ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

5、延辺へ向かう (二日目)

2009-09-23 | ■韓国・延辺の旅 09/9
韓国 仁川から 中国 延辺の延吉に向かった。
予定通り昼過ぎころには着いたかな。
素朴でのどかそうな広い空港だ。
 
Sさんと御両親がお迎えにきてくれているはず、
あんまりお待たせしないようにスーッと入国したいものだけど・・・
15年くらい前になるだろうか、以前の大連空港に初めて降り立った時を思い出した。
「昔」 の地方都市の空港って感じ。
でもなんか違うなぁ・・・    雰囲気っていうか、 空気っていうか。
その懐かしいような不思議な雰囲気に誘われるまま、写真を カチャッ カシャ!
と、間もなく笑顔なんてものどこかに忘れてきたような厳めしい制服軍人さんが
こっちに向かって来るじゃないですか!
えっ、わたし? ・・・  

「何撮ったか見せろ。(って言ったんだと思う)」
見たら 「消せ。(だと思う)」 って。
写した二枚は、彼の目の前で即効消去。
延吉空港が撮影禁止だってこと、後でSさんに教えてもらった。  
どっかに貼っといてほしかった、「撮影禁止」 って。 

やれやれと思ったその後、またしてもアクシデント!
アクシデントというほど大したことでもないけど、また止められた、わたしだけ。 
入国の為の書類を、わたしは日本語で書いていた。  
「イングリッシュ! イングリッシュ!」 って、またもやさっきの軍人さん。
ここは空港職員いないわけ?    なんか感じ悪いなぁ・・ 。
出国の時は笑顔の素敵な女性が対応してくれてから、もしかして入国が厳しいのかもね。

はいはい、イングリッシュで書けばいいんですね。
名前OK、、 国籍・・・  ここで少し止まってたら彼、 「J、、A、、P、、A、、N。  」
おいおい、勝手に呆れないでくださいよ~。  どんな人に見えたんだろ、わたし。
「ここもイングリッシュ?」   「ウン。」
「ここも?」   「ウン。 (だからぁ、イングリッシュって言ったら全部だろうがあ! の気持ち?)」
終始不機嫌そう。 
最後の 「サイン」 にきた。   
「ここもかなぁ、サインだから日本語でもいいのかなぁ、、、  ここもイングリッシュ?」
ため息ひとつ分の 間 をおいてから、 「都行。
そうですか、ここはどっちでもいいわけね。  結局 「イングリッシュ」 にしたけど。 
わたし以外のみなさんは、何の問題もなくさっさと入国完了。

延吉はロシアや北朝鮮とかなり隣接しているから、
他都市の空港とは違う特別な役割を持った場所なんだろうね。
出国時、こんな光景が目に入った。
やっぱり、軍港なんだ。

     
        

出国の待合室。   ここも撮っちゃだめだったのかな。  
大きな荷持ちを持って韓国に向かう人達がたくさんいた。
Sさんの話では、韓国に働きに行く人が多いそう。
Sさんのお母さんも二年ほど働きに行ったことがあるとのこと。
彼が高校の時だそうで、大学進学の学費をつくりに行ってたのかもしれない。

        


延吉は。。
中国吉林省の東部で、北朝鮮とロシア沿海州に挟まれる位置にある地域。
およそ九州ほどの大きさだそう。
中国の56少数民族のうち、特に朝鮮族が集まって住んでいる延辺朝鮮族自治州にある。
街中にはハングルが溢れていて、ちょっと中国かな? と思うほどだ。
赤線の街に滞在、または通過し、長白山や赤■の地まで向かった旅だった。

             




コメント    この記事についてブログを書く
« 4、チマチョゴリ | トップ | 6、冷麺食べて長白山の近く... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿