自分がボケてきたなどとは思いもしてないことだが、
記憶力が衰えてきてることは日々の暮らしの中で感じ出している。
たとえば、本棚にあるから一度は読んだことがあるはずの本などでも、
すっかりその内容を忘れてしまって、改めて新鮮な気持ちで読むこととなる。
一昨日から読み始めた夏樹静子の「訃報は午後2時に届く」などは読んだ
ことがあるはずなのだが、死んだはずの主人公が実は生きていたなんていう
重大なトリックをすっかり忘れてしまっていたのだから、記憶喪失も甚だしい。
また、最近テレビでの再放送で見た映画などは、過去に一度は見たはず
だが、何と最初に見たときと同じようにわくわくしながら見ることとなる。
「マイ・ボディガード」はデンゼル・ワシントンが実業家の一人娘のガード
を仕事にしてるが、身代金目当ての誘拐事件に巻き込まれ、命を掛けて
その少女の救出に当たるが、非情な結末が待っているというものだった。
確かにところどころは見憶えのある個所はあるけれど、それは断片的であって、
全体の面白さはほとんど覚えていないから、新たに見たときと変わらない
興味で見たこととなる。
「まあ、これも年の功か」
と最近では得した気分で記憶の衰えを愉しむことにしている。
つい最近なんかも、久しぶりに出逢った知り合いの名前を思い出せないのは
実につらいものだった。相手はこちらの名前を言ってくれてるのにだーー。
こんなとき、忘れたことを悟られないように取り繕うことは結構辛いものだ。
記憶力が衰えてきてることは日々の暮らしの中で感じ出している。
たとえば、本棚にあるから一度は読んだことがあるはずの本などでも、
すっかりその内容を忘れてしまって、改めて新鮮な気持ちで読むこととなる。
一昨日から読み始めた夏樹静子の「訃報は午後2時に届く」などは読んだ
ことがあるはずなのだが、死んだはずの主人公が実は生きていたなんていう
重大なトリックをすっかり忘れてしまっていたのだから、記憶喪失も甚だしい。
また、最近テレビでの再放送で見た映画などは、過去に一度は見たはず
だが、何と最初に見たときと同じようにわくわくしながら見ることとなる。
「マイ・ボディガード」はデンゼル・ワシントンが実業家の一人娘のガード
を仕事にしてるが、身代金目当ての誘拐事件に巻き込まれ、命を掛けて
その少女の救出に当たるが、非情な結末が待っているというものだった。
確かにところどころは見憶えのある個所はあるけれど、それは断片的であって、
全体の面白さはほとんど覚えていないから、新たに見たときと変わらない
興味で見たこととなる。
「まあ、これも年の功か」
と最近では得した気分で記憶の衰えを愉しむことにしている。
つい最近なんかも、久しぶりに出逢った知り合いの名前を思い出せないのは
実につらいものだった。相手はこちらの名前を言ってくれてるのにだーー。
こんなとき、忘れたことを悟られないように取り繕うことは結構辛いものだ。