普通の観光促進ビデオ。
ゆかりの地、大分が舞台になると聞いて観に行った。
しかし、大分を知っている人にとってはおもしろいのかもしれないが、これを見て大分へ行きたいと思うかと言えば、首を傾げざるを得ない。
映画のロケ地が観光として賑わう理由は一つ。映画自体の素材がファンを引き付け、副次効果として来訪を産むのである。
その根本を理解していないから、有名人が出てちょっとしたドラマを演じ、画面の端々に地域を盛り込んででき上がりという作りになってしまうのだ。
盛り込み方もまったくもってスマートじゃない。パラシュートに「大分」の文字を大きく書かせたり、必然もなく別府競輪を絡ませてみたり、特急ソニックの画や阿部真央の曲をはめ込んだりと、何かノルマをこなす公務員的な作業には、恥ずかしささえ覚えるほどだ。
綱引きという題材は悪くない。でも「綱引いちゃった!」という二番煎じのタイトルでこれも台無しだし、相変わらず好感度が高い井上真央をはじめ、出演者はやたら揃っているにも拘らず、おはなしが学芸会的であるせいか、これまた恥ずかしくなってくる。
やっぱり大分は「おんせん県」で行こうよ。これは大分市じゃなく県庁の管轄かな。
(40点)
ゆかりの地、大分が舞台になると聞いて観に行った。
しかし、大分を知っている人にとってはおもしろいのかもしれないが、これを見て大分へ行きたいと思うかと言えば、首を傾げざるを得ない。
映画のロケ地が観光として賑わう理由は一つ。映画自体の素材がファンを引き付け、副次効果として来訪を産むのである。
その根本を理解していないから、有名人が出てちょっとしたドラマを演じ、画面の端々に地域を盛り込んででき上がりという作りになってしまうのだ。
盛り込み方もまったくもってスマートじゃない。パラシュートに「大分」の文字を大きく書かせたり、必然もなく別府競輪を絡ませてみたり、特急ソニックの画や阿部真央の曲をはめ込んだりと、何かノルマをこなす公務員的な作業には、恥ずかしささえ覚えるほどだ。
綱引きという題材は悪くない。でも「綱引いちゃった!」という二番煎じのタイトルでこれも台無しだし、相変わらず好感度が高い井上真央をはじめ、出演者はやたら揃っているにも拘らず、おはなしが学芸会的であるせいか、これまた恥ずかしくなってくる。
やっぱり大分は「おんせん県」で行こうよ。これは大分市じゃなく県庁の管轄かな。
(40点)
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