駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

戸田書店 静岡本店が 閉店

2020年06月16日 09時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵タワー内の戸田書店 (葵区・紺屋町(こうやまち)・17番地)




清水市(現:静岡市清水区)の戸田書店は
2002年に紺屋町の旧長崎屋のビルを買収して
旧静岡市(現:静岡市葵区)の中心市街地へ進出しました.

2007年に,当該街区の再開発に伴い
仮店舗として呉服町一丁目の静岡伊勢丹向いに一時移転
2010年の葵タワービルの完成に伴い現在地へ戻って10年
このビルには静岡市美術館以外には大きな施設はないので
このビル内では大きな一画を占めています.
(ビル建設前にあった主要な建物は戸田書店のほか,日興会館,東海軒など)

中心市街地にあった各書店は次々に閉店してしまったので
書店の経営が年々きびしくなっているとは言え
戸田書店まで閉店してしまうとは考えられなかったのですが
今年に入って5月中に閉店と報道されました.

5月に入っても閉店の様子がなかったので
どうしたのかなと思っていたところ
2020年7月26日で閉店と伝えられました.
新型コロナウイルスの関係で手続きが遅れたようです.

いずれにしても中心市街地で残った書店は
新静岡セノバ内のMARUZEN&ジュンク堂書店と
静岡駅ビルパルシェ内の谷島屋書店だけとなってしまい
さびしいかぎりです.


(他に,「すみや」のソフト部門を引き継いだTSUTAYAがありますが
  当初はTSUTAYAの直営で書籍部門も芸術関係や児童向けなど
  けっこう充実した品揃えだったのですが,
  途中でTSUTAYA直営から 蔦屋書店というフランチャイズの経営
 (この静岡の店は新潟市のトップカルチャーの経営だという)となって
 TSUTAYAが 事実上撤退してしまい単なる雑誌屋さん(個人的見解です)に
 なってしまいました.
 また,直営時代は店頭に「すみや」の文字もわずかながら残されていましたが,
 フランチャイズとなって「すみや」の文字は,完全に排除されました.)


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駿府の奇跡 「 Sumpu-henge(駿府ヘンジ) 」

2020年06月16日 08時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 葵区・両替町一丁目



毎年5月末と7月中旬に起こるという
ニューヨークの奇跡「マンハッタンヘンジ(Manhattanhenge)」
マンハッタンの碁盤の目状の東西の街路に沿って夕陽が落ち
多くの人が街路正面の日の入りを見学するということです.

もし碁盤の目状の街区が完全に東西南北の方位に一致していれば
春分秋分の日にこのような現象が起こるのでしょうが
マンハッタンの碁盤の目が方位に対して約30度傾いているために
5月末と7月中旬にこの現象が起こるようです.

ところで葵区の中心市街地は
碁盤の目状の駿府城下の町割りがほぼそのまま残されていますが
やはりその向きは方位に一致せず
ニューヨークと同じような傾きになっています.
(もっとも静岡市民は東西と認識せず南北と思い込んでいる人も多いようですが)

そのため両替町通りなどで
マンハッタンヘンジと同じような現象が
ニューヨークのそれとほぼ同じころに
見ることができます.

ほとんどの静岡市民はこのことを気にもとめないようですが
ニューヨークで多くの市民がこの現象を
ニューヨークの奇跡と呼んで珍重しているのとは対照的に
見逃しているのはもったいないような気がします.

関心を持たれない要因としては
この時期の日本は梅雨時と重なり
晴れの日が限られて触れる機会が少ないということと
日の出には関心があっても日の入には特別な感慨を持たない国民性も
あるかもしれませんが・・・・


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バイ・ふじのくに

2020年06月14日 18時00分00秒 | 街かどのメヌエット
▽ 静岡伊勢丹 店頭 (葵区・呉服町一丁目・7番地)



静岡県知事は、
新型コロナウイルスの感染対策として
県外への不要不急な移動を自粛するよう県民に要請しています.

但し,隣接県のうち山梨県については感染拡大の心配はないとして
「バイ・ふじのくに」と称して
相互の交流を深めようとしています.

従来から静岡県は,「バイ・シズオカ」と称して(バイ=買う,寄りそう)
県産品の購入をよびかけていましたが
これを富士山を共有する山梨県にまで拡大し
「バイ・ふじのくに」として
相互の特産品を買うことを推奨しようとするものです.

その一環として山梨県南アルプス市からの
サクランボの販売が静岡伊勢丹の店頭で
6月12日(金)~6月14日(日)の3日間行われていました.

報道によると
初日は500パック用意したものが
30分て売れきれるほど盛況だったということです,
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