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マンション管理のお仕事

広島の章栄不動産、被災者に住居提供 3カ月無償

2014年08月25日 | 章栄管理

 マンション分譲や賃貸不動産管理を手掛ける章栄不動産(広島市)は25日、広島市北部の大規模土砂災害の被災者向けに、住居を3カ月間、無償で提供すると発表した。被災した安佐南区内にある物件約100戸を確保。市などが提供する公営住居の抽選に漏れた避難者や、避難が必要だが地元を離れたくない人らに利用してもらう。

 同社が賃貸マンションなどを借り上げたうえで避難者に提供する。エアコンや冷蔵庫、寝具など生活必需品一式も同社が備え付ける。申込期間は27~29日で、29日には安佐南区で説明会を開く方針だ。困窮度の高い避難者を章栄側が判断、優先して提供する。自宅の被害状況や健康状態などを考慮する。早ければ30日には入居可能という。

 市などが提供する公営住宅は安佐南区や安佐北区の物件が少なく、地元を離れたくない避難者には負担が大きい。一時的に快適な住居を提供して復旧を後押しする。

 申し込みは同社((電)082・545・8888)まで。



 広島市は25日、被災で自宅に戻れない避難者がすぐに入居できる一時的な住宅として、民間から81戸の提供申し出があったと発表した。物件の情報や条件などについては26日以降、避難所の掲示板や広島市ホームページなどを通じて知らせる。