>フェアトレードコーヒーを買ってみる
http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/eco_society/070517_fairtrade1/index2.html
(日経BPネットの元記事)
[概略]
コーヒー豆の生産に古代よりある染料の「紅花」(べにばな)を連想しました。収益金のほとんどが生産者に還元されません。フェアトレードコーヒーの検討も是非御願いします。
[本文]
私は珈琲大好きです。1日4,5杯でも平気で飲めます。しかし、コーヒー豆の値段の、わずか1~3%しか生産者の手に渡っていないという事実は恥ずかしいことですが、まったく知りませんでした。900円の豆を買ったとして多くても27円しか生産者の収入にはなりません。大部分は中間業者にとられてしまいます。
一般的に、コーヒーの生産現場は、けっこう悲惨です。コーヒーの実は、手で収穫されるために、大量の労働力が必要です。そして、コーヒーの生産地は途上国がほとんどなので、労働力は各国の貧困層が従事しています。
特に先住民は、支配階層になれないことが多いので、教育機会も乏しく、単純労働につかざるを得ません。その結果極力安く買いたたかれ、わずか数%の生産料になってしまいます。
古代より染料として有名な「ベニ」。紅花(べにばな)から採取されます。昔は機械なんてありませんから、農家の若い娘さん達が、手を血だらけにしながら紅花をつみました。しかし、生産された「ベニ」はすべて貴族のものになります。手を血だらけにして、紅花をつんだ娘さんはベニでお化粧する事なんて出来ませんでした ―この辺の事情を表現した和歌があったと思います? 数十年前の義務教育の記憶なので忘れてしまいました。
これと、同じ事をやっているのが珈琲です―途上国の貧困層の人々は手を血だらけにしながら珈琲豆をつんでくれているのでしょう。
生産者により多くのお金を還元しようと言うのがフェアトレードの考え方です。珈琲にも多数のフェアトレード商品を見かけるようになっています。是非検討を御願いします。
PS 若い20台、30台の方々への御願い
21世紀の日本は自民党の物ではありません。官僚でもマスコミの物でもありません。皆さん方、若い方達の物です。
小沢氏が日本を18万km(地球を4周半、半年前のdataだから今はおそらく5周に達しているはず)地方を行脚(あんぎゃ)し国民の声を聞き続けていることを身の回りの2,3人の方に伝えて頂けないでしょうか? 1,2回ポーズで国民よりの行動をとる事は出来ても本心がなければ継続出来ません。
小沢氏は「がんこオヤジ」だし「ジャガイモ顔」だし「演説もきわめてへた」です。しかし、「国民は家族」という思いは強く持っていると私は信じています。