好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



今週はずっと帰りが遅くて、あまりゆっくりBlogもかけませんでした。(先日の 『真珠の耳飾の少女』 の記事はだいぶ前に書きかけていたもの。丁度よいので少し加えてのせました。) 以前の職場の知り合いにたまたま会った時、 「新しいところでもやっぱり遅いんだー」 と言われてしまいました。(← 立場ナシ) なのでやっと週末!! という気持ちです。嬉しいです。

今日はあまり天気が良くないと分かっていたので、少しゆっくり起きてオットといつもの週末散歩に行ってきました。昨日の夜は結構雨が降ったらしく公園はぐちゃぐちゃ。なので人も少なかったです。今週は雨と風が強い日が多かったので、先日 「近所の公園のネジキ - Part3」 の記事に載せたネジキの花もだいぶ痛んでしまったみたい。ツバキの枝も沢山落ちていました。



公園には少し前からこのグンバイナズナが沢山咲いています。一見ナズナ? と思うのですが、よく見ると花の付き方が全然違って放射上についています。(下の写真参照) そして名前の由来となっている果実もナズナと違います。ナズナは別名 「ぺんぺん草」。その果実が三味線の撥(ばち)によく似ていて、三味線を弾く擬音語が ”ペンペン” であることからつけられています。でもマメグンバイナズナの果実はまるっこくて、相撲の行司が持つ軍配に似ている事から付けられた名前だそうです。元々もっと軍配っぽい? 果実をつける 「グンバイナズナ」 というのがもあります。

”ナズナ” の名前は付いているもののナズナとは別属で、分類学的類縁性もないそうです。そしてナズナは在来種ですが、グンバイナズナは北アメリカ原産の帰化植物です。放射状に広がっている姿はちょっとユーモラスで、それがゆらゆらと風にふかれている姿は日本らしい風景なのですが、これも帰化植物なのですね。



ナズナといえば子供の頃、毎日のように遊びに行っていた原っぱには、広い広い場所にナズナが沢山咲いていました。犬と一緒にそこで寝ころがるのが好きでした。周りをぐるっとナズナに囲まれて不思議な気持ちになりました。ナズナの小さな果実がくすぐったかった思い出があります。

マメグンバイナズナ (植物雑学事典)


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だいぶ (かなり) 前の話なのですが、東京で開催されていたフェルメール展にオットと行きました。その時に会社の同僚にお土産を買って帰った事がありました。(「国立新美術館」の記事に書いたミュージアムショップのグッズです) すると、彼女が 「フェルメールが好きならば」 と、『真珠の耳飾の少女』 のDVDを貸してくれました。私は映画が話題になったことは知っていたのですが、観た事はありませんでした。(我が家は今時珍しいくらい殆んど映画館に行かないのです。素晴らしい映画が沢山ある、という事は分かるのですが... わざわざ映画館に行くという事は殆んありません。)フェルメールを観た直後だった事や、実際にこの 、『真珠の耳飾の少女』 の絵を大阪市立美術館で観た事もあって、この映画は楽しめました。



映画はアメリカの作家トレイシー・シュヴァリエが書いた小説が原作となっています。
フェルメールが描いた他の人物画は、室内の様子や色々な小道具が使われていて、物語性や教訓性が強いものが多いです。でもこの 『真珠の耳飾の少女』 の絵は、明らかに他と異っていて暗い無地の背景のみ。そこに振り向きざまの少女の上半身だけが描かれています。伝統的な肖像画ともかなり異なっていて、この独特の謎めいた雰囲気が更に絵の人気を高める要因の1つとなっていますよね。
モデルとなった少女については様々な説があり、フェルメールの娘という説もあります。でも映画では家庭の事情でフェルメールの家の召使となった少女、という設定になっていました。彼女は賢く芯の強い女性で、優れた色彩感覚を持っている。そんな彼女がフェルメールの絵に出合って強い衝撃を受ける。そしてフェルメール自身も彼女の才能に気付き、彼女に絵の事を語ります。やがて絵の具の調合まで任せるようになります。フェルメールが愛した 「フェルメール ブルー」 が出てくるあたりは、絵を好きな人ならばつい入り込んでしまいます。2人はそのうち強く惹かれあうようになります。でも決しても許されるはずの無い関係。派手なシーンは全くありませんが、抑えた色気というか、映像の美しさ、音楽の素晴らしさと相まって、何ともたおやかな雰囲気がある映画でした。
とにかく映像がとても美しい。光と陰のバランスがまるで絵画のようでした。そして全体を通して同じトーンで流れる音楽も良かった。台詞が少ないのでストーリーがわかりずらい部分もありますが、それが逆にこの映画により一層絵画的な雰囲気を加えていると思いました。

映画をあまり観ない我が家は、絵画がテーマになっている作品は初めて観ました。(他にもゴッホやモディリアーニ等、色々あるようですね) まるで絵を楽しむように映画を楽しむ... それを経験出来たのは良かったです。(でもフェルメールの役の人がハンサムすぎたなあ。もうすこしもっさりとした芸術家風の人を想像していたので)

フェルメールの世界にどっぷり浸りたい時にはおすすめです。もう1度あの絵を観てみたい、と思ってしまいました。

映画公式サイト Amazonの紹介
ヨハネス フェルメール フェルメールの作品 真珠の耳飾りの少女 (Wikipedia)

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このBlogは半径数Kmの話題ばかりなので少しは地域の事も書かないと... と思って、先日は明石城を載せました。今回は須磨寺です。

須磨寺は、886年に光孝天皇の勅願寺として聞鏡上人により創建されました。源平合戦ゆかりの寺として知られていて、境内には平敦盛の首塚があります。平敦盛は一ノ谷の戦いで16歳で熊谷次郎直実に討たれました。横笛の名手として、そして美青年として有名ですよね。宝物殿もあって、木造十一面観音立像など、国指定重要文化財も幾つか所蔵しています。



歴史あるお寺らしく建物も立派でした。(上は書院の一部。細工が美しかったです) でもよく見ると結構ヘンなものが.... 見ザル、言わザル、聞かザル、怒らザル、見てごザルの 「五猿」 (「見てごザル」 はかなり無理がある)、ミーシャぐま等など。公式ページには 「おもろいもの」 として堂々と紹介されています。さすがそのへんが関西だなあ... なんて思ってしまった ^。^;



「おもろいもの」 にあまり興味がない我が家は、境内にある立派な木ばかり気になっていました。大きく立派なクスノキが沢山あって、見ていると圧倒されます。この木だけ見に来てもいいなあ、って思う位でした。(歴史あるお寺に対して失礼かも)

(道路を持ち上げている...)


今はやや観光地っぽさが目立つ須磨寺ですが、落ち着いた風情も残していて周辺を散策するのも面白いと思います。山本周五郎の文壇デビュー作となった 『須磨寺附近』 の舞台にもなっているんですよ。(山本周五郎はオットが好きな作家の1人です。)

公式サイト 須磨寺 (Wikipedia)
山本周五郎 (Wikipedia)


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昨日の土曜は夜にかけてかなりの量の雨が降りました。ベランダの排水溝がごぼごぼ音を立てていて、オットと 「これだけ降れば公園の池の水も増えるね」 と話していました。今朝起きたら雨はあがっていたので、いつもの週末散歩に行ってきました。でも散歩の途中で何度か雨が降ったりやんだり。やっと日が出てきたのは夕方位かなあ。結局この週末は布団を干せませんでした。明日の天気は快晴らしく、こういう時は平日家に居たいなあ、なんて思います。

今日の公園はかなりぐちゃぐちゃでしたが、我が家は山靴を履いているので平気です。そんな散歩の中、この小さなピンクの花が沢山咲いていました。1つ1つはとても小さいけれど、よく見ると可愛らしい綺麗な花です。帰ってからオットが調べたところによると 「マンテマ」 という名前のようです。



マンテマはヨーロッパ原産の帰化植物。150年ほど前に観賞用に日本に入ってきたそうです。「マンテマ」 とう名前は、日本に渡来した当時の呼び名 「マンテマン」から変化したものだそうです。(でも 「マンテマン」って...何? ← 意味不明)
このマンテマはナデシコ科だそうで、確かにちょっとナデシコに似ているような気がします。控えめで可憐な感じが美しいですよね。

(こんな感じでぎっしり咲いていました。)


話は飛ぶのですが、ナデシコといえば... ツマは幼稚園の最初の年は 「なでしこ組」 でした。オットにその事を話したら 「きっと先生は ”これは間違った!!” って思ったはず。」 と散々な言いよう。で、次の年は 「ひまわり組」 だったと、話したら 「やっぱり!」 と、とても嬉しそうでした。

マンテマ (植物雑学事典)


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今週は2人共帰りが遅かったし、明日はきっと雨だから少しのんびり起きよう、と昨日オットと話していました。
7時過ぎに起きたら雨は降っていませんでした。いつもの週末散歩に出かけたのですが、風が無くて意外と暑く感じました。帰って来てしばらく経った頃に雨が降り始めました。犬の散歩の人がいつもより多かったのはそのせいかな。

オットと 「そろそろネジキの花が咲いているよね」 と話していたら見つけました。
ネジキの事は新芽の話題で、Part1Part2 の記事に書きました。新芽も可愛いですがこの花がまた可愛らしい。スズランをちょっと細めにした感じの小さな花が、たくさん下向きに付いています。



このネジキ、樹皮がねじれている以外は (そこから名前が付きました) これといった特徴の無い、どこにでもある木です。同じうつむいて咲く白い花では、少し前に書いた 「エゴノキ」 がありますが、エゴノキに比べるとネジキの花は少し地味であまり目立ちません。それに葉の陰になってしまい、見つけずらいです。でも控えめに咲くこの花はとても美しいです。ねじれた木があったらちょっと気に留めておくと、初夏にこの美しい花を楽しめるかもしれません。

ネジキ (植物雑学事典)


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このところ、ちょっとバタバタしている我が家です。
オットは仕事が詰まってきたらしく、いつもよりも帰りが遅いです。ツマは新しい仕事を始めて一ヶ月が経ちましたが (でも途中に大型連休を挟んだから、すっかりリアタマはリセットされた) 今までと少し質が違う仕事で、1日が経つのがとても早く感じます。あーもう木曜ですね。

でも今日は2人共少し早く帰れたので、少しはのんびり出来ました。そして久しぶりに食後に甘いものと食後酒を楽しむ事が出来ました。



これは 以前の記事 にも書いたルイ・ジャドのマール。
マールはワインを絞った残りを原料にして発酵させ、更に蒸留したお酒です。このジャドのマールは、以前も書きましたが甘いもの、特に香ばしい甘さによくあいます。今回は、「サブレ フロマージュ」 など、何度かこのBlogに登場している 「ブーランジェリー・ブルディガラ 大阪」 のフロランタンとあわせてみました。このマールは特にこういったキャラメル系のものとよく合うような気がします。

甘いものとお酒の組み合わせは、体の疲れをじんわり外に出してくれるような、そして凝り固まった心をゆっくりほぐしてくれるような効果があるような気がします。オットと2人でのんびり話しながらのこんな時間。大切にしたいです。(でもダイエットにはよくないんですよ。念のため。)

マールの参考リンク BOURANGERIE BURDIGALA大阪


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我が家で長く使っている青磁の角皿です。水野克俊さんの手によるものです。
水野さんは、九谷青窯で修行をされて青白磁の器を作っている方です。

水野さんの器は、以前 「深めの皿」 の記事でも書きました。この時のお皿もそうですが、水野さんの作る器は程よくしっかりとしていて普段使いに適しています。特にこのお皿は良く使っていて、一週間の半分以上は我が家の食卓に登場しているかも。ちょこっと何かを盛るのにもよし。あと取り皿としても使いやすいです。手で持って使うのにはちょっと大きめなのですが、特に洋風の料理の時、おかずを何種類か取っておいたり、パンを置いたりするのには便利。なので来客用に数を揃えています。少人数のワイン会の時にはこのお皿が登場する事もあります。



以前も書きましたが我が家はかなりの青磁・白磁好き。これはオットの影響が大きいです。薄くて軽い, 料理を盛った時に映えるシンプルさ、といった点もさることながら、陶器に比べると薄い割にしっかりとしているし、油染み等の心配もありません。手入れが簡単で使いやすい。相変わらずドタバタとした毎日を送る我が家にはぴったりかもしれません。それに我が家の食卓はデンマーク製のチークなので、あまり和風すぎる器は合わないのです。その点 青磁や白磁はニュートラルなので洋のテーブルにも比較的あわせやすい。でもシンプルだけでない、和の器ならではの独特のニュアンスがあると思います。器のお店のサイトには 「白磁の白は雲の色、青磁の青は空の色」 といった事が書かれていました。確かに日本の器には日本人が感じる自然の中にある美しい色が写し取られているような気がします。特に工芸品のような美しい青磁は、深い湖のような神秘的な美しさがありますよね。以前記事にも書いた 「大阪市立東洋陶磁美術館」 に行くと時間を忘れて見入ってしまいます。

我が家はそんな工芸品には遥か遠いですが、ドタバタと忙しい毎日の中に潤いを与えてくれる、美しさと実用性を兼ね備えた器です。

作家の紹介 (暮らしのうつわ 花田) ようびの白 (工芸店 ようび)


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今朝も朝から太陽の光が強く気温が高くなりそうですね。
暑くなるのが分かっていたので、今朝も早めに起きて6時位にオットと一緒にいつもの週末散歩に行ってきました。空気はひんやりしていましたが、日差しが強い... 徐々にもう少し早く起きるようにしていかないと、夏の散歩はとってもムリですね。

今日はいつも行く公園の林の中にこのガンピの花がひっそり咲いていました。
クリーム色の小さな花は地味だけれど美しいです。



ガンピはミツマタ、コウゾとともに和紙の原材料として使われています。別名は 「カミノキ」。ガンピから作った紙は雁皮紙と言われ、光沢があり丈夫で虫の害にも強いので古来から貴重な文書や金札に用いられたそうです。雁皮は栽培が困難なため野生の雁皮に頼るほかなく、また加工にも手間がかかるため、手漉きのものは「幻の紙」と言われ貴重なものとなっているそうです。

以前 「ヒメコウゾ」 を記事したのですが、このガンピも同じ公園にあります。公園から少し先に古いお寺があるのですが、もしかしたら昔はお寺さんでこのガンピとコウゾで和紙を作ったのかなあ... なんて想像するのも楽しいです。

ガンピ (植物雑学事典)
和紙 -その多種多様な世界- 日本橋 「はいばら」 の 雁皮紙の紹介


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今週後半は晴れて気温が高かった神戸です。
昨日の金曜日はいつものように英会話で帰りは21時過ぎでした。オットとてくてくと歩きながら 「この時間でもあまり空気が冷たくないね」 と話していました。明日は暑くなるだろうから早めに起きよう と話していて、今朝は6時前に起床。オットといつもの週末散歩に行ってきました。

公園ではこの季節、クスノキやスダジイ等 どちらかというと地味な花が色々咲いています。その中でこのイタチハギはとっても目立っていました。最初見つけた時、オットと 「何これ?」 と話していましたが、名前が分かって妙に納得してしまいました。何というか... 妙に植物っぽくないというか... 変わっていますよね。



このイタチハギは北米・メキシコ原産で、大正時代に渡来し山林の砂防、護岸用に植えられましたが今では各地で野生化しているそうです。花の色は暗紫色ですが遠目にはほぼ真っ黒。なので 「クロバナエンジュ」 の別名もあるそうです。「イタチハギ」 という名前と言いこの外見といい、やっぱり妙に怪しいです ^。^;

先日の 「近所の公園のヤナギ(の仲間)」 の記事に書いた花もそうですが、美しい花だけでなくて色々な花の形があるんだなあ、と思いました。

イタチハギ (植物雑学事典)


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今日の関西は殆んど全てが1日中晴れマーク。通勤の時の太陽がまぶしかったです。先週末はお天気が悪かったので、今日は布団を干したかったなあ。こういう日は会社に行く気持ちがちょと弱くなります。昨日も晴れましたが、ここまですっきりした青空は久しぶりかも。ここ最近涼しかった関西ですが、また暑さが戻ってきそうですね。

少し前の話題になってしまうのですが 暑かったGW中、いつものようにオットの父が作っている野菜を届けてもらってまとめて調理をしました。でも台所で長い時間料理をしていると、段々暑さを実感する季節になってきました。その週は大きな大根を頂いたので、以前オットが 「大根のポタージュ」 の記事に書いたポタージュを作ろう、という事になったのですが、オットが思いついてカレー風味にしてくれました。ちょっとピリ辛でその時の乾燥した暑い日にはぴったりなスープとなりました。
そしてもう1つ作ったのがこの小松菜の辛味炒めです。



茹でた小松菜をざくざく切ってさっと炒めるだけなのですが、これが美味しいんですよね。小松菜は油との相性がいいので、油を少し多めにしてさっと炒めるとシャキシャキのまま色よく仕上がります。そしてちょっと辛めも小松菜の風味と良くあうような気がします。辛味を付ける材料はその時々色々試していますが、最近我が家がはまっているのが下の写真の 「ドゥーヤ」。豚肉と唐辛子を、ひまわり油に漬け込んだカラブリア州の特産です。これが辛いのですが、辛いだけでは無くて旨みがあって香りが良くて美味しい。またいつか紹介したいと思います。



これはやっぱりビールでしょ。ぴりりと辛い小松菜はビールにぴったり。美味しかったです。窓をあけると気持ちよい風が入ってきて、窓から見えるケヤキを眺めながら、いい気分になりました。

商品の紹介 (アール・バレンティーノ)


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少し前ですが、明石城に行ってきました。
オットは何度か来たことがあるそうですが、ツマは初めて。せっかく素晴らしいものがある兵庫の地に住んでいるのだから、もう少し色々行かないとなあ...と思いつつ。(このBlogも半径数Kmの範囲の話題ばかりだし ^。^;)

明石城は JR明石駅の北側にあります。
1617年(元和3年)信州松本から小笠原忠真(初名忠政)が明石に派遣され築城しました。本丸に天守閣は作られなかったものの、穴太積みといわれる技法を使った石垣は 「扇の勾配」 と言われ、美しい反りを持っているのが特徴です。2つのやぐら (巽櫓(たつみやぐら、南東側)、坤櫓(ひつじさるやぐら、南西側)) は現存していて、国の重要文化財に指定されています。



毎週土日には月替わりで坤櫓、巽櫓の1階内部を公開しています。行った日は丁度内部を見ることが出来ました。中は狭いですが しっかりとした太い柱があって立派な作り。阪神大震災で大きな被害を受けた時、石垣は崩れましたが、この2つの櫓は壊れることなく存続したそうです。



中堀の内側は兵庫県立明石公園として整備され、「日本さくら名所100選」 に指定されているそうです。オットいわく、桜の季節は沢山の人が訪れるとか。駅からすぐ近くにありながら広大な土地は自然が一杯。オットとてくてく歩いてみましたが、結構運動になりました。やぐらがある高台からは明石海峡大橋が見えて、気持ち良かったです。散歩がてら、兵庫らしい風景を楽しみたい時にはいいかもしれませんね。

明石城 (Wikipedia)


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今朝も起きたらまだ雨が降っていましたが、いつもの週末散歩にオットと行ってきました。帰る頃は雨もやんで、昼過ぎから少し日もさしてきました。でも風は強くて冷たい1日でした。まるで季節が1ヶ月位戻ったみたい。皆さんも体調など崩されないよう、お気をつけ下さい。

今日の散歩で何気に足元の植物を見ていたら、ころんと丸くて黄色いものが集まっていました。花びらが散ってしまって中心だけ残ったもの。これは横から撮ったのでまだ花びらが見えますが、上から見るとまるで黄色いぼんぼりが集まっているようで、よく見ると結構面白いです。
ただキク科かなあ...? という程度で一体何の植物なのか全然分からない。ヒメジョオンは花びらがもっと細いので違うし。検索してみると、カモミールに似ているような。もしかしてどこかの家のカモミールが野生化したもの??



カモミールに似たものに 「イヌカミツレ」 というのもあるので、もしかしてそれかな?
「イヌ」 は 「役に立たない」 という意味で、カモミールのように良い香りがしないからこの名前が付けられそうです。(今回調べて知ったのですが、他にも「否」(「違う」という意味)もあるそうです。)

この 「イヌ系」 (と勝手に言っている) 結構あるんですよ。以前記事に書いた 「イヌホオズキ」「イヌタデ」 の他にも、イヌアカシア、イヌエンジュ、イヌウド、イヌガヤ、イヌガラシ、イヌガンソク、イヌクグ、イヌグス、イヌコリヤナギ、イヌザクラ、イヌサフラン、イニザンショウ、イヌビエ、イヌビワ、イヌブナ、イヌマキ、イヌワラビ... (書ききれない。100種類以上あるそうです。)

(こちらは散歩の途中で見かけた本物(?)。じっとこっちを見てました。←私達怪しい?)


植物苑にも犬さんがいるかな? (「くらしの植物苑だより」 国立歴史民族博物館)


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今日の神戸は久しぶりの雨が降りました。
我が家の場合は雨でもいつもの週末散歩に出かけます。今朝も起きてからオットと一緒に行って見ました。

こちらは以前の記事 に書いたエゴノキ。これで3回目なのですが、うつむいて咲くこの可憐な白い花がとても好きなのでまた載せちゃいました。私はやっぱり白い花にとことん弱いようです。以前の記事に書きましたが、エゴノキは実の皮が有毒で、食べたときにのどを刺激して "エグイ(ひどい)" 味がすることからこの名になったそうです。



公園は静かで空気がしっとりしていて気持ちよかったです。雨だと布団が干せないしシーツも乾かない。週末しかまとめて家事が出来ないのでちょっと面倒だけれど、このところずーっと乾燥して空気はカラカラ、草木もぐったりと辛そうでした。なので雨が降ってよかったなあと思います。



こちらは先週撮ったつぼみの状態。ふわっと開いた花も綺麗だけれど、私はこのつぼみもいいなあって思います。

エゴノキ (植物雑学事典)

(おまけ)
公園の裏手の道路にサワガニ? が歩いていました。小さい溝があるのですが、そこにいるのかな。道路を横断していて、ちょうど車が来てひやっとしました。傘を広げてすくって溝の方に戻しました。達者で暮らせよ~



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今まで何度かこのBlogに書いている神戸市立森林植物園。
地味だけれど広々としていて 自然が一杯。我が家が神戸で大好きな場所の1つです。せめて1ヶ月に1回位は行きたいなあ、と思いつつ... 前回の記事 を書いたのは11月ですね。大型連休最終日、久しぶりにオットと行ってきました。
(折角買った新しいカメラは充電するのを忘れていたのですよ。とほほ。なので写真は以前から持っているカメラのものです。)

以前の記事にも書いたのですが、我が家の森林植物園までのルートと言えば、新神戸の駅からの徒歩です。車やバスで行く人の方が多いと思うのですが、植物園までの道は景色も良いし緑が多くてとても気持ちがいいです。約2時間弱。山歩きに慣れていないツマでも楽しむ事が出来る位のコースです。

(途中にあったカエデ。グラデーションが綺麗でした)


森林植物園のこの季節の見ごろはシャクナゲです。もうすぐ終わりになってしまうのですが、ぎりぎり間に合いました。あとオオデマリが見事に咲いていました。
オオデマリ=大手毬。その名のとおり まるくてふんわりと花が集まっている様子は美しい。一見するとアジサイみたいですよね。コデマリという、こちらもころんと丸く集まっている花がありますが、コデマリはバラ科で、オオデマリはスイカズラ科 です。



歩いた後は ご飯が美味しいですよね。
我が家の場合はご飯もですが、それと同じ位 おやつは欠かせません。少し前、新神戸の駅がリニューアルされて 「おみやげ楽市」 が出来たので、そこでお弁当やお菓子を買ってから歩く、というのが最近の我が家のパターンです。今回は 「姫路菓子博 2008」 の記事に書いた姫路の代表的なお菓子 「玉椿」 にしました。我が家の冷蔵庫にある 水出し緑茶と一緒に頂きました。お茶は一保堂茶舗のもの。とろりとした甘みがある美味しいお茶を飲むとほっとします。アウトドアだけれどちょっと贅沢な気分でした。



神戸市立森林植物園
新神戸駅の紹介 (旅に行き隊!) 伊勢屋本店(玉椿) (Wikipedia)


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連休最終日ですね。
今日の神戸は雲1つ無い晴天。我が家はちょっと早起きして近場に歩きに行って来ました。お風呂も入って今はちょっと休憩モードです。割としっかり歩いたので この後のご飯が楽しみです。(で、また飲みすぎるかも)

昨日は明石まで出かけたので、その後に大丸神戸で開催されている 「2008 洋菓子フェスタ in Kobe」 に行って来ました。(イベントは残念ながら今日までなのですが、我が家の記録として残しておきます。興味を持たれた方は ぜひ来年を楽しみにして下さいね。) 実は情報に疎い我が家は、今までこのイベントの事を知りませんでした。でもこのBlogを書いている goo にリンクがあったのですよね。神戸新聞と協賛してBlogサイトを立ち上げていました。

今更言うまでもなく、オット/ツマ共に甘いもの好きの我が家。いつものように買いすぎました。(先日の記事 に書いた菓子博のお菓子がまだ沢山あるのに...)



我が家が気に入ったのは 「マーク・グレイス マカロンショップ」 と 「ジェラール・ミュロ芦屋店」。マーク・グレイス マカロンショップは、東京・赤坂のピエール・エルメのシェフパティシエを勤めたマーク・グレイス氏のお店。氏は今後独立して神戸でパティスリーをオープン予定だそうです。今まで食べたマカロンとはちょっと違う食感で、外側もやわらかめ。中もしっとりしていました。

ジェラール・ミュロはショーケースを見た時から 「あ、いいな」 って思っていました。どれも丁寧で凝った作りで美しい。丁寧に作られたお菓子は外見も美しく、中身も美味しいと思います。こちらのお菓子も上品な甘さ。工夫を凝らした味で美味しかったです。調べたらパリに本店があって東京にもお店があるのですね。

神戸・阪神間は 「洋菓子の街」 として名高く、老舗や人気のパティスリー沢山揃っています。このイベントはこれらのお店が一堂に会し、スイーツ販売だけでなく、パティシエが競作する工芸菓子の展示、ケーキ教室も開催されるイベントです。毎年この季節に開催されるようなので、よかったらまた来年 ぜひ神戸まで足を運んでみて下さい。


2008 洋菓子フェスタ in Kobe
(神戸新聞×goo)
マーク・グレイス マカロンショップ ジェラール・ミュロ芦屋店 (goo)
神戸洋菓子職人 (神戸・阪神間のお店が紹介されています)


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