忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

世の中には理屈で割り切れないものがあるのだなぁと思った。

2024-03-17 | 新聞記事より

昨年亡くなったことをこの記事で知った。随分前にご近所の方に誘われて、この方のお話を聞きに行った。

親しみやすい感じで優しく話されていた。その時に子供のころ列車にはねられかすり傷ですんだと言われていたような気がする。事故に合われた時,身に着けていたお守り札が粉々になっていたという。

この話を聞いて幼かった私が母に連れられて成田さんにお参りに行ったとき本堂に掲げられていた大きな絵のことを思い出した。

大海に溺れそうになっている男の子とお守りの絵だった。その子がお守りのお陰で助かったことを描いていたのだと思う。ずっとその絵は私の中に残っている。そして世の中には理屈で割り切れないものがあるのだなぁと思った。

30数年前 日航機の墜落事故のテレビ映像で、一人の女の子が墜落した機体から助けだされている場面をみて大勢の人が亡くなったのに生存者が数人いたことに驚いた。生きて助けられた方の気持ちはどんなだったか。小林隆彰師と同じ様な思いを持たれた方もおられるかもしれない。

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