雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(北海道)来月から除雪機貸与 2町内会対象に 滝川市

2005年11月16日 | 自助・共助(住民・ボランティア・NPO)
市は十二月中旬から、家庭用より一回り大きな除雪機一台を市内の二町内会に貸し出す。財政難の中、市民からの要望や苦情の多い除雪作業を、住民の手を借りて進める試みだ。

 市土木課によると、自立に向けた市活力再生プラン(タッグ計画、二○○五-一○年度)の重点施策の一つで、行政サービスのあり方を見直すもの。重機による従来の除排雪に加え、住民に小回りの利く除雪機を使ってもらい、冬の生活の利便性向上を図る狙いだ。

 貸し出す除雪機は幅一・二メートル、高さ○・八メートルまでの積雪に対応。約三十馬力で、新雪なら一時間当たり最大二百トンの処理能力を持つ。除雪機のリース料、燃料、整備など諸経費は五十万円ほど。同課は利用者に安全講習会をしてから来年三月中旬まで貸し出す。

 今冬は二町内会で共同運用し、市道での歩道確保などに活用してもらい、除雪機の性能や経費といったデータを収集。今後、住民に除雪作業の一部を担ってもらうことが可能かどうか検証する。

 市道の総延長は約四百キロ、○五年度の除排雪関連予算は業者への業務委託費を含め約四億六千万円に上り、市財政を圧迫する。市は来季以降の本格導入による経費削減効果にも期待している。

北海道新聞
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