ちーママとスペクトラムな息子との日記(^-^)

絵が得意な中2の息子。参り続けてやけっぱちなちーママ。
デローザで遠くへ
行きたい(*^-^)

爪があるなんて知らなかったよ!

2019年06月11日 | 中学2年
忙しい。。。状況もジェットコースター並みに上がったり下がったり。

その中で、ここ最近いちばん驚いた事。

上手に爪を隠されていた・・・爪がある事すら想像できなかった。
そう、能ある鷹は爪を隠すっちゅうヤツ。

「へなちょこ移動支援業者」だと思っていた。失礼ながら。
息子の移動支援業者さん。
そう、息子にまかれるトロい業者さん。

息子を連れて行っているくせに、途中で帰りの切符を買っているうちに息子に先に行かれてしまい、どこに行ったらいいか分からなくなってしまうような・・・。

帰りは帰りで、トロトロしていて息子を見失い慌てふためく業者さん・・・。
これ、息子が小学生の時。

中学になってからは、朝の登校をお願いしたのですが息子と行き違いになる事多々・・・。


思い返せば、初めて我が家へいらしたときも、あまりの頼りなさにお願いするのを止めようかと思ったくらい。
移動支援の請求書も一度も貰ったことがなく、こちらが催促しているのにいつも忘れているような・・・。


なんでそんな業者さんとまたコンタクトを取ることになったかと申しますと、息子が退院して戻って来るのに学校の受け入れ体制が整わないからです。

予想以上に多くの支援を受けたい生徒が入学してきたため、息子の支援に手が回らなくなったのです。

学校も手一杯で、教育委員会もこれが精一杯というので、バイトを雇って学校で息子の支援についてもらおうとしたところ、ふと思い出したのがこのへなちょこ移動支援業者さん。
放課後デイもやっているとおっしゃっていたがネットにもあまり情報を載せてないのでどんな感じでやられているのかさっぱり見当が付かない。確か英会話教室もやっているとか、高級車BMWで軽井沢の別荘へ子ども達を遊びに連れて行っているとか、ホントかウソかわからないような話をしていたような・・・。

あまり当てにもせず、でも藁をもすがる思いで連絡を取る。
すると何とかなりそうだということで、翌日私たち両親で面会へ行く。

・・・・・・

これがフタを開けてびっくり!

なんで今までこの人に相談しなかったんだろうというくらいすごい人だった。
息子の事はずっと気にしてくださっていそうで、私たちの相談にも親身になって話に乗ってくださった。

彼は、精神医学のエキスパートだった。幼児期からお年寄りまでの脳や精神の研究をしていて、早稲田の大学院を卒業した後もハーバード大学で研究をされていた。大学で教鞭をとられていたり病院で何年も指導されていたり、臨床経験も豊富で、現場である精神病院や重度の養護施設で勉強を教えていたりスーパーバイザーもされていた。虐待児や発達障害児の研究もされていて、アメリカよりかなり遅れている発達障害児の対応を憂慮されていた。
「日本は遅れている、海外ではコンサータも〇〇ももう飲ませないし、S.S.T.ソーシャルスキルトレーニングなんかやっていない。意味がないから。
アメリカの富裕層はもう気付いていて実行している。脳にも心にもいいこと、両建てで行かないといけない。それには楽しい体験をさせること。これが一番なんです。」と。


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