教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

クイーンエメラルダスの真の最終回

2009-03-24 00:04:15 | オタネタ全般
> わたしはエメラルダス
> ・・・わたしが なぜ
> 宇宙の海をさまよう
> のか その理由を
> 知る者はいない
> 知っている者が
> いるとすれば
> それは わたしの船
> クイーンエメラルダス
> 号だけだ



今回は松本零士作品のクイーンエメラルダスについて。

マンガ版ではちゃんとした決着がつくまえに終わってしまっている。
わたしはちゃんと見ていないから不確かだけど、DVD版もたしか主人公とエメラルダスとの決着はついてはいなかったと思う。

主人公とエメラルダスとがその後どうなるかについて、実はレコード(※1)にそれが書かれているのだ。

さすがに30年以上前のものだから今となっては入手困難だ。
このまま歴史の闇に埋もれてしまうのももったいないので、ここで少々引用してみたい。

(全文献を調査したわけじゃないから、ひょっとしたら他のにも書いてあるかもしれん。その辺のを見つけたひとがいたら連絡願う。)

さすがのわたしもリアルタイムでは買っていない。
どっかの骨董屋にて二束三文で買ったんだったような気がする。


(前略)
> そして、やがて自分の手で宇宙船を造ってひとりで宇宙の海へ飛び出し、エメラルダス・クィーン号のあとを追います。
> この海野広少年は、やがて物語のなかで重要な役割を果たすようになります。
> 彼は、エメラルダスが追い求める男性とよく似ているのです。共通点が多いのです。
> エメラルダスは、やがて成長した広少年と再会したとき、広少年のなかに愛する男のおもかげを見て、彼の心が欲しくなります。
> エメラルダスは “魔性の女” と呼ばれていますが、そこに彼女の“魔性の女” といわれるゆえんがあるのです。
> 彼女には、自分の命とひきかえにしても悔いない魂の問題があるのです。
> 広少年はそれまで、エメラルダスにはげまされ、彼女を人生の師と思って見習ってきたのですが、やがて彼は、エメラルダスと一戦を交えねばならない立場に追い込まれていきます。
> 広少年の上に、さがし求める男の姿を発見して悩み苦しみ、遂には命を賭けて広少年と戦わざるを得なくなるエメラルダス。
> 最後は恐ろしいことになりますが、それがこの物語のクライマックスです。
 (後略)



なんだかおもしろそうじゃねえか!
なんでこれ書いてくれないんだ?ってグチりたくなる内容だ。

ついでに・・・
エメラルダスの声優は田島令子氏で、これがもうすごいハマり役である。
これに匹敵するハマり役はベルダンディーの井上喜久子氏くらいしか思いつかない。
聞いたことない人はぜひとも聞いてほしい。



【※1 エメラルダスのレコード】
LPレコード
space fantasy Emeraldus
2300円
日本コロムビア (現:コロムビアミュージックエンタテインメント)
CQ-7002
1978年3月