Con Gas, Sin Hielo

細々と続ける最果てのブログへようこそ。

「ツレがうつになりまして。」

2011年10月16日 01時20分31秒 | 映画(2011)
心の旅。


私は結構ふまじめな人間だ。

周りでバリバリと仕事をこなす人を見ると、すごいなーと思う一方で、そこまではできないよなと冷めた目で見ていたりする。

このブログも、画像の貼り付けもしなければ点数も気分次第。いい文章を書きたいと常に思いながらも、基本てきとーで済ませている。

でも、だからこそ継続できてるんだよね。

宮崎あおい(「さき」の字、面倒なので出しません。はしごの「高」が出てきてもたぶん同じ)と堺雅人という、「篤姫」のゴールデンカップルが再び競演。

堺雅人は途中、小日向文世に見えることがしばしば。うつの症状が出始めたころからの話なので、ほぼ全篇を通して弱くて痛々しい。

発症する前の、頼もしかったであろうツレの姿も映していれば、この病気が誰にでも起こり得るものだということを明確に伝えられたのではないかな。残念。

原作はまんがのようだが、実写になるとやはり重い。さすがの宮崎あおいの笑顔をもってしても帳消しにはならない。

ただ、この作品は、観るときの気分によって受け止め方が大きく変わるのは間違いない。

うつに陥るかもしれないくらい落ち込んだときだったら、劇中の言葉のひとつひとつが胸にもっと深く刺さったのかもしれない。

今は比較的落ち着いていることもあり、ちょっと物語がベタだよねなんて感想を持ってしまった。

ツレの講演会にやって来た男性の話。あれはたぶん原作にはないでしょう。

(65点)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「猿の惑星:創世記」 | トップ | 「モンスター上司」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(2011)」カテゴリの最新記事