ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/8日 三ツ瀬明神山 その2:西峰で身体の冷却タイムをとり、山頂に向かう。

2017-07-15 07:02:33 | 草花
この山行の歩き出しの時間は午前6時45分でした。
途中の道で日差しが強くなってくると、汗をだいぶかいて、身体はオーバーヒート気味となり、クールダウンを要求してきます。
そこで、西峰についたらそこでひと休みすることにしました。

日陰のコンクリートの上に身を横たえると、ヒンヤリとして、その心地よさと言ったらたとえようがありません。
一度起き上がって、コンクリートを眺めると、人型に濡れています。

名残惜しくて、場所を変えてもう一度横になって怠惰な時間を過ごしていきます。
クワガタムシ ↓

足元にクワガタムシがいました。かなり大きな成虫でしたが、それほど立派な大顎でもありません。



愛知・静岡県境の山 ↓

南の方角に弓張山系の山並みが見えています。稜線は愛知県と静岡県の県境でもあります。



ユズリハ ↓

奥三河の岩山ではよく、ユズリハを見かけます。



シキミ ↓

葉の新しくてつやつやしたものを見ました。



キッコウハグマ ↓

晩秋に花を見せてくれる種類ですが、ここのものは閉鎖花が多いですね。



ツルリンドウ ↓

この株は花を咲かせられるかどうか。何となく頼りない姿に感じました。


ホソバシャクナゲ ↓

この小さいシャクナゲはまだ当分の間、花をつけられそうにありませんね。



岩を巻いて ↓

岩の切り立った尾根歩きが終わり、山肌の斜面を歩くようになっても、岩の露出したところを巻いたり、越えたりして、高度を上げ続けます。



西峰の建物 ↓

やがて木々の向こうに西峰の建物が透けて見えて来ます。ここも三ツ瀬明神山の一つの山頂であり、標高は990メートルくらいあって、最高地点の頂上までは直線距離にすると400メートルほどの距離にあります。この建物は後述の大アンテナのためのものです。



茶臼山と萩太郎山 ↓


天狗棚 ↓


西峰からは冬晴れの時には南アルプスや恵那山が見えますが、この日はとてもそんな空ではありませんでした。わずかに北方面の近場が見える程度です。



ヒヨドリバナ ↓

建物の前にヒヨドリバナが群生していて、大型の蜂が姿を見せていました。



桐の実 ↓

桐の木には若い実がついています。

ここで日陰のコンクリートにあおむけに寝そべりました。ひんやりしたところが実に心地よく感じました。



アンテナ ↓

しばらく空を眺めています。こ゚のアンテナはかなりの大きさで遠くからも良く目立ち、この山の目印になります。
空を見ていると、視野の中を、ひっきりなしに燕が飛び交います。標高1000mのところを飛ぶツバメは普通の燕なんでしょうか。それともアマツバメなのか。
最寄りの集落は2km離れていて、高度差は600m近くあるのです。



イワカガミ ↓

(これはヒメイワカガミかもしれません。)西峰から山頂を目指して稜線を歩きます。
一旦鞍部まで下って行きます。



リンドウ ↓

途中で浜松から来たという男性とすれ違いプチ会話を交わします。足元にリンドうがありました。



コアジサイ ↓

もう花が終わっています。



鞍部 ↓

西峰と目指す山頂の鞍部に来ました。ここに別ルートからの登山道も合流しています。



最後の斜面 ↓

山頂を前にした斜面はかなりの勾配です。



ヒメシャラ ↓

山頂のほんの少し手前で、ヒメシャラのきれいな樹幹が何本か立っていました。
花が落ちていないか、その下に行って見ましたが、枯れて褐変した花が一つだけ見つかりましたが、純白のものとはあまりにも変わり果てているので、写真撮影は断念しました。
コメント (4)
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