今週も今日で最後。
あっという間すぎて驚きます
新築物件の大工工事は、まだまだ外部作業
ここに一番時間かかると言っても良いかな・・・
今回の新築物件では、外部から造作工事があります。
通常、大工さんの造作工事は中に入ってからがメインなんですが。
例えば。
アルミサッシを使っていながら、ヒノキ材を使用して窓周りに装飾を施しています。
設計担当さんの意向で、扱いやすいアルミサッシを使っていながらも建物の趣としては、木の素材感を出していきたいという思いが込められています。
外に木を使うと「木は腐りませんか?」というご質問があります。
実際に木は傷みますし(もっと言えば傷まない素材は無いです。木だけじゃない)、お手入れは必要になります。
ただ、全て木製サッシの古いお宅を大切に住まわれている御客様に、こんなお話を聞いたこともあります。
「いろいろな素材で作ってもらってきたけど、自然のもので作ってもらったところが結果的に一番長持ちするんだよ」と。
確かに昔ながらのお宅で、木製の雨戸の立て付けが悪いから見てくれと言われることがありますが、年数を伺ってみると50年間全く手を入れたことが無いという方もいらっしゃいますしね
防火の面で使用できない地域も勿論ありますが、制約のない地域ではできる限りこういった仕上げをお薦めしたいものです。
せっかく大工さんなんだしね
防火と言えば・・・
先日ご相談頂いた方に防火地域のお話をしたところ「そんな話聞いたことが無いけど」と怪訝そうな顔をされてしまいました。
防火地域、準防火地域の指定は確かに存在しています。
火事などの際、近隣に燃え広がらないよう住宅が隣接しているところではほとんどの地域で指定されています。
防火の規定をクリアした仕様、商材は場合によっては高価になりますので、業者さんを疑う前に役所に相談してご自身で調べられることをお薦めします。
さて明日はちゃんと休もう。