今回も質問への返信ということで。
> 今、サウンドボルテックスというゲーセンにある音ゲーにとてもはまっていまして、URL eagate.573.jp/game/sdvx/sv/ サウンドボルテックスは6つのボタンの他にツマミというかなんか回すやつが付いています。そのゲームをパクってPCフリーソフトにしたk-shoot maniaというゲームがあります。そのゲームはジョイパッドに対応しており、ゲーセンと同じような物を作りプレイする奴もでてきており、すごいなぁと思っております。で、ツマミは楽天とかで売ってるのですがどうやってPCに接続するかわかりません。ツマミの信号?をPCに伝えて回すと動くというのはできないですか?
わたしはゲーセンではシューティング専門でして音ゲーはやらんので(アイマスだけはやりましたけど)、とりあえず門外漢が憶測の範囲でということでお話します。
(1)
Windows の DirectX の Direct Input という機能を使えば、ON/OFFの2値だけでなくアナログ的な中途半端な値の入力も受け付けるようにはなっています。
ということで、Windowsとしてはつまみのような値を受け取るための仕掛けは実装してあるということになります。
この部分は問題ありません。
(2)
その次にハードが(つまりジョイパッドが)つまみのような入力に対応できるかどうかという話になります。
ジョイパッドを1から作るとしたら、ジョイパッドの中で使っているLSIのデータシートを自分で読めるくらいの回路の知識がいります。
数年後はともかく、これは今やるのは無茶ぶりでしょうね。
いちばん簡単なのは、市販のジョイパッドをバラして、ボタンやつまみや筐体だけ自分の使いたいものに換装することです。
格ゲーやシューティングで使っているような十字キーとボタンであれば、配線をつなぎかえるだけでカンタンにできます。
これくらいはメガドライブの時代にすでにわたしもやってました。
しかし。
問題はつまみです。
つまみのアナログ的な入力を受け付けるUSBジョイパッド用LSIがどんなものがあって、どれだったら使えるか、それを見極める必要があります。
わたしはアナログ入力(アナログスティックがついたものとかネジコンとか)がついたジョイパッドをバラしたことがないので、それについての見識はありません。
もしゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、それバラして配線をつなぎかえればカンタンにできるかもしれません。
まずそれを探してみるのがいいでしょう。
もしわたしが自作するとしたらですが・・・
手元にあるUSBゲームパッドをまずバラしてみて、使ってるLSIが何かを見て、型名でググってデータシートを探し、アナログ入力があるかどうか調べて、ようやくそっから始まります。
…が、これもLSIのデータシートを自分で読めないとつらいです。
(3)
運よくUSBゲームパッド用LSIにアナログ入力があったとします。
で、それを何ボルトにすると Direct Input 上で何が出てくるか、というのをちゃんと合わせておかないと、後で動かんとか、中途半端にしか動かんとか、変なハマりかたをするかもしれません。
もし、さっき書きました、ゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、例えば操作を右にいっぱいと左にいっぱいに振り切ったときにゲームパッドのその端子の入力電圧が何ボルトになるかってのを見ておいて、つまみを載せ替えたときに同じ電圧になるくらいは確認したほうがいいですね。
(4)
Direct Input はキーを36種類受け付けられるようになっていますし、アナログ入力に特化したそれ以外の入力もいくつかあったように記憶しています。
なので、k-shoot mania がつまみとして認識するキーの番号に割り当たるよう、改造するときには注意がいります。
ようするに十字キーの上下左右はゲームの側でも上下左右に割り当たってないとゲームにならないということで。
親切なゲームならキーコンフィグでそのへんを変更できるように作ってありますがどうなのやら…。
これもさっきと同じことですが、もし、ゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、配線つなぎかえるだけなのでこの心配はしなくていいです。
(5)
大がかりな換装をする場合、ケースを大きく自分で穴あけ加工する必要もあるでしょうし、ヘタしたらケースを新しく作らないといけないかもしれません。
電子回路工作のスキルだけでなくて、そういう機械加工もちょっとはやるハメになりますのでがんばってください。
ちなみに真空管アンプなんか作って遊んでると、実はケースの加工にいちばん時間かかった…なんてことによくなりますw
まとめ。
できるかどうか?
たぶんできる。…けどちょっと知識がいりそうだからカンタンではないかな。
つぎやること。
まず、そのつまみと同じ操作ができるゲームパッドがあるかどうかを調べて、詳細が書かれているサイト(たとえばゲームパッドの製品のサイトでもOK)がありましたら知らせてくださいな。
それから、楽天で売っているというつまみのアドレスも知らせてくださいな。
それがわかればもうちょっと何かわかるかもしれません。
> 今、サウンドボルテックスというゲーセンにある音ゲーにとてもはまっていまして、URL eagate.573.jp/game/sdvx/sv/ サウンドボルテックスは6つのボタンの他にツマミというかなんか回すやつが付いています。そのゲームをパクってPCフリーソフトにしたk-shoot maniaというゲームがあります。そのゲームはジョイパッドに対応しており、ゲーセンと同じような物を作りプレイする奴もでてきており、すごいなぁと思っております。で、ツマミは楽天とかで売ってるのですがどうやってPCに接続するかわかりません。ツマミの信号?をPCに伝えて回すと動くというのはできないですか?
わたしはゲーセンではシューティング専門でして音ゲーはやらんので(アイマスだけはやりましたけど)、とりあえず門外漢が憶測の範囲でということでお話します。
(1)
Windows の DirectX の Direct Input という機能を使えば、ON/OFFの2値だけでなくアナログ的な中途半端な値の入力も受け付けるようにはなっています。
ということで、Windowsとしてはつまみのような値を受け取るための仕掛けは実装してあるということになります。
この部分は問題ありません。
(2)
その次にハードが(つまりジョイパッドが)つまみのような入力に対応できるかどうかという話になります。
ジョイパッドを1から作るとしたら、ジョイパッドの中で使っているLSIのデータシートを自分で読めるくらいの回路の知識がいります。
数年後はともかく、これは今やるのは無茶ぶりでしょうね。
いちばん簡単なのは、市販のジョイパッドをバラして、ボタンやつまみや筐体だけ自分の使いたいものに換装することです。
格ゲーやシューティングで使っているような十字キーとボタンであれば、配線をつなぎかえるだけでカンタンにできます。
これくらいはメガドライブの時代にすでにわたしもやってました。
しかし。
問題はつまみです。
つまみのアナログ的な入力を受け付けるUSBジョイパッド用LSIがどんなものがあって、どれだったら使えるか、それを見極める必要があります。
わたしはアナログ入力(アナログスティックがついたものとかネジコンとか)がついたジョイパッドをバラしたことがないので、それについての見識はありません。
もしゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、それバラして配線をつなぎかえればカンタンにできるかもしれません。
まずそれを探してみるのがいいでしょう。
もしわたしが自作するとしたらですが・・・
手元にあるUSBゲームパッドをまずバラしてみて、使ってるLSIが何かを見て、型名でググってデータシートを探し、アナログ入力があるかどうか調べて、ようやくそっから始まります。
…が、これもLSIのデータシートを自分で読めないとつらいです。
(3)
運よくUSBゲームパッド用LSIにアナログ入力があったとします。
で、それを何ボルトにすると Direct Input 上で何が出てくるか、というのをちゃんと合わせておかないと、後で動かんとか、中途半端にしか動かんとか、変なハマりかたをするかもしれません。
もし、さっき書きました、ゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、例えば操作を右にいっぱいと左にいっぱいに振り切ったときにゲームパッドのその端子の入力電圧が何ボルトになるかってのを見ておいて、つまみを載せ替えたときに同じ電圧になるくらいは確認したほうがいいですね。
(4)
Direct Input はキーを36種類受け付けられるようになっていますし、アナログ入力に特化したそれ以外の入力もいくつかあったように記憶しています。
なので、k-shoot mania がつまみとして認識するキーの番号に割り当たるよう、改造するときには注意がいります。
ようするに十字キーの上下左右はゲームの側でも上下左右に割り当たってないとゲームにならないということで。
親切なゲームならキーコンフィグでそのへんを変更できるように作ってありますがどうなのやら…。
これもさっきと同じことですが、もし、ゲーム上でそのつまみと同様の操作ができるUSBジョイパッドが世の中にあるのでしたら、配線つなぎかえるだけなのでこの心配はしなくていいです。
(5)
大がかりな換装をする場合、ケースを大きく自分で穴あけ加工する必要もあるでしょうし、ヘタしたらケースを新しく作らないといけないかもしれません。
電子回路工作のスキルだけでなくて、そういう機械加工もちょっとはやるハメになりますのでがんばってください。
ちなみに真空管アンプなんか作って遊んでると、実はケースの加工にいちばん時間かかった…なんてことによくなりますw
まとめ。
できるかどうか?
たぶんできる。…けどちょっと知識がいりそうだからカンタンではないかな。
つぎやること。
まず、そのつまみと同じ操作ができるゲームパッドがあるかどうかを調べて、詳細が書かれているサイト(たとえばゲームパッドの製品のサイトでもOK)がありましたら知らせてくださいな。
それから、楽天で売っているというつまみのアドレスも知らせてくださいな。
それがわかればもうちょっと何かわかるかもしれません。