神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

Amieの仕事のことや趣味、綿の栽培日記など多岐にわたり投稿しております。Instagram→amie_inc.2016

オーガニックコットンへの移行期間は生産量が減る

2015-11-04 11:06:04 | オーガニックコットン
こんにちは。エイミーです。神奈川県川崎市でオーガニックコットンを扱う会社を創業したいと思っております。本日はオーガニックコットンの話です。

光があるところには影ができる、メリットがあればデメリットもある、など良いところとそうでないところが物事にはあります。オーガニックコットンも良い点はたくさんありますが、生産者がオーガニックコットンに切り替える際に躊躇することがあります。

それは、一時的に生産量が減ることです。従来型コットンからオーガニックコットンへ移行している間に、平均して生産量が20%、収入は20~30%、減少します(引用元 注)。さらに移行直後も収穫量が減るため、元のレベルに戻るまで4年かかると言われています(ピープル・ツリーより引用)。

注)中田康雄・吉田秀美[2012]「プレオーガニックコットン・プログラム」『法政大学イノベーション・マネジメント研究センター』第124巻、1-39頁

特に移行している間は、オーガニックコットン認証を受けられないため、生産者にとっては生産量も収入も減るという二重苦に陥ります。このことを考えると、移行期間に生産者を支えるシステムが必要です。それが「プレオーガニックコットン(POC)プログラム」です。POCプログラムについては、明日、書きます。

キーワード:オーガニックコットン、デメリット、生産量、収入、減る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする