ワークステージリフトを設置してから、アライメントの測定練習と、単なる仕事スペースとしての活用以外に、リフトとしての機能はまったく使っていなかったのだけど。
かなり前から、頼まれていた、プロペラシャフトのカップリングのメンテナンス仕事のクルマが入庫してきた。
早速、ワークステージ上に鎮座していた、赤い車と、場所の交代だ。
ドライブオンリフトへの乗り入れは、非常に楽だ。
メインリフトを、上昇させ、下回り点検後、フリーホイールリフトにて、さらにアップ。
親亀の上に小亀載せてと、~~~~~
段差乗り上げの際に、マフラーを打って、そのときにペラシャフトと当たったのか、カンカンと音がしたとのことだったけど、特に気になる問題は無し。触媒部を擦った跡があるので、あの部分を突き上げると、マフラーのアライメントが変化するが、少し修正するかしなくても大丈夫かというくらい。まあ、最後に少しだけ修正するか。
このリフトは、中古だが、それゆえにオプション満載で、小亀リフト以外に、トラックなどを上げるときの為のオプションのピットリフトがついてきている。
このピットリフトが、116carのリヤサスを弄るときには重宝する。
フリーホイール状態のクルマの、リヤサスを、下から持ち上げることができるのだ。
オプションの第3リフトを安全に使用できるのが、ワークセテージシリーズの良いところだ。(今までは、下から棒で、突き上げての危険な作業をしていた)
親リフトのサイドと、前後には、合計4箇所のエアーチャックが付いているので、非常に便利。 ピットリフトはこのエアーで作動する。
オーナーからは、OIL交換でリフトアップしたときに、フロントカップリングが割れているのを見つけたとのことだったが、見事、フロントカップリングは切れていた。(ゴムが剥がれて、飛び散っていないから、まだ軽症というか早期発見状態だ。
カップリングは、フロントのみ交換要す状態。
こうして、ある程度使ったカップリングは、明らかのトルクのかかる側が縮んでいる。
前回に、ダイナミックバランスをとった錘も問題なし。
センターカップリングは、ある程度使うと、回転が止まったときの重さで芯が垂れてくるのだが、まったく問題がない状態。
状態がわかったので、とりあえず、このクルマの仕事は、またあとで。
先客さんに叱られる。