える(声が聞こえる)様に」という言葉です。
2人で歌っていても、10人で歌っていても、どんなに大人数で歌っていても、必ずその人数分の声(声量という意味ではなく、全員分のそれぞれの声)が聞こえる様に出す、という事です。

誰かの声を聞いた時、目をつぶっていたとしても、その声の持ち主の顔が、思い浮かびますょね?
例えば、麻生さんの声を聞いた時に、鳩山さんの顔は思い浮かびませんょね(笑)
それと同じ様に、歌っている時に、必ず全員の顔(声)が、前に出る様に、歌いましょう
これは、その人の音量という意味とは、違います。
言葉だと、端的に言えませんが…皆さんなら分かって下さいますょね?
これが、究極的には、団員全員の人間性が、良い意味で、露になる事に繋がるハズです。
1人1人の色が、全面的に出る演奏にしたいですね



地域によっては、深刻な被害が出ている中、無事に2日間過ごせた事が、本当に感謝でした。
この2日間で得た事を忘れずに、お互い更に努力して、次の練習でお会い出来たらと思っています。
余震が続いていますので、皆さん、十分気を付けてお過ごし下さいm(__)m

長くなりましたが、以上で合宿の報告を終わります。



Kitty♪*゜
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3/6練習報告

2011-03-06 22:17:06 | 練習報告
お疲れ様です。

3月6日の練習報告です。


内容は前半に「減数分裂」、後半に「擬声語によるプロジェクション」をやりました。


減数分裂は最初に全員で合わせを行ったのですが練習にならず・・・。
以前の練習では後半を行ったのですが前半は音が単音でないため相当に難しいということを実感しました。
その後男性と女性で分かれて練習を行い、再度全員で集まり各パートが細切れになっているところ、
小節記号でいうとF~I、O~Q、V~Xのリズムに慣れることを重点的に行いました。

リズムに関しては練習の最後のほうでは結構形にはなってきていたので
ひたすら平常心でいられれば問題はないように思います。
リズム読みだけだったら通勤途中等にでも出来ますしがんばりましょう。

音は各自で(自分も含め)再度取り直しです。


擬声語によるプロジェクションですが音程云々よりも前回練習してからだいぶ時間が空いたために
前回の練習であったイメージが完全になくなっていました。
自分の中でイメージを膨らませないとこれはどうしようもないです・・・。
また、この練習で感じたことなのですが一番最初に歌い始めるときは肩慣らしのような感じで思い出しつつ歌い
二回目でようやく練習になって来る傾向が顕著だったように感じました。
せっかくの練習時間が無駄になってしまうので練習開始の第一声の段階から
しっかり集中できるようにモチベーションを持っていくように心がけましょう。


来週は先生がいらっしゃいませんが合宿です。
先生がいらっしゃらない上でどのようなモチベーションで合宿を行っていけばいいか各自で考え
実りのある合宿にしましょう。



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