年輪

　弊社で新築に携わらせて頂いて丸６年経過するお宅で修繕の依頼を戴きまして、左官屋さんと一緒に伺って参りました。

時間がたてばどんなに良い材料を使っていても「傷み」は当然ありますが、いい塩梅に味が増した雰囲気というのを「傷み」と呼ぶのは抵抗があります。

所謂「良い年の重ね方」をしているお住まいになっていました。
奥様の毎日のお掃除の賜物だと思います

私たちも自分たちが施工させて頂いた住宅を、変わらず手入れさせて頂けるというのは有難い限りです。
また良いお年頃になった時に呼んでいただけると嬉しいなあ。

コロナの影響

　 久しぶりに作業場に来れました。

この１週間ほどは、体調を崩しては休み、回復しては現場に出て悪化して・・・の繰り返し

未だ情報が交錯しているコロナウイルスのおかげで、いろんな憶測が飛び交いますし、こういう時はきちんと休むに限りますね。

コロナと言えば、今建築資材（中でも住宅設備は特に）も大変な煽りを被っています。

中国で生産されている商材や部品などが全く流通していないので、キッチンセットやユニットバス、便器をはじめとする衛生陶器などが発注できない状況です。
こうなってくると、新築や大規模なリフォームなど工事が始まってから商品が届かなくなり工事が止まってしまう事もあるでしょうし、それを踏まえて工事自体を延期したりすることも当然出てくるのではないでしょうか。
いつまで続くかわからないという不安もありますし、この先建築業界も冷え込むと思います。

私たちも他人事ではない訳で勿論心配ではありますが、どのような状況でも前向きに考えていかなくてはならないことは変わりませんからね。

まずは病気に負けない体力、卑屈にならない耐力。
耐え忍ぶしかないです。

ご指導ご鞭撻のほど

新築物件の現地視察に、伊豆高原まで出かけて参りました。

まだ確定ではないので詳しいお話はできませんが、お請け出来たら楽しい物件になりそうです。

片道２時間近く掛かりますけど

写真のような岩が沢山分布しています。

たのしいこと

　打ち合わせや書類作成が多い一週間の最後の１日は、朝からたっぷり１日掛かりの大工工事。

疲れて帰宅して、こどもと一緒に入浴中。

私「お父さん今日一日が、めちゃくちゃ早く感じたよ」

子「じゃ今日はよっぽど楽しかったんだね」

これ言われて「そうだな～」しか言えなかったですけど

やっぱり現場が楽しい。
大工さんやってるのが一番楽しい。
仲間とワイワイ仕事するのが楽しいのです。

こどもは核心突いてくるな～

楽しむことを

今週も新築相談が続きました。

御夫婦で何年にも渡って集めた、自分たち好みの雑誌の切り抜きや写真をスクラップブックにまとめた物、プランを書き綴ったノート、付箋の張られた雑誌などをお預かりしてきました。

私たちが提案できるものは、どれだけ考えられていたとしても入れ物でしかなくて、そこにご家族が入ることで初めて成立します。

どのようなものに好感を持っているか、どのような生活スタイルなのか、その動線や癖などご家族の情報が多ければ多い程こちら側も反映させられる部分が増えてくると思います。

最近の傾向ですが、あまりご自身の事をお話にならない方が多いですが、コミュニケーション不足では何をどうお薦めすれば喜ばれるのか見当もつきません。

だからと言って家自体に完璧を求める必要は無いと思います。
生活しなくては分からなかったこと、生活し始めて足りない部分は家族で生活しながら工夫して手を加え、楽しむことで１００点以上の満足度を得られると思うんです。

今、同時に様々な方々の案件を進めていますが、今年から設計に関しては頼りになるパートナーが見つかり、連携を取りながらより良いものをご提案していける体制が整いつつあります。

やっぱり２足、３足と欲張って草鞋を履いてもね・・・。
脚は２本しかないですし

私たち自身もより楽しめるようにしていきたいです。

考えてる暇もないのです。

昨日、奥湯河原の外装工事も足場が解体されたので、今日は久しぶりの作業場業務。

同級生が遊びに来てくれたので、コーヒー片手にゆっくり話しました。

自分たちの業務の着地点はどこかという話題。

だましだまし現役を続けられる歳がいつまでなのかという事ではなくて、ここからの業務終焉まで言っても２０、長ければ３０年。
自分自身とその業務計画にどれだけの時間とお金を投資できるかという内容に、改めて自分の年齢を実感してきました。

何か自分の目標を掲げて達成する年数として２０年はあっという間です。
もたもたしている暇は無いですし、この時間の過ごし方次第で後継者を育てられるか、自己満足で終わるかも変わってきます。

何気ない日常に、友人とこういう話題で話ができるというのは友達にも恵まれているなと思いましたね。

みんなちがってみんないい

　週末は二件の新築物件のご相談がありました。

今年は新築のご相談が重なっていますが、その案件ごとの条件は全く違う訳です。

年内中に建てられそうなものもあれば、協議の末１年後、５年後と先を見据えて準備していくことになりそうなものもあります。

建てる側と請け負う側が同じスピードで伴走を続けていくことができれば、どのタイミングであってもベストな家づくりができると思います。

私にとっても楽しいお話のはずなんですが、帰宅したら疲れの為か寝てしまってました。
楽しくてもエネルギーいるな～

継承

　　　　　　　　　　　
　なんか久しぶりに古着を買いました。（また母にいろいろ言われそうな気がする）

ポケットの中から外国のチケットの半券（映画かな？）とボタンが出てきました。

購入した洋服にボタンの欠損は無し。
多分その時一緒に来ていた何かから取れたボタンを、ポケットに入れておいたのだろうと思う。

もういいおっさんだし、作業着中心だからまして古い服などいらないのだけれど。
何処かの誰かの物語まで受け継いでる気がして、なかなか好きなのです。

お手入れしながら大事に着ますよって♪

大事な事はその辺で見つけられる。

先日、家族でたまたま目にしたＮＨＫのアニメがとても良かったので、原作も読んでみました。

「映像研に手を出すな！」というアニメーション制作に没頭する女子高生のお話なんですが、「自分のやりたかったモノづくりとはこういう事だったはず」という気持ちを再燃させられました。

兎角、現代社会では意見を出し合い協議する事や相手の意見に異を唱える事などの摩擦を嫌う傾向が強いと感じます。

責任を押し付けられるぐらいであれば提案しないという人、相手の不信感を買わない為に徹底して肯定し続ける人等々。
ひとたび関係が悪くなりそうになると、関係の修復を試みず相手と距離を取るばかり・・・。

感情的になった方が悪者みたいなものの見方をされがちですけど、チームの仲間もお客さんもみんな一緒になって、より一層良い物を作るには意見の衝突があって然るべきだと思うんですし、それは喧嘩とは違いますよね。

「良いモノを作りたい」より先に、相手の顔色を伺いながら穏便に進めていくことにばかり神経を使う事が増えているな・・・と痛感してしまいました。

どうりで老けるはずだな～

お薦めの漫画ですので是非読んでみてください。

１日は２４時間しかないのだよ

　平塚の外装工事は無事に足場もバレて完了。
引き続きマルゲンさんには別件の外装工事を進めて頂いております

私が既に軽くオーバーワーク気味なので、頼れるところは頼りになる仲間にお任せしています。
いつもありがとうございます。





　　　　　　　　　
何がオーバーワーク気味かと言えば・・・

先週から強羅の方で夜勤が始まってます
夜勤と言っても、日中の業務からそのまま深夜まで流れていくだけなので稼働時間が長いだけという

もうじじいに夜勤は厳しいです

次の現場の段取りしつつ、作業しつつ、夜勤しつつ、寝つつ・・・

時間足らんな～