ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/04日 面の木湿地 標高1000メートルほどの山ふところにある、静かな湿地

2017-10-07 07:07:42 | 草花
茶臼山と萩太郎山を歩いた後は、小生的には最近になってその存在を知った、面の木湿地に立ち寄ることにしました。
車に乗って茶臼山高原道路を10kmほど西進します。
秋が深まってきていますので、花についてはあまり期待をしていませんでしたが、湿地の散策そのものを楽しもうとして、のんびりと歩いていきます。

行程図 ↓




面の木ビジターセンター ↓

茶臼山高原道路沿いに「面の木ビジターセンター」があり、道路を挟んで向かい側に広い駐車場があります。



ここから下って行きます。 ↓

駐車場の南端に湿地への下り口の階段がつけられています。ここを下ります。



アケボノソウ ↓



早速アケボノソウが出て来ました。


この後は湿地内を通る道では無くて、山の稜線のような道を使って、いきなり湿地の最下端までいきます。
そこから今度は、湿地内を登り勾配で、歩いて戻って来るようにしました。


メギ ↓



湿地の最下端周辺で探しものを始めます。紅葉した一叢に近づくと、それはメギでした。
並んだ赤い実が可憐ですね。



テンナンショウ属 ↓

湿地周辺の山裾に寄り道すると、そこには実をつけた、テンナンショウ属の草が立っています。
青い実から赤い実に移って行く過程にあるようです。



トリカブト ↓



テンナンショウ属の赤い実の近くに、鮮やかな紫色の花があります。
三河ではカワチブシと呼ばれることも多いこの草に、湿地内に入ってから、たくさんの場所で見ることになります。



ウメバチソウ ↓



ウメバチソウの花については、どういう訳か、ここでは見ることを予測していなかったので、出遭うことが出来てうれしく思いました。



サワギキョウ ↓

サワギキョウの花はすでに遅くて、花がみすぼらしくなっています。



ヤマラッキョウ ↓



ヤマラッキョウは最初に見たのが蕾で、未だ花は開かないだろうと思っていましたが、その後に、一輪だけ開いた株を見つけてしまいました。



キセルアザミ ↓

湿地内にはこういうアザミも咲いていました。



〇〇ショウマ ↓

これがイヌショウマなのかサラシナショウマなのか迷いながら写真を撮りました。
ひつつひとつの花の付け根に柄がついているようですので、サラシナショウマであろうという思いが強くなっています。



もう一度アケボノソウ ↓

湿原内ではこのアケボノソウもよく見かけました。



ウバユリ ↓

ウバユリも大きな莢を見せています。



クリンソウか? ↓

この大株はクリンソウでしょうか?



ヒオウギアヤメか? ↓

この草姿はヒオウギアヤメなんでしょうか? 花の時季に確かめてみたいものです。



オタカラコウ ↓

ある一角にオタカラコウの小群生がありました。



出口の階段 ↓

湿地を大雑把に一通り見終わりましたので、ここを登って出ていきます。
コメント (6)
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