ひげよさらば

仕事が忙しくなり過ぎた時、特に自分でも意識できないぐらい過密になった時に「髭を剃らなくなる」というのが、ひとつのバロメーターとなります

だからと言って伸ばしっぱなしでいれば、板垣退助みたいになるのかと言えばそこまでは伸びず・・・
だらしなく延びておしまいなんですけれど。

長髪、長い髭が似合うようになりたいですけど。


という事で写真は根府川の陶芸家、鈴木隆さんの作品。
今月２７日まで、小田原市城山１－６－３６「ギャラリー城山」にて作陶展を開催中です。

髭はさっぱりしちゃってましたが、普段は髭も長髪も似合う方です

それ以前にとてもやさしい方ですので、会期中お出かけになってみてはいかがでしょうか？

友人の恩恵

おとなりさんの外装工事。
まずは既存屋根の撤去です。

経年劣化でボロボロになっていたスレート瓦を除去しています。
担当してくれているのは、高校時代の友人が務めている解体業者さんです。

時代としてアスベストが混入されている時代の屋根材なので、足場をシートで覆い、屋根材を水で濡らしつつ手作業で降ろします。

さらに下にはそのまた前に葺いてあったコロニアルが・・・

にしてもアスベストｏｎアスベストって・・・










　　　　　　　　
袋に詰めたスレート瓦をレッカーでつり上げてダンプに積み込みます。

周囲にはもちろん飛散しませんし、投げ下ろすような騒音もないです
車の方にはご迷惑かもしれませんが半日少々ですので、暫し我慢していただいて

最近では和瓦の撤去なども同じ方法で作業して頂いてますが、安心安全で、何よりも体が楽です









　　　　　　　　　
そんな友人から好物のデコポンを大量に頂きました

彼のご実家はミカン農家なのですよ。

持つべきは友

おとなりさんから

新築物件「二階のない家」のお隣に足場屋さんが登場。

新築工事中ですが、お隣から外装工事の依頼が入りまして、いつもお世話になっているＹＳデザインさんの下請け業務として工事を担当いたします

騒音や車の往来など、ご迷惑になることは多々ありますが、ご理解頂いただけでなく工事の依頼まで戴けるというのは本当に有難い事だと思います。

という事で今回もチームの担当者で連携を取り合って作業を進めて参りま～す

ひととき

昨夜は友人が長旅の途中で寄り道してくれました。

最近、なかなか伺えていなかった松田町の「ｌａ　ｔａｂｌｅ　ｄｅ　Ｒｉｒｅ」さんに予約をお願いして一緒に夕食を楽しみました。

エビになりたいぐらいエビが好きだと彼が言うので、エビのスープの写真を一枚

コースにご興味を持たれた方は是非お店までお出かけくださいね。

言葉はいらない

昨日の祝日も薬局さんの倉庫兼事務所の内装工事。

パッと見倉庫とは思えない感じになってますが

模様替えひとつで気分も変わりますので、また綺麗に整頓してお使いいただけるかと思います♪










　　　　　　
そして私の方は、断熱材の吹き付け工事が済んだ「二階のない家」へ戻ります。

今回、新築物件で使用している資材や仕様の詳細をあまりお伝えしていません

知人から「なんかブログで書いてあった商材、どこの建築屋さんでも使ってるみたいですね」と言われたのがきっかけです。

別段、他社では使われていない特別な商材をご提案しているとも言ってませんし、選択した資材や仕様が至上の物とも言ってません。

一軒毎に用意していただいてる予算の中から「耐久性」「デザイン性」「コストパフォーマンス」等と言った数ある項目に振り分けた中で、それぞれの項目が一定の性能以上を満たし、バランスの良い正多角形を描くようなグラフになることが、「良い家」の指針になると思います（あくまで個人的意見ですが）。

とは言え・・・

「優れた商材を使う事」でしか家の良し悪しを判断できないというのはもったいない話です。
贅沢な仕様ではないのに、言葉では言い表すことができない「良い雰囲気」を持った家というのが確かに存在します。

今回の「二階のない家」に関しては、使用する商材の性能や金額なんかで家の本質を測ってほしくないな～と思いました。

使っている物やプランニングの経緯、御客様と私たちの意向など詳しくお話せずに、感覚だけで良い家であるかどうかを感じてほしいです。

高価な車だから良い車なんでしょうか？
ハイブランドの洋服だからお洒落なんでしょうか？
高級店の料理だから絶対美味しいんでしょうか？

価格や知名度が品質に反映していることも否定はしませんが、口では言い表せない雰囲気の良さってやつを追求したいな～


　　　　　　　

富山の薬売り

新築物件に断熱材の吹き付けが入る関係で、今週は薬局さんの事務所兼倉庫のお引越しをお手伝いします。

私が小さい頃は各家庭に置き薬がありました。

写真のような薬箱には、薬屋さんが風邪薬や傷薬などを新品の状態で入れて置いて行ってくれていて、其々の家庭で使った分だけ後日精算、補充してくれていたんです。

小さいながらに不思議に思い、母に「薬屋さんはどこから来るの？」と聞いた覚えがあります。

母は富山からか来るのだと答えましたが、この年になるまで半信半疑でした。

今回、薬屋さんの社長に聞いてみましたが、当時は本当に富山から薬売りが来ていたんだそうです

ほほう、母の言っていたことは本当だったか・・・

そんな訳で今週は薬局さんで作業いたしま～す

ギフト

三月は別れの時でもあります。

息子の友人が卒業と同時に県外に引っ越すという事で、記念の贈り物がしたいとのこと。
御堀端のシセロシスコ装飾さんに二人で出かけてきました。

友人を連想させるモチーフのアクセサリーがないか、一緒にじっくり選んできました。

贈り物をすること自体も勿論大事なんだけれど、その人に贈るものを選ぶとき、その人との時間を思い出す事、その人自身を想う事がとても大事なんだと思います。

人の出会いと別れに寄り添える商売ってなかなか素晴らしいですよね

そんなシセロシスコ装飾さんは４月で５周年。

同じくして５周年を迎える、「喫茶ｍａｇｏ」さんで記念イベントが行われるそうです。

御興味のある方は是非足を運んでくださいね。







　　　　　　　　
そのまま息子と所用を済ませ、先日リニューアルのお手伝いをさせていただいた「Ｌｕｚ　ｈａｉｒ」さんへ。

だいぶひっさしぶりに髪をカットしていただいて参りました。

あまり家では仕事の話をしないので、お客さんとしてお邪魔できる店舗の仕事は、家族に私の仕事を見せることができる貴重な機会です。

「木の感じが良いね」と言う息子に「大工さんだからね」と、しょーもないことを言う父・・・
ま、こういう出来事が後に父子の大事な思い出になるんだろうと思います。

皆様も木の良い感じを体験しに、是非お出かけくださいね

男女問わず、スタッフの方が気さくに対応してくださいますよ～

３１１ノトキ

先日３月１１日。

私用を兼ねて、市内の打ち合わせや現場調査等を予定し、合間に飛鳥画廊さんへ。
１１日が最終日の、画家「永井等」さんの個展に伺いました。

８年前のこの日、東北を襲った大地震。

茨城県出身の永井さんは、その日の出来事を１５０号の大作に表現されていました。
その作品が未完とされていたことが、地震による影響の大きさをさらに強いものに感じさせました。

建築を通じて地震にどう対応していくかも今後のテーマですね～

写真は永井さんの作品のほんの一部だけを切り取ったように撮っている物が多いです。
永井さんの絵の中にはさらに小さな世界が垣間見え、そこでの小さな生命すら感じさせるような雰囲気がとても好きです。

短い滞在でしたが、お知り合いもいっぱいお越しになってて楽しい時間でしたわい

以心電心

　「二階のない家」に電気工事が入っております。
担当は大竹電気設備さん。

近所にお住いの施主さんと毎日少しずつ打ち合わせを重ね、照明やコンセントの詳細を煮詰めます。

便利を追求すればキリがないですし、予算もあることなので「ここがこうなってくれてれば尚良いのだが・・・」と思う事は口にしないようにしています。
「そう言うと思っていました」と事前に配慮して計画してくれているあたり、皆まで言わずとも理解してくれる大竹さんに、今日はまた感心してしまいました。

職人さんもまた実に気配りができている

どんどん良い感じになってきますが、私はまた強風の中外での作業に戻ります・・・

四季を通じて

雨がやんで、良い天気になれば風が強く・・・

花粉症の人間にとって、この時期の爽やかな気候にも関わらず、気持ちが晴れない状況というのはなんとも複雑です

外部仕事がつらいな～








　　　　　　　
　今週も一週間、頑張って参りました「二階のない家」

外部作業は８割方終わった感じです。

こちらの物件は窓の大きさや高さ、位置など少し時間をかけて考えました。
元々、既存の建物のリフォームからご相談頂いていたので、そのころから長い時間をかけて日照や住環境を検証してきました。

お部屋の一番奥まで陽が射すベストな位置、そしてお隣の屋根も見えない高さ
完璧であります♪

あともう少し晴れ間が続いてくれればな～
という事で来週も頑張りま～す