「あいまいだ」
「質問に答えていない」
「説明不足だ」
只今参議院国会では安保法審議真っ最中だ。
政府説明に野党の言い分が並ぶ。
さだめし安倍さんが言いたいのは、
「国民の皆さん、野党の皆さん、詳しく言わずとも判ってよ」ということだ。
同じ日本人同士なら、あうんの呼吸というものがあるでしょう。
言いたいことは山ほどあるが、言わずとも判ってよ。
外国には聞こえて欲しくないようなことがいっぱいあるのだから。
国家、国民の為にどうか穏便に丸く収めましょうよ。
それが日本の伝統的文化と言うものでしょうが。
安倍さんの気持ちを簡単に言うと、「粋」の真髄を言わんとしてるのだ。
これが英語圏のようにものをはっきり言う世界の人達には理解の外だ。
安保法は国の安全のために必要なのです。
いやいや、かえって外国との戦争に巻き込まれる恐れが高まる。
一体、どっちが正解なのかよくわからん。
普通に使われる「けっこうです」。
この言葉が肯定にも否定にも使われる日本独自の文化を象徴してる。
日本列島暑さ真っ盛りで熱中症で死者も出てるのに、
国家議事堂は冷え過ぎて、風邪ひく人もいるそうです。