『銀杏祭』とは、I支援学校の学習発表会のことです。
例年11月末の3日間(今年は26~28日)に亘って行われます。
一昨年までは”演技する側”でしたが、昨年からは”見る側”に…。
初日は小学部の3つの劇を、二日目には小学部二つ、中学部、
高等部3年生の劇を見せていただきました。
自由に手足や体を動かすことや、話すことも難しい児童・生徒達が
多いのですが、
<少しでも自分から動けるように…>
<マイクを使って少しでも声が届くように…> と、
それぞれの児童の課題を上手く組み込んで、動きを工夫し、道具を考え、
楽しい音楽を取り入れ、衣装も凝って一つの劇を作り上げていました。
”楽しく” ”可愛く” ”一生懸命に”頑張る姿に
時々起こるハプニングにも、「ガンバレ!!」の優しい
「ぺちゃら」(文字を押して変換すると機械が喋る)という教育機器を
上手に使いこなし、台詞を話すSちゃんの嬉しそうな顔が印象的でした。
映像を上手く取り入れた劇で、子ども達の”溢れる笑顔” が大きく
スクリーンに映し出されると、「わぁっ!」という歓声が上がりました。
高3の生徒たちにとっては、最後の”銀杏祭”になります。
小学部1年生の時に担当した子ども達も何人かいて、思わず力が…。
幼かった○○ちゃんの逞しく成長した姿に胸が熱くなりました。
来年の3月には、いよいよ卒業…。これからも ってね