教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

先日のお見合いの話(下巻)

2011-06-20 00:01:44 | 経済/経済/社会
(・・・上巻からのつづき)



なんだかよくらからない支離滅裂なメールが返ってきた。
何度読んでも意味がわからない。
どうやらわたしを罵りたいことがあるらしいのは文体から分かるのだが・・・。

で、後で事情が伝わってきたところによると、
「好きでもない男から振られたのが許せない!」
ということだそうな。

つうか、お見合いとはそういうものだろう、常考。



さて。
この女、達成しようとした目的は何だったのだろうか?

恐らく・・・
単にムカついただけだとか、
自分がムカついた分と同じ分以上にわたしをムカつかせたかっただけだとか、
・・・そういうものだろう。

文面からは非常に短絡的な行動の印象があるだけだ。

ある側面からだけ言えば、ギャルゲーのヒロインに匹敵するくらい非常に感情豊かな人だと言えるような気もする。
しかしギャルゲーのヒロインはそうではない。
ちゃんと考え、想い、悩み、その後に行動として結果を表す。
そこだけ見れば似てはいるが、決定的に両者は違う。

よく
「現実はゲームのように思い通りにはならないよ!」
というギャルゲー批判派の意見を見る。

しかし、現実の女の精神のアルゴリズムのほうが短絡的なケースも少なからずあるというわけだ。
電子回路の世界では短絡していてはいけないところが短絡していたら返品に値する不良である。
リアル女が単なる絵に描いたヒロインにすら勝てないケースが出るのは至極当然だ。



では、この女はその支離滅裂なメールを送ってよこして目的を達成できたのだろうか?

仮にわたしをムカつかせようと思ったのであれば目的は達成していない。
文面が支離滅裂で意味がわからない以上、単なるスパムまがいでしかない。
・・・いや、昨今のスパムのほうがまだ読んでいて感心するような文面のモノすらあるような気までしてくる。

ならば、わたしはどう思ったのか?

むしろ断った事にほっとした。
返信されてきたメールを読んで、この女とは絶対にいっしょにいられないと確信したからである。
こういっては何だが、人と人との付き合いは対等であるべきで、こんな(関係者の前では言わないものの)内心見下してしまうような女ではお付き合いなどできるはずもない。



もし本当に相手をヘコませる返信をしたいのであれば、
「俺、こいつを断って本当に良かったんだろうか。実はなかなか出会えないいい女だったんじゃないだろうか。うぅむ・・・」
と、相手の心に引っかかりができるような綺麗な文章を巧妙に作文して送りつけるのがよろしい。

自分の愚かさを最後まで宣伝して回るようなメールでは、きっと自分の目的を達成できなかろう。
まっ、相手が当人と同じくらい愚かな男ならば話は別かもしれないが。