アリスにおまかせ。
ついに最終作。といいながら、これほどまでファンとそれ以外のテンションが違うシリーズもなかなかない。
年末年始のばたばたの陰でひっそり拡大公開というのも、過去4作で培った効率重視の興行術なのかなと勘繰り。
観に行く人ほとんどがファンだから、レビューの平均得点が高いのもうなずける。米国では堂々のラズベリー賞大本命のようだけど。
Part1の最後で吸血族に転生してしまったベラ。今までのもどかしい心情の反動か、いきなり最強レベルの力を手に入れる。
こちらも報われない恋愛に苦悩していた人狼ジェイコブは、刻印のおかげで役割と居場所を見つけ、こちらも吹っ切れた感じ。
そんなわけで主役たちの行く道が単純直線になり、映画の雰囲気はこれまでとすっかり変わった。
吸血族と人間と人狼の三角関係を見守ってくれてありがとう。最後は、みんなでお祭りだよ!って感じで、ヴォルトゥーリ族とカレン一家の激突となる。
世界中から祭りの盛り上げにひと役買おうと、異なる能力を携えたぽっと出の吸血族が集まり超能力戦争へ突入。コミック調なのは同じでも、少女漫画が少年漫画になったというところか。
しかしその中でも、アリスの予知能力は反則的にスキルが高く、他の者は、ヴォルトゥーリの幹部でさえも影が薄くなってしまう。
賑やかに華やかにアクションで花火を打ち上げた後は、長い道のりを感慨深く振り返る大団円のラスト。ファンのみなさんがおっしゃるように、うまく着地させられたのではないかな。
ただ気になるのは主役のお二人。すったもんだの挙げ句の復縁は、映画同様にハッピーエンドでまとまるとはとても思えないのだけど。
(75点)
ついに最終作。といいながら、これほどまでファンとそれ以外のテンションが違うシリーズもなかなかない。
年末年始のばたばたの陰でひっそり拡大公開というのも、過去4作で培った効率重視の興行術なのかなと勘繰り。
観に行く人ほとんどがファンだから、レビューの平均得点が高いのもうなずける。米国では堂々のラズベリー賞大本命のようだけど。
Part1の最後で吸血族に転生してしまったベラ。今までのもどかしい心情の反動か、いきなり最強レベルの力を手に入れる。
こちらも報われない恋愛に苦悩していた人狼ジェイコブは、刻印のおかげで役割と居場所を見つけ、こちらも吹っ切れた感じ。
そんなわけで主役たちの行く道が単純直線になり、映画の雰囲気はこれまでとすっかり変わった。
吸血族と人間と人狼の三角関係を見守ってくれてありがとう。最後は、みんなでお祭りだよ!って感じで、ヴォルトゥーリ族とカレン一家の激突となる。
世界中から祭りの盛り上げにひと役買おうと、異なる能力を携えたぽっと出の吸血族が集まり超能力戦争へ突入。コミック調なのは同じでも、少女漫画が少年漫画になったというところか。
しかしその中でも、アリスの予知能力は反則的にスキルが高く、他の者は、ヴォルトゥーリの幹部でさえも影が薄くなってしまう。
賑やかに華やかにアクションで花火を打ち上げた後は、長い道のりを感慨深く振り返る大団円のラスト。ファンのみなさんがおっしゃるように、うまく着地させられたのではないかな。
ただ気になるのは主役のお二人。すったもんだの挙げ句の復縁は、映画同様にハッピーエンドでまとまるとはとても思えないのだけど。
(75点)
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