ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

メカジキ(カジキマグロ)とナスのパスタ シチリア風

2012-08-02 00:00:06 | 日記

シチリア帰還シリーズ(大げさ、、、)第1回目のレシピ
暑い日でもさっぱりと美味しいメカジキとナスをソースにしたパスタのご紹介

皆さんご存じでしょうか?
日本に輸入されているマグロは、インド洋とシチリア沖で水揚げされたものが多いようです。
今日は、同じシチリア沖でですくすく育ったメカジキを使用します。

上の画像は、バカンスでシチリアに行ったときの画像
切ろうかどうか迷ったのですが、全身生臭くなるのがイヤで止めておきました(笑)
ちなみに重さが70kgで、レストランの仕入れは、約10万円ということです。

カジキマグロと言った方が馴染みがありましょうか?
お魚屋さんやお寿司屋さんでは、カジキマグロの表記を多く見ますが、本当の名前はメカジキです。

おナスは、油と相性がいいので、小さめに切って塩水に晒してアクを抜いたらきっちり水切りしてサラダオイルで素揚げにしますが、食感を残すために1分くらいで十分
キッチンペーパーで余分な油を吸い取っておきます。

(画像は、塩水に晒している状態です。10分もあればOKです。)

では、いつものように材料から見て行きましょう
作りやすい分量にしたいので、2~3人分

メカジキ 250g
ナス   中くらいのものを2本
プチトマト 30コくらい(大きさで加減します))
オリーブオイル 大さじ3
ニンニク 1片
赤唐辛子 3cmくらい
ミントの葉 10枚くらい
イタリアンパセリ 大さじ1(みじん切り)
塩 少々

作り方です
おナスは、先に書いたように下処理をしておきます。

厚手のお鍋で、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの要領で、オリーブオイルにニンニクの香りと、唐辛子の辛みを乗せて行きます。
今日は、軽めに仕上がるようにしましょう。
いつも書くことですが、油の温度は高すぎないように、油が冷たいうちにニンニクを入れ、ふつふつしてきたら火を弱めて唐辛子を加えます。
ニンニクが少し色づけば、火を止めましょう。
ニンニクは、あらかじめ包丁の峰でバン!と潰しておきます。

メカジキは、皮を外して、お好みで小さな賽の目切りでもよろしいでしょうし、フードプロセッサーで挽肉状態にしてもOK
食感を楽しみたい場合は、賽の目切り、味を深くしたい場合は、フードプロセッサーと使い分けるとよろしいでしょう。
今日は、賽の目切りで行きます。

軽めのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにへたを取ったプチトマトを入れて、軽く塩を加え、火を通して行きます。

メカジキは、塩少々を降って、分量外のオリーブオイルで、さっと炒めておきます。

トマトの形がなくなれば、炒めておいたメカジキとイタリアンパセリ加えて、しっかり沸騰したら、先に用意したナスを加え2分ほど中火で煮ていきます。

トマトソースが事前に用意できている場合や市販のものをお使いの場合は、炒めたメカジキのお鍋に加えていけばOKです。
(この場合、順番は、メカジキ、トマトソース、ナスとなります)

最後に塩加減を見て、ミントの葉を手で適当な大きさにちぎって加えれば、完成


トマトの皮が気になる方は、メカジキを加える前に漉してもよろしいでしょう
(ウリちゃんは、全然気にしませんが)

ミントの香りがアクセントになった夏らしい仕上がりです。

今日用いたパスタは、デチェコのスパゲッティ、ゆで時間10分タイプのやや太め

 

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