Con Gas, Sin Hielo

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「東京島」

2010年09月17日 00時56分05秒 | 映画(2010)
原作がおもしろいという想像がつかない。


公開前には、話の設定を聞いてちょっとおもしろそうかもと思った。

その後、評判を小耳に挟んだりしてやっぱり観なくてもいいかもと思うようになったのだが、偶然時間が空いたのでふっと映画館に入ってしまった。

結果はなんというか、とにかくおもしろくなかった。

せっかくだから、そのおもしろくなさを噛み砕いて説明したいのだが、全体が掘り下げようのない薄さだったために何も言えない。

島があって、人が流れ着いて、階層ができて、何か逆転して・・・と、ストーリーは続くのだが、物語に抑揚を持たせるためなのか唐突感が大き過ぎて全く引き込まれなかった。

象徴的だったのは、主人公・清子の3番めの夫になるユタカだか森軍司だかの転がりっぷりだ。はじめは記憶喪失で、怪しいキャラとしてもっと生かしようはあっただろうに、急に権力者になったと思ったら謎の自壊。理解不能だ。

一事が万事唐突だから、もうフィリピン人が出てきても驚かないし、珍しくエンドロール中に座席を立ったが、終わった後にひとひねりあったとしてももはや興味がなかった。

それは、たとえあのワタナベが清子の夫として登場してきたとしてもだ。

(20点)
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