ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/25日 残暑厳しい昨日でした。

2018-08-26 09:26:53 | 草花
残暑厳しい中ですが、地元で「三河安城フェスタ」というのが開かれていました。
三河安城は小生の住む隣町なんですが、そのフェスタの催し物に孫が出るとのことで、「野次馬第一」が身上の小生は、昼日中に出かけてきました。

駅前付近の公園にステージが設けられ、そこで演奏やら芸のお披露目をやるようです。
ダンス ↓

地元のダンス愛好の方たちがパフォーマンスをしてくれました。
全員参加型ではなくて、どちらかというと模範演技的なものでした。




中学生の吹奏楽 ↓

これは人数が多くて、ステージ上に治まり切れなかったので、地べたに下りて演奏となりました。



打楽器も ↓

吹奏楽と言っても打楽器もあり、はてはドラムスまでも据えられていました。
それなりにノリノリの曲も披露してくれましたが、「アンコールは無しよ!」と初めに釘を刺されていましたので、静かに演目は終わりました。



会場を後にして、お買い物を済ませて家に着きます。



倒れた向日葵 ↓

台風20号の風で引き倒された向日葵を起こしています。この種を当てにしている野鳥(カワラヒワ)への心遣いですね。



センリョウ ↓


マンリョウ ↓

センリョウとマンリョウは青い実が準備されてきました。冬には立派に千両と万両が出来ることでしょう。



ユウスゲ ↓

午後3時を少し過ぎたあたりから、本年160輪目の花が綻びだしました。



ワレモコウ ↓

ワレモコウの花が咲き出しました。もう20年以上前に付近の川岸から持って来た株ですが、庭で育てると、背丈が大きくなりすぎます。



ツルボ ↓

ツルボが庭のあちこちで咲き始めました。



アシナガバチ ↓

家の軒端で巣を作っているアシナガバチです。
家人に実害がないのでそのままにしていますが、見るからに大きな巣になりました。
巣が空になった冬には叩き落すつもりですが、雨の後の庭ではこの小さなものも飛んでいます。
きっと次世代が育ってきたのでしょうね。
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8/18日 大栗山から夏焼城ヶ山まで (下段):夏焼城ヶ山に着き、そこから来た道を戻る。

2018-08-24 07:02:29 | 草花
台風20号が列島を我が物顔で蹂躙して行きましたが、皆様のところでは如何でしたでしょうか。
これで酷暑の夏は過ぎて行ってくれるのでしょうか。
早く気候が安定して涼しくなってくれると良いですね。今年の秋の稔りはどうなるのでしょうか。

この山行は多分に思い付きのところがあり、オオキツネノカミソリを見て帰途に付くはずのものでしたが、
思い付きで夏焼城ヶ山まで足を延ばすことになりましたので、地図を持たずに歩いて来ました。
途中で「行けども行けども・・・・・なかなか近づかない」という感じを持ちましたが、やっと目的の場所に到着する運びとなりました。

山頂の一部 ↓

夏焼城ヶ山の山頂の一部に着きました。あたりは木が刈り払われていて、明るく広い感じがあります。



クルマバハグマ ↓

花はまだですが、蕾を持ったクルマバハグマを見ます。



道標 ↓

この山頂に到る道は、今歩いて来た道以外にもあります。



車座 ↓

この丸太に座って何をするのでしょうか。付近には薪割りをして長さの揃った薪がたくさん積み並べられていますが、キャンプファイアーをした痕は見当たりません。



木曽御嶽方面か? ↓

こちらに木曽御嶽が見えるようですが、本日は残念賞です。
「夏焼城ヶ山山頂889m」と表示されています。



ヒメキンミズヒキ ↓

山頂の一角でヒメキンミズヒキを見ました。



蛇峠山 ↓

早朝に萩太郎山から見た蛇峠山は画面の最奥でまだ見えています。



山頂の建物 ↓

山頂にトタンでかこった建物があり、そこはもちろん無人ですが、3メートル四方くらいの土間の空間にはそれなりの安らぎ感もあります。
壁には毎年行われる正月登山の集合写真が、年ごとに飾ってあり、この山が全く隔絶された存在ではないことが判明しました。
小屋の外側にうずたかく積み置かれた薪はどういう用途のものかは不明なままにこの山頂を後にして、来た道を戻って行きます。



井山 ↓

来た道を戻る方角に井山が見えています。山頂の風力発電のプロペラが見えています。



ミズメ ↓

樹名板がついていましたから木の名前が判りますが、樹肌を見ただけでは覚えきれません。
小生がこの木に拘ったのは、枝を折った時にサロメチール臭を嗅げるからなんです。
その他にヨグソミネバリ(夜糞峰榛)という奇妙な別名を持ち、アズサ(梓)というどこか床しい名前も併せ持つことなどですが、これも樹名板がないことには見分けられません。



アオハダ ↓

これも樹名板で判明した木ですが、薄い外皮を剥くと、目の覚めるように美しい緑色の内皮が見えるのです。



カマツカ ↓

カマツカは里でも見かける木ですが、それだけに用途も多く、鎌の柄にも使われることからこの名前が生じたと言われますが、別名のウシコロシはこれで牛の鼻輪をを作り、牛の自由を封じたことによる命名なのでしょうか。
材質が硬く強いことから背負子(しょいこ)にも使われ、新田次郎の小説の「強力伝」では、重い荷物を運び上げる重要な道具としてこのウシコロシ製の背負子が登場していました。



ブナ ↓

この稜線歩きでもブナの木は時々出てきました。



スノキ ↓

この葉を噛むと適当に酸っぱくて、長い稜線歩きで疲れた身体には新鮮でした。



ミヤマウズラ ↓





この道を来るときに、ここならばミヤマウズラがあるに違いないと感じながら歩いていましたが、見つかりませんでした。ところが同じ道の復路ではたびたび目にします。



ツルリンドウ ↓





ツルリンドウも同じことでした。来るときには見なかった花を同じ道の帰りでは何度か見るのですから不思議です。



イワウチワ ↓

三河でイワウチワを見ることは無いと思っていましたが、途中ですれ違った夫婦に聞いてみると、確かにこの道でイワウチワの花は咲くということでした。



月ヶ平 ↓

月ヶ平まで戻ってきました。もう少しです。



札場峠 ↓

札場峠まで一旦下ってまた登りかえします。通ってきた峠路を振り返ります。



大栗山 ↓

ここまで来ると、歩き始めのオオキツネノカミソリの群生地はすぐそこになります。



ミズヒキ ↓

ミズヒキを見ましたが花の穂には花がついていません。



出発地点 ↓

この山行の始まりのオオキツネノカミソリ群生地に戻ってきました。
これからオオキツネノカミソリの咲く斜面を半周してから、車を置いたところまで下って行きます。


車に戻り、家路につきます。昨晩から続いて盛りだくさんのお出掛けスケジュールは終わります。



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8/18日 大栗山から夏焼城ヶ山まで (上段):オオキツネノカミソリを見てから足を延ばしてみる。

2018-08-23 07:02:13 | 草花
8月19日掲載記事のオオキツネノカミソリを見てから、そこからさらに足を延ばして、大栗山と夏焼城ヶ山まで足を延ばしてみることにしました。

大栗山の山頂はオオキツネノカミソリが咲く斜面のすぐ上にありましたが、夏焼城ヶ山までは随分距離があり、途中の尾根の凹凸を何度もこなしていきましたので、運動不足の状態で山に入ったこの身にとっては、往復4時間半の歩きは、随分疲れを感じたものでした。

折角歩いた道ですので、上段と下段の二つに分けてレポートを致します。
大栗山の登山道案内 ↓

オオキツネノカミソリの周遊道の途中に大栗山登山道の案内がありました。



入口 ↓

このネットの中に入って行きます。これから内側は野生の領域になります。



杉林の中 ↓

杉林の中を進みます。



すぐに大栗山の山頂 ↓

ネットの中に入って歩き始めるとすぐに「大栗山山頂」についてしまいました。稜線の鞍部のような場所に山頂表示がありますが、その付近に小高い場所もありますので、この標示は適当ではないような気がしました。


そこから夏焼城ヶ山を目指しますが、これがなかなか遠くにありました。

ミヤマママコナ ↓

この山でも季節の花が時々出てきます。



稜線の道 ↓

全行程、概ね稜線歩きとなっていますが、植林の下であったり、灌木帯であったりとはしますが植生変化の少ない道筋でした。



下り道 ↓

植生の変化は少なかったのですが、アップダウンは沢山あり、次第に疲れを蓄積して行きます。



札場(ふだば)峠 ↓

一旦峠路に出てからまた山中に入って行きます。



ツルリンドウ ↓

ツルリンドウの株を見ましたので、花を見られるかどうか期待して歩きます。



月ヶ平 ↓



月ヶ平は稜線上の方向転換地点みたいな位置づけでしたが、三等三角点があります。



シロモジ ↓

シロモジの実も見ていきます。



広い地道の林道 ↓

車が一台通れそうな広い地道をしばらく歩きます。



ミヤマママコナの群生 ↓

ここではミヤマママコナが群生しています。



か細い沢 ↓

やや判りづらい道を進み、沢を跨ぎます。復路ではここで道迷いをしてしまいました。



クリンソウ ↓

山裾の湿った平地でクリンソウが群生していました。



オタカラコウ ↓

クリンソウの隣でオタカラコウもあり、つぼみが膨らんでいます。



サンガ坂峠 ↓

アスファルトの道をしばらく歩いて、この道標からまた山の登りに取付きます。



植林帯 ↓

木の疎らな植林帯の中を進みます。



亀甲模様の石 ↓

道の真ん中に平べったい石があり、そこには亀甲模様が刻まれています。
これを亀甲石というのかどうかは知りませんが、珍しいと思いました。




ブナノキ峠 ↓

あたりに顕著なブナは無いのですが、名前だけはこうなっていました。



ウラジロノキ ↓

これの実はおいしいので、覚えておきたいと思い、葉も含めていろいろ写真に収めました。



あと200m ↓

今回はごく軽装で歩いています。雨具も懐中電灯も持たずに反則気味の支度ですので、折り返し地点が近くなり、ほっとしています。



オノオレカンバ(斧折れ樺) ↓

樹名板がついていましたので、この珍しい名前の木を知ることができました。
材質が固くて、成長も遅い木のようです。



あと100m ↓

目的地がすぐそこに迫りました。そこにはどんな眺めがあるのか?
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8/18日 面の木峠とその展望台付近を散策

2018-08-22 07:01:03 | 草花
萩太郎山のスキー場下から面の木峠まで、全長14.2kmの茶臼山高原道路は愛知県道507号茶臼山高原設楽線ということですが、かつては有料道路でしたが、全線開通より27年後の2008年からは無料で開放され、気軽に利用できるようになりました。

今はこの道を使って面の木峠を目指して走っています。

05:59分 ボタンヅル ↓

道端の金網フェンスに絡んで、ボタンヅルの花が沢山の場所で花ざかりになっています。



クサギ ↓

クサギの花も咲いていました。



06:17分 面の木峠 ↓

面の木峠に着きました。ここで標高が1000mくらいになりますが、涼しいので、山に入って展望台まで歩こうということになりました。



登山口 ↓

登山口に来て、これから広葉樹林帯に入って行きます。



樹林内 ↓

樹林内は明るい緑に包まれています。野鳥の鳴き声も聞こえています。



沢を渡るセメント橋 ↓

この橋が老朽化していて、工事が入ったと思っていましたが、小生の勘違いで、未だこのまま使っていくようです。でも、土台の沢がえぐれて来ていますので、橋の表面が波打ち、人手をかけないといけなくなっているようです。



稜線着 ↓

橋を渡ってからはしばらく等高線に沿って歩くような道でしたが、左に折れて斜面を登るとすぐに稜線に登り着きます。標高は1200m近くになっているようです。



06:34分 面の木展望台着 ↓



稜線を歩き、すぐに展望台に着きます。手摺が新しくなっていますので、入っていた工事は先ほどの橋ではなくて、こちらの工事をしていたようです。
展望台の少し上には神様が祀られていて、この場所が特別な場所であることが窺われます。

ここから山岳眺望を楽しむことにします。

奥三河の山並み ↓


カシバードで山名確認 ↓




三ツ瀬明神山 ↓


平山明神山 ↓


宇連山 ↓


眼下に津具村の集落 ↓




萩太郎山 ↓

昨晩お世話になった萩太郎山も見えています。

茶臼山 ↓

愛知県最高峰の茶臼山は木の枝に邪魔されて、撮る場所を探すのに苦労しました。



06:38分 切り上げて帰る ↓

「雲霧霞雨左衛門」のことですので、満足な眺望を得ることについては諦めが入っています。
結局、富士山も南アルプスもここからは拝むことができませんでした。 早々にこの場所を辞去します。



ミヤマママコナ ↓

来るときに気づかなかった花を見つけました。



06:55分 出口 ↓

小鳥の鳴き声を聞きながら元の場所に戻ってきました。

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8/17・18日 萩太郎山で”星見”。翌朝は”山見”

2018-08-21 06:56:58 | 草花
8月17日の朝は、秋のような清々しい空が広がり、この時思わず、「これはしまったな(慨嘆)。 山に入っておけば良かったのに・・・・」と思いましたが、翌日も良い天気だというので、その日の晩に家を出て三河の奥地に出かけました。

8/17日の20時頃に家を出て、愛知県では二番目に高い標高を持つ萩太郎山を目指します。
豊田市稲武を過ぎて、道が山に差し掛かると、午後9時過ぎだというのに何台もの車が山から下りてきて、すれ違います。
萩太郎山の山頂下の駐車場でも、午後10時を過ぎても車が何台もありますので、そのうちの一台に聞いてみると、火星が近づいているので、それを見に来ているということでした。

小生はそんな彼らと別れて、一人でヘッドライトを灯して萩太郎山の山頂に登って行きます。
道の途中で”金色にらんらんと光るもの”が幾つもありましたので、立ち止まって様子を見ると、その物体は林の茂みに入って行きました。7-8頭ほどの鹿の群れだったようです。

萩太郎山の山頂には二階建ての展望建物があり、その屋上は展望台になっています。
その晩はその二階(無人)に泊まることにしています。
寝袋を敷いて、蚊取り線香を焚き、寝る準備をしてから屋上に出て星空を眺めると、まさしく「満天の星空」であり、見える星の数が多すぎて星座が同定できなくなりました。
天の川・北極星・カシオペア・北斗七星までは判るのですが、肝心の夏の大三角形がどれだか判らなくなるほどの”金銀砂子”でした。

二階に下りて、寝袋に収まりましたが、午前零時を過ぎたころから気温が下がり、寒くなりました。
恐らく10-15℃くらいに下がっていたのではないでしょうか。
長袖・長ズボン・靴下・上着を着ても未だ寒さを感じるほどでした。

飯田市方面 ↓

屋上から遠くに明かりが見えます。おそらく飯田市方面かと思います。



火星(手ブレ) ↓

火星は平地で見るよりも明るく大きく見えていたように思います。
流れ星が長く大きく線を描きました。まるで音を伴っているかと思えるような動きでした。
星座の同定が困難でしたので、諦めて、二階に下りて建物の中に入ります。



夜半過ぎから気温が下がり、寒くて熟睡できませんでした。


翌日は午前4時半に起きて、日の出までに朝食をとり、片付けや支度を整えます。


05:05分 仙丈ヶ岳 ↓

南ア北部の仙丈岳がシルエット気味に見えています。
今回は東の空を見る位置ですので、押しなべて山岳景観はシルエットになります。



05:06分 北岳と間ノ岳 ↓

カシバードによる描画 ↓




05:06分 荒川・赤石・聖岳 ↓

カシバードによる描画 ↓

山頂付近の木立の中で、鹿が大声で盛んに警戒音を発しています。



05:11分日の出直前 ↓

この空では日輪がはっきりとは見えないようです。
この場を離れて、もう少し時間が経てば向上するかもしれないと勝手に思って、山から下ることにします。



05:13分 展望台を後にする ↓

未だ夜明前ですが、山頂の展望に見切りをつけて山を下り始めます。



スキーゲレンデ ↓

ゲレンデ内の通路を下って行きます。



茶臼山 ↓

愛知県で一番高い茶臼山に向けて下って行きます。



05:25分 日輪 ↓

下る途中で、日輪が見えるのですが、やはり、ちゃんとした日の出ではありませんでした。

下り切ったところに車が置いてあります。 

車に乗って長野県側の展望個所に移動します。


05:38分 蛇峠山 ↓

この山の左側にあるはずの、大川入山と恵那山は見えませんでした。



05:39分 塩見岳 ↓

萩太郎山の時は雲の中にあった塩見岳が、時間が経って見えてきています。
それ以上眺望は良くなりそうもないので、ここで折り返すことにします。



トリカブト ↓

道端で花を見つけました。



ウバユリ ↓

これも車道脇で見ました、一旦通り過ぎましたが、これがラストチャンスかもしれないと思い、引き返して撮りましたが、それが”正解”で、これ以後は見ませんでした。



高原道路を昨晩走ってきたように戻ります。
途中の展望個所に立ち寄り、奥三河の山並みを眺めます。

05:56分 三ツ瀬明神山 ↓


05:56分 宇連山 ↓


05:56分 平山明神山 ↓


05:56分 大鈴山 ↓

この展望個所の眺望も大分、木々に邪魔されるようになってしまいました。
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