雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(水の事故)九州各地で水の事故相次ぐ…児童ら5人死亡、1人重体

2005年07月25日 | 防災一般
夏休み最初の日曜となった24日、九州各地で水の事故が相次ぎ、福岡、大分、宮崎、鹿児島で5人が死亡、1人が意識不明の重体となった。

 24日正午ごろ、福岡県福津市の福間海水浴場で、同県宗像市田島、農業力丸正秀さん(50)が、水面にうつぶせで浮いているのを発見され、搬送先の病院で死亡した。

 県警宗像署などの調べでは死因は水死。力丸さんはこの日朝から、約30人のグループで海水浴に来ており、事故の約30分前に、1人で泳ぎに出たという。

 また、同日午後4時ごろ、大分県中津市耶馬渓町大野の津民川にある落合の滝で、同町深耶馬、県立高校1年松葉恭平君(15)が、高さ6.7メートルの岩の上から滝つぼ(水深5.7メートル)に飛び込んだ後、行方が分からなくなった。約30分後、友人らが滝底に沈んでいる松葉君を発見したが、約2時間後、搬送先の病院で死亡した。県警中津署の調べでは、松葉君は友人4人と遊んでいた。

 宮崎県北郷町郷之原の蜂(はち)の巣キャンプ場近くの川では、同日午後7時30分ごろ、宮崎市月見ヶ丘の陶芸家田中博行さん(54)が沈んでいるのを警察と消防が発見したが、すでに水死していた。

 県警日南署の調べでは、田中さんは、近所の住民40人とキャンプ場で開かれた子供陶芸教室に参加。午後3時ごろ、ウナギ取りの仕掛けのために川に入り、その後、行方不明になった。

 田中さんは、同県指定伝統工芸品の小松原焼窯主。

 鹿児島県阿久根市の阿久根大島では、同日午後1時15分ごろ、東シナ海で素潜りをしていた同市波留、左官道脇秀雄さん(55)が行方不明となった。串木野海上保安部(鹿児島県串木野市)や友人が捜索し、海中に沈んでいた道脇さんを見つけ、病院に搬送したが間もなく死亡した。

 同日午後3時40分ごろには、同県志布志町帖(ちょう)の前川(幅約20メートル、水深約2メートル)で「子どもがおぼれて見えなくなった」と住民から119番があった。大隅曽於地区消防組合の救急隊員と県警志布志署員が、近くの志布志小3年今別府雄耶君(8)と同町志布志、鈴木鳴海君(6)の2人が川底に沈んでいるのを発見。救助したが、今別府君は約1時間後に搬送先の病院で死亡、鈴木君は意識不明の重体。

読売
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