最初におことわり
今日の・・・ 長いです。
京都の景観を保つための規制が 更に厳しくなるそう。
例えば、マンションなどの高さとか・・ 屋上広告や点滅照明の規制とか・・
賛成する人の方が多いらしいけど、実際困る
という反対の人もいるとの事。
賛否両論、これはそう。
この景観論争、、 特に “古都” ゆえの宿命か?・・
わたしは旅といったら、都会や大都市にはあまり行かない 派。
どちらかというと、歴史を重ねた古い町や村、田舎に引かれてしまう。
去年行った、ふる~い ところと言えば・・・
蘇州近くの水郷の村
同里、周荘 。
雲南省でラオス、ミャンマーに近い
ガンランバ 。
重慶市の
大足 も結構田舎だったし・・
あとは、黄山近くの
宏村 かな。
宏村は、明清の時代の古民家がそのまま残っているところ。(世界遺産)
100年も前の住居に 今もそのまま暮らしている人たちがいる。
気の遠くなるような歴史に なんか凄く圧倒されるような、
それでいて 不思議に癒されるような・・ そんな感じ。
ひっきりなしに訪れる観光客と、“普通の生活” とが共存しているみたい。
見せてもらっている家の中に、おばあさんがポツンと腰掛けてたりね。
あそこの
時 は、ゆっくり過ぎていっているのかもしれない。
ただ、どうなんだろ?
どんどん近代化され生活様式も変わって、便利な暮らしもできるようになってきた 中国。
文化遺産に指定された故の 不自由さ・・・ こんなこともないだろうかと考える。
わたし個人としては、いつまでもずっとあのままで残っていて欲しいとは思うけど。
だって、文化だし 人類の遺産だもの。
これは、京都しかり。
古都に不似合いな高いビルの林になっちゃったり
ピカピカ
ネオンなんかが あちこちにたくさん出来てきたら・・・
なんだか残念な気がしてしまう。
でも、やっぱり難しいね。
そこに暮らしている人たちの生活ってものもあるワケだし。
こっちを立てれば あっちが立たず・・・ なのかなぁ。
過去 と
未来 と どっちも上手いく方法って・・
ここで、突然
ハンナ のこと。
ハンナは わたしの留学時代の四番目のルームメイトで ポーランド人。
一晩だけの同屋だったけど、夜に色々話したことが思いだされた。
彼女の家は ワルシャワの Old town からさほど遠くないところらしい。
カバンに入れてきた街並みの写真集を開いては、中国語と英語で説明してくれたりね。
世界遺産にもなっている
クラクフ のことを語る時の彼女は ニコニコしながら誇らしげだったのが印象的。
歴史ある素晴らしい文化の中で、それと共に暮らしていることの誇りって言うのかな。
そしてそれを ずっと大事に守ってきている自負のようなものを感じたといったら
大げさだろうか。
でも彼女が自分の街ワルシャワや古都クラクフを愛しているのは 間違いないと思う。
ここで何故に ハンナか
過去と 未来と・・・
彼女が ヒントをくれている気がしたから。
(ハンナのことは、
2006年8月15日の日記に)
今日は なが~~~いですが、こんなところで
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