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マンション管理のお仕事

管理組合費2億円を着服 大阪ガス系、嘱託社員2人解雇

2014年10月08日 | 気になるニュース
管理組合費2億円を着服 大阪ガス系、嘱託社員2人解雇
2014/10/8 2:09

 大阪ガスグループのマンション管理会社「大阪ガスコミュニティライフ」(大阪市中央区)は7日、50代と60代の元男性嘱託社員が2006年から8年間に、管理業務を担当するマンションの管理組合費など計約2億900万円を着服したと発表した。同社は2人を懲戒解雇しており、刑事告発などを検討している。

 2人はマンション管理組合の出納業務などを担当。50代の元嘱託社員は、入居者が振り込んだ金を管理組合の口座から勝手に引き出すなどして計約2億600万円を着服。通帳明細のコピーを偽造し発覚を免れていた。

 60代の元嘱託社員は、入居者が管理人室に持参した組合費を口座に入れずに、計約300万円を着服した。

 記者会見した同社の武枝和彦社長は「関係者に多大なるご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。再発防止に努めたい」と話した。

 同社の業務を巡っては昨年3月にも30代の男性社員がマンションの管理組合費約6800万円を着服していたことが発覚。大阪府警が詐欺容疑で逮捕した。

83歳と77歳姉妹、衰弱死か 東京・杉並のマンション

2013年02月09日 | 気になるニュース
8日午後2時半ごろ、東京都杉並区天沼2丁目のマンションの一室で住人の女性(83)と妹(77)が倒れているのを実弟と管理人が見つけ、110番通報した。駆けつけた警察官が確認すると2人は死亡していた。遺体に目立った外傷はなかった。警視庁はともに病死か衰弱死の可能性が高く、死後1カ月以上とみている。

 荻窪署によると、姉妹は2人暮らし。姉はトイレで、妹はリビングで倒れていた。2人と連絡がつかないため実弟が8日にマンションを訪ね、管理人とともに部屋に入った。室内から昨年11月末に買い物をしたレシートが見つかった。

 杉並区によると、昨年1月と9月に高齢者福祉を担当する職員が姉妹宅を訪問した時は2人とも外出ができる状態で元気だったという。区は2011年度から75歳以上の高齢者がいる家庭への定期的な訪問事業を行っている。

休日に犬の散歩ダメ 住み込み管理人の残業代で最高裁

2007年10月19日 | 気になるニュース
休日に犬の散歩ダメ 住み込み管理人の残業代で最高裁 '07/10/19

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 犬の散歩は残業ではない―。住み込みのマンション管理人に対し、時間外や休日の勤務への手当をどこまで支払うかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(津野修つの・おさむ裁判長)は十九日、平日の早朝・深夜の残業代を認める一方、休日は実働時間に限り、犬の散歩や通院時間は除くとの判断を示した。

 犬の散歩を含めて管理人側の主張を広く認めた二審判決を破棄。残業代の具体的金額を算定するため、審理を東京高裁に差し戻した。

 原告は一九九七―二〇〇〇年、東京都北区の分譲マンション管理人だった夫婦。

 津野裁判長は各業務を検討し(1)平日は朝から夜まで住民の要望に応じて待機し、管理会社も報告を受けていたので労働時間(2)土曜勤務は契約で合意していた一人分のみ(3)契約上は休日の日曜は、会社が指示した管理人室の点灯やごみ置き場の開閉などをした実働時間だけ(4)通院や犬の散歩は私的行為で労働時間ではない―と判断した。

 管理会社は手当として夫に月一万五千円、妻に一万円を一律支払っていたが、夫婦は犬の散歩なども残業に当たるとして総額計約四千万円の支払いを求め提訴。一審は八百万円、二審は約六百四十万円の支払いを認め、管理会社側が上告していた。