カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

テレビの報道について

2017-04-30 15:29:00 | ちょっとしたつぶやき


最近のワイドショーなどを見ていると

視聴者がある方向へと意識が向くよう誘導しているように感じる。

また事件の重大性よりも、

好奇心があおられる内容のニュースが多いように思う。

例えばニュースの中心人物が、テレビ的に面白いと映ると、

やたらその人物ばかりにフォーカスがあたる。

その裏でテレビ局が「つまらない」とはじいた事件などは、

ほとんど報道されずに終わってしまう。

殺人事件にしても新聞記事の下段にチョロッと乗っている程度だ。

メディアが好んで取り上げるニュースと言えば、

・有名人の少額の詐欺・窃盗

・有名人の配偶者以外の異性との接触

・公務員など地位のある人のセクハラ疑惑

・接客業の客への非常識な対応

・大臣の不適切な発言

などなど・・・

もうね、どうでもいーわ!!って思ってしまう。

大体の人間が上記のどれか1つはやったことがあるんじゃないか?

私なんざ、接客業の非常識な対応やら不適切な発言なんか、

ほんまもう毎日やり放題だからね。

友人に対してのセクハラ発言は数えきれないわ。

他人が犯したニュース見て、

「あーダメだこりゃ」なんて、

いかりや長介バリにほざく権利なんて私にはないように思う。


その陰で殺人事件が小さな町で起こってたりするんだよ。

身元不明の遺体が発見されたりするんだよ。



ただね・・・

ごみ屋敷やご近所トラブルのニュースは

見てしまうんだよね・・・。

将来、引っ越ししたときにこんなトラブルに巻き込まれたら

どうしよう・・・って思ってしまうとね・・・。


最近は北朝鮮のニュースが多いよね。

たしかにミサイル云々は脅威だけども、

私は北朝鮮の国民の生活の方が興味ある。

何を思って、何を希望に生きているのだろうかってね。

先日、増山実「勇者たちへの伝言」を読んで、

当時(1950年代くらい?)の北朝鮮の人々の様子を知った。

もちろんフィクションなんだけど、

おそらく綿密な取材を行って描かれたと思われる。

もうそれはそれは涙なしでは読めない内容だった。

そこに住む夫婦の生きがいは

日本に住んでいたときに応援していた人々の幸せを願うことだけだった。

完全に心は現実逃避なのだ。

現実に心を寄り添うことが不可能なくらいツライ日々なのだ。

もうこの本を読みながら何度泣いたかわからない。

目と鼻がティッシュでこすれて赤くなってしまった。

それほど北朝鮮の生活はつらかったのだ。

周りに味方なんかいない。みんな信用できない。

他人を信用することは死を意味する。

朝鮮の帰還事業がこれほど恐ろしいものだったなんて・・・。

と、思わず感情的になってしまった。

でもね心底思うよ、日本人でよかったってね。


そう、世界中のニュースを見ていて本当にそう思う。

日本は平和なのだ。

上記のようなしょうもない事件を堂々と報道できるんだから!

ニュースは面白おかしく報道してもいい。

でもね、まじめなニュース番組と野次馬的なニュース番組と、

きっちり分けてほしい。

どれもこれもワイドショーになっている。

おまけに視聴者を暗に誘導している。

インタビューなんかも編集しているから、

どんな人間でも悪人に仕立てあげられる。

私の発言も編集したら、罵声と怒号とツッコミしかないよ。

絶対誤解される。

「この性悪女め!生きる価値なし!」

と全国民が決めつけてしまうね。

全く関係のない事件の犯人に仕立て上げられ死刑確定だわ。

あー恐ろしい。テレビの言うことは鵜呑みにしちゃだめ。


そんなこんなでネットやテレビには惑わされず、

真実を見極められる目を持ちたいものだ。

気をつけよう!

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