オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

フラッターエコーと定在波チューニング効果絶大♪

2020-09-22 11:45:43 | お客さま宅
お客さま宅のルームチューニングをさせていただきました♪
オーディオリプラスからSFT-HDという定在波と倍音拡散のチューニング材があまりにも効果が大きいのでお客さんに色々聞いていたら100%導入が決まるほどの効果絶大です♪

こちらのお客さまは日本音響エンジニアリングのANKHをきっちりやってますし、エスカートの壁材も天井にキッチリやっていますが、幅があまりとれないので壁の外まで音場がなかなか出来にくい環境でした。

しかし、フラッターエコーの発生源を突き止め、さらに定在波の処理をしたら、今までのルームチューニングで一番効果があったといっても過言ではないくらい、カベの外にも音場が自然と広がり、前後奥行きの定位、密度、実在感、低域の形など、一気にリアルさが増しました!!

フラッターエコーはステージが出来るはずのスピーカー上部にポイントがありました!
左側がここです。

ここにSFS-HDという拡散ボードを貼りました。


右側がここです。

こちらにもSFS-HDを貼りました。

左右位置が違うのはフラッターエコーを効果的に一発で拡散させるためです。コアの試聴ルームでも実証済です!

このフラッターエコーを止めるだけでも効果が素晴らしく出たのですが、フロントのANKHの上に乗っかってるSFT-HD600というコーナー用のチューニング材が効果が絶大にはかなりの驚きでした!!


今までとは次元の違う音場、ステージの広さとリアルな実体感は、お客さまも大変驚かれておりました♪
結構な金額のチューニング材ですが、費用対効果は抜群でした!

他にも少しチューニングポイントが見つかっているので、後日さらに完成度が向上することでしょう♪
ありがとうございました♪





9/14(月)AIR TIGHT 新製品パワーアンプのプチ試聴会&商談会します♪

2020-09-13 17:00:41 | オーディオショー
9月14日月曜日のPM3頃~閉店まで、ほんのちょっとのお時間ですが、AIR TIGHT社の新製品3極管211シングルモノパワーアンプの試聴会をいたします。
試聴会とはいっても、こういう時期なので大々的に密には行わず、ご興味のあるお客様にご来店いただき試聴ルームで蜜にならないようゆっくりゆったりと試聴していただけるようにいたします。

AIR TIGHTより営業部長の須田氏と、筐体設計の林口氏が常駐しご説明させていただきます♪
エアータイト全製品に関する技術的な話や、全製品について商談もしちゃいます!

試聴予約等は要りませんが、どうしても!!という方はご一報いただけたらと思います♪

是非9/14(月)夕方はご来店をお待ちしております♪










イタリアの超ハイエンドオーディオラック「Bassocontinuo」試聴しました♪

2020-09-12 18:53:26 | 比較試聴
イタリアのハイエンドオーディオラック、オーディオボードメーカー「bassocontinuo」バッソコンティニュオ社の試聴しました♪

まずオーディオボードという名のアンプベース「GARGANTUA」ガルガントゥアは1台70万円という超高額なボードで、コア超お薦めのYGアコースティックのRack1.1ボード1台63万円との比較試聴です!
金額は同価格帯ですが、見た目は大人と子供くらい違います!笑

デモ用のケースを見た時、手品でもするのかと思いました。笑



ノアのK氏の笑顔が可愛いですね!笑




こんなに大きさが違います!!!

考え方は全く正反対で、YGは素材の音を乗せないためと載せる機器の共振周波数と同相にしてキャンセリングするというハイテクノロジーなので、音楽だけのリアルなサウンドになるのは以前のブログで書いていますので参照ください。

さて、今回はこのイタリアのハイエンドベースとの比較試聴しました♪

こんなに大きさ、厚さが違います。




bassocontinuoのGARGANTUAは材質はスパイクや脚部などはステンレス、メインボードなどの主要素材はHDFプラスという超高圧縮のボードですがアルミニウムプレートをサンドイッチしています。
それとたわみの実測や共振発生する周波数を測定して適度なダンピング素材を使って可聴帯域内に共振が出ないように実測計算されているそうです。

サウンドも考え方も、YGと比べたら対局的です。

YGは引き算によって徹底的に素材の音が出ないようにと乗せた機器の重量マスを計算して共振点を同相にすることでキャンセルさせる一方、こちらのBassoは足し算という印象です。
音にある程度の力感と色彩を与えた印象で音色をうまくコントロールしつつ付加させ、色んな欠点を中和させてくれる感じですのでセッテングの粗なども中和されていく感じで安心できるサウンドですが、対照的にYGはドキッとするサウンドですね。
魚料理で言うなら、
Bassoは味付けの見事な三ツ星レストランのシェフが作ったムニエルやポワレを食べているような感じです。
一方YGの方は、素材を厳選しつつ職人の包丁捌きとシャリとの絶妙なバランスで素材の味を見事に引き出す鮨を食べているような感じかなぁと。
食べるのは大好きなのでこんな印象を受けました。笑

同じ価格でもこれだけアプローチが違うのは、オーディオの醍醐味でとても面白いと思います。