今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

相棒season8下 脚本・輿水泰弘ほか/ノベライズ・碇 卯人 2012年1月30日 朝日新聞出版

2016-07-24 09:07:47 | 相棒
ラーメン店でのささやかな昼食が一転、伊丹憲一が事件のターゲットとなる「狙われた刑事」、老人と少女の交流が涙を誘う「右京、風邪をひく」など7篇。最終話「神の憂鬱」では神戸尊が特命係に送られた理由がついに明らかにされる! 伊藤理佐の巻末漫画も必読。
《連続ドラマ第8シーズンの第13話~第19話を収録》
裏表紙より。
昨日から祭りの音がうるさくて、相棒祭りが途中だったことを思い出しだぞ!




第十三話「マジック」

「宮部さんから今日はおふたりでマジックショーに行くとお聞きしていたので、もしかしたらと思って・・・・・・しかし杉下警部、マジックがお好きだったとは」
「いけませんか?」
 無愛想に切り返す右京に、尊はチクリと反撃する。
「いえいえ。人を欺くのがお好きですもんね」
眼鏡のキャリア組がマジックを好むのはお約束なのです(?)


マジックショーで起きた殺人事件を解決せよ!
「それです! 〝ない〟ものを〝ある〟と思わせるには、何か別のものが必要なんです。代わりになるものが」
トリックに頭を悩ませていた右京さんをさりげなくサポートするとは、
やっぱり角田課長は頼りになる課長やで!


「か、勝手に体が動いて・・・・・・」
得たものを失った後を想像した時の恐怖。
だから地位なんてのはね、無い方が、いいんですよ(その気なら手に入るかのごとく)





第十四話「堕ちた偶像」

「〝美しい人には美しい物を〟というのがぼくの主義なので」
 歯の浮くような気障なせりふをさらりと口にしてみせるのが、尊の真骨頂である。
【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`)


特命係の2人は、交通事故に遭った女の子(軽傷)から気になる話を聞く。
「杉下さんが普通の考え方をしないということは、ぼくも身にしみてよくわかってますが、相手は国会議員ですよ。しかも人気急上昇中の。そんな人物が、夜道で変質者まがいの行動に出ると思います?」
そういうのを先入観と呼ぶ・・・・・・神戸、マイナス20ポインツ!


女の子のことを追いかけてきたという『変質者まがい』は国会議員?
調べ始めると、実は同じ日に殺人事件も起きていたことが判明。
しかも殺人の被害者と『変質者』の疑いがある国会議員はお知り合い・・・・・・偶然?
 ――はぐらかすな! おまえが言ってるのは紙の上の正義だ!
『紙の上』もヘチマの上も無いんじゃよ・・・・・・(´・ω・)





第十五話「狙われた刑事」

「毒物混入?」
 特命係の小部屋にコーヒーをねだりにやってきた組織犯罪対策五課の角田六郎からその話を聞いた神戸尊が、思わず声を上げた。
「ああ。しかも一課の伊丹が第一発見者・・・・・・っていうか、下手すりゃ被害者になってたらしいぞ」
昼飯を食べようと入ったラーメン屋で、隣の席の客が・・・・・・!


話を聞いて現場を確認した右京さんは、1つの仮説に辿り着く。
「犯人の狙いは伊丹刑事だったってことですか?」
 尊がまとめる。
ははは、ご冗談を


「そのお茶はいつからそこに?」
 助手席のホルダーからペットボトルを摑んでまさに飲もうとしていた伊丹に、右京が訊ねた。
「いや、病院で買って、飲みかけだったんでここに置いて・・・・・・」
ま さ か


10年前に伊丹が担当した殺人事件の犯人たちが怪しい・・・・・・!
そこから伊丹の『凡人』の勘でもう一歩推理を進めて、事件は解決?
「伊丹、てめえ! 忘れないからな。覚えてろ!」
ゲス度上位な犯人。逆恨みもいいところだろぶちころすぞ(´・ω・`)


「細かいことが気になるのはぼくの悪い癖」
「よく知ってます」
伊丹が主役と見せかけて神戸のちょっといい話(・∀・)ニヤニヤ





第十六話「隠されていた顔」

「でも、ぼくたちだけじゃありません!」
だまれぶちころすぞ(´・ω・`)
お前らは幼稚園児かと・・・・・・
ま、今回はその幼稚園児共のおかげで事故が事件であることが判明するのだけど。


大学構内で起きた爆発による焼死事件を解決せよ!
「あのふたりは共犯、あるいは彼女が彼をたらしこんでやらせたんですよ」
「きみは時折、ストレートな物言いをしますねえ」
ところどころ品が無いわよねー(´・ω・)(・ω・`)ネー

これまたみょうちくりん(今は割と有名?)なトリックを解いて、事件は解決・・・・・・?
 右京のメタルフレームの眼鏡の縁が鈍く光った。
裏側ももちろん見逃さない。


「じゃあ・・・・・・ナポリタン」
神戸とはトモダチにはなれないなぁ(ペペロンチーノを食べながら)





第十七話「怪しい隣人」

「まあ、座れ。なっ、いいか? 奥村。たとえば仕事中に間違って水道管に穴開けちゃったとするよ。辺りは水浸しだよ。もう寒くて心が折れそうだよ。だからって仕事投げ出して引き揚げたりするか?」
「そんなことできませんよ!」
 奥村はムキになって口から唾を飛ばした。
「だろ? それと同じだよ。もういいから、残りの道具、取ってこい!」
せやな、『仕事投げ出して』なんてサイテーやな・・・・・・て、ねーよwww


「ちきしょう。あんな変な刑事に出会わなきゃ、うまくいってたのによう」
だからねーよwwwwww





第十八話「右京、風邪をひく」

「捜査なんてのは、推理だとかなんとか、そんなもんじゃありません。まずは足。それから経験の積み重ねによる勘。そして何より、ここです」
 伊丹は胸を張ってドンと拳で叩いた。
「勉強になりますねえ」
なんと死体発見から12時間で事件を解決するという『スピード逮捕』!
キャー伊丹サーン


じゃあ今回は特命係は何もしてな・・・・・・くないんだな、これが。
――頼む・・・・・・返してくれ・・・・・・。
理不尽過ぎる・・・・・・
こっちはクズ度上位間違い無し。


 ビールのグラスをカウンターに置いて、尊が咳き込んだ。
「あら、神戸さん、風邪?」
 たまきが気遣う。
「自己管理がなってませんねえ」
m9(^Д^)プギャーwwwwww





第十九話「神の憂鬱」

「われわれの大事な天下り先だ。波風は立てるな。以上!」
『われわれ』、つまり自分以外のことも考えてるんだね内村サンリッパダナー


神戸は『飼い主』と密会中。
「庁内エスが孤独なのはわかる。だが、飼い主を疑うのはお互いにとって損だ」
「ぼくが特命係に配属された理由って、別にあるんじゃないですか?」
特命係に配属されて早半年。
杉下右京を調べるも何も、特命係が出来たのは何年も前で今更過ぎる話。
しかし『飼い主』は神戸の質問をはぐらかして答えず。


事故、自殺か他殺か断定できない転落死が発生。
調べていたら遺書が出て来てじゃー自殺だねと思いきや、今度は毒殺事件。
一連の騒動には、神戸が特命係に来る前にしていた仕事――
警察庁の『防犯カメラ顔認証システム』が深く関わっていたのです。
「つまり予定は変わった」
「はい。ぼくが変えたんです。急激なシステム開発とそれに伴うテストは、システム異状による事故を引き起こす恐れがある。だから完成期限を延長すべきだと主張しました」
「それで期限は延びましたか?」
「そう思ってました。その後すぐです。特命係への異動が決まったのは。今思えば、完成期限の延長は了承されていなかったんです」
そして「ご覧の有様だよ!」ということらしい?
現場が無理だって言ったら無理だっての(´・ω・`)


特命係の調査の話は建前で、神戸を左遷できればそれでよかったんだねー・・・・・・
「きみが邪魔になったのならば、そんな回りくどいことはせずに、人事異動すれば済む話じゃありませんか」
「お言葉ですが、ぼくは公務員ですよ。自分の人事に不服申し立てができます。そういうことをさせたくなかったんでしょ」
「そうでしょうかねえ」右京が首を捻った。
ふうん・・・・・・(。´・ω・)?


「システム」の関係者を調べて行くとー
「正しいことをしてると思ってました」
「信じられない・・・・・・」
それは『神』の力。
使う側が絶対に暴走しないんなら有用なんだろうけど、ね。


「ようこそ、特命係へ」
【悲報】この半年、右京さんの神戸に対する認識は部下ですらなかった(誇張)



9巻(上中下)だってあるんだ!
そして最近行ってないからブックオフにもいくお!
ナンテ忙シイ休日ナンダローナー!


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