教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

いいはなし(笑)

2014-06-05 22:45:55 | オタネタ全般
今期のとあるアニメを見ていて常々思うのだが。

小話がいい話すぎる!!!

総論でいえば、作品全体の雰囲気でいうと純文学のような清涼な美しさを感じる点は非常に高く評価する。
だが各論でいうと、どうにも小話がひっかかるものばかりなのだ。

テンプレな悪者が出てきて、それを勧善懲悪に退治し、それを慈悲の心で罪をゆるす、みたいなのとか。
主人公やヒロイン一味に軽口をたたいていた小者が、とある事件をきっかけに改心する、みたいなのとか。

つまりなにが言いたいかというとだな。
「このストーリーいい話でしょ! 感動してよ!? ね、ね、ね?」
とうっとうしいくらい横で言われているように感じるのだ。



・・・とはいえ。
かなりのアニメやラノベはそういうもんかもしれんとも思う。

だったら、それらと某作品の違いは何なのか?

わたしが思うにそれは・・・

解決手段があまりにも安易で、
小話として織り込みたいがためか解決するまでの期間があまりに短く、
禍根が残らない作りモノ然としたあまりにもきれいな結果で終わる。
しかもあえてそれをねらって創作したフシを感じる。

それがなんか肌に合わないのだろう。

たぶんそんな感想を微塵も抱かない多くの作品はたぶんそうではないはずだ。
逆に健全ロボ・ダイミダラーのように、いままで人類がつちかってきたテンプレを鼻であしらうのような作品の小話のほうがすばらしく見えてくるものだ。