極限の寸止め感が笑えるレベルまで復活。
前作「ニュームーン」が盛り上がりに欠けた理由は、エドワードがベラの前から姿を消していたことに尽きる。やっぱりこの昼ドラともレディースコミックとも言うべきこの物語に、運命の3人が揃っていないと話は始まらない。
ただ、その「ニュームーン」で立派な好敵手に成長したジェイコブが、本作ではいよいよ正々堂々とエドワードに対抗するのだから、その意味ではシリーズものとして通らなければいけなかった道とも言える。
それにしてもこのガチンコ勝負がしびれる。
冷血・草食のエドワードに対し、まったく対照的な熱血・肉食のジェイコブが強引に攻める。強い押しによろめくベラだが、このよろめき方がまたえげつない。
両者の目の前であんなことやこんなこと。気持ちに嘘はないし、お互いの立場として仕方ない・・・って、我慢できる範囲を軽々と超えているような気がするよ、これは。
敵をおびき寄せるために高い山の頂で待機する3人。凍えるベラを温められないと嘆くエドワード。・・・そもそもベラが薄着過ぎ。自分が冷人族だけに想像がつかなかったか、エドワード痛恨のミス。
敵失を利用しベラから口づけを獲得するジェイコブ。そこまでしながらも、堂々とエドワードと結婚の予定を進めるベラ。卑怯に隠しているわけでもないし、ここまで来るとベラを責める気にはまったくならない。行き着くところまで突っ走ってほしい。
他方、族たちの争いも大きな展開を迎える。
そう、まさかの大連立だ。
直面している危機に常識や体裁をかなぐり捨てて立ち向かう姿が爽快だ。龍馬のいない薩長連合。カーライルのようなリーダーがうらやましい。
これまで脇に控えていたジャスパーやロザリーといったキャラクターの背景に時間を割いてくれたのもよかった。それぞれに思い入れが増えれば、次の闘いもきっと盛り上がるはずだ。
ドラマは最終回の前の回がいちばんおもしろいというのが秘かな持論なのだが、ヴォルトゥーリ族との決戦、そして運命の3人の行く末をどう描いてくれるか、やはり期待せずにはいられない。原作を読まずに来年を待ちたいと思う。
(90点)
前作「ニュームーン」が盛り上がりに欠けた理由は、エドワードがベラの前から姿を消していたことに尽きる。やっぱりこの昼ドラともレディースコミックとも言うべきこの物語に、運命の3人が揃っていないと話は始まらない。
ただ、その「ニュームーン」で立派な好敵手に成長したジェイコブが、本作ではいよいよ正々堂々とエドワードに対抗するのだから、その意味ではシリーズものとして通らなければいけなかった道とも言える。
それにしてもこのガチンコ勝負がしびれる。
冷血・草食のエドワードに対し、まったく対照的な熱血・肉食のジェイコブが強引に攻める。強い押しによろめくベラだが、このよろめき方がまたえげつない。
両者の目の前であんなことやこんなこと。気持ちに嘘はないし、お互いの立場として仕方ない・・・って、我慢できる範囲を軽々と超えているような気がするよ、これは。
敵をおびき寄せるために高い山の頂で待機する3人。凍えるベラを温められないと嘆くエドワード。・・・そもそもベラが薄着過ぎ。自分が冷人族だけに想像がつかなかったか、エドワード痛恨のミス。
敵失を利用しベラから口づけを獲得するジェイコブ。そこまでしながらも、堂々とエドワードと結婚の予定を進めるベラ。卑怯に隠しているわけでもないし、ここまで来るとベラを責める気にはまったくならない。行き着くところまで突っ走ってほしい。
他方、族たちの争いも大きな展開を迎える。
そう、まさかの大連立だ。
直面している危機に常識や体裁をかなぐり捨てて立ち向かう姿が爽快だ。龍馬のいない薩長連合。カーライルのようなリーダーがうらやましい。
これまで脇に控えていたジャスパーやロザリーといったキャラクターの背景に時間を割いてくれたのもよかった。それぞれに思い入れが増えれば、次の闘いもきっと盛り上がるはずだ。
ドラマは最終回の前の回がいちばんおもしろいというのが秘かな持論なのだが、ヴォルトゥーリ族との決戦、そして運命の3人の行く末をどう描いてくれるか、やはり期待せずにはいられない。原作を読まずに来年を待ちたいと思う。
(90点)
これって今年のベスト10余裕で入っちゃいますね^^
ダコタ出番少なくて物足りなさはなかったですか??
その部分で私は物足りずだったけどOKでした☆
次回楽しみですね。
D.ファニング好きですけど、このシリーズではそれほど期待してないので大丈夫でした。
それよりはアリスとヴィクトリア派だったので。
そのヴィクトリアですが、役者さん変わっていたようで。
あれ?こんなひとだったっけ?と感じたのは間違いではありませんでした。
次回は結構先みたいですね。首長くして待ちます。