
★湯木美術館 サイト
秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(後期) ※12月20日(日)まで
前期に引き続き訪問。
日曜昼前の閑散としたオフィス街。
なのに、美術館に入ると人が多かった。
しかも、和装の比率高し。
あ
茶会の日だった。
案内状は届いていたけど、完全スルーだったワ
展示替があったところを中心に鑑賞。
ケース1
唐物肩衝茶入 銘「富士山」。 遠州蔵帳・雲帳所載、畠山即翁所持。
好きなんだよねぇ。
仕服も4つ。白極緞子、藤言切、漢東織留に鎌倉間道。
鎌倉間道以外はボロボロ。
だから、一般に販売されている写しものは鎌倉間道なのねー。
ケース3
備前種壺水指 赤絵蓋添う。 アンバランスなのに不思議とよく見える。
(ちなみに、逸翁美術館にも同じようなものがあった)
本当に平茶碗の堅手平茶碗。
細川家も利休尻膨と取り合わせた~ とか
古萩筆洗形茶碗は毛利輝元公ゆかり。
確かに古そう。 萩・松本で焼いたとのこと。
そういえば、松下村塾から街中へ至る道に大きい窯元あったなぁ。
兄弟の窯で片方が坂さんの祖先とのこと。
そうして、歴史が今に繋がるのネ。
ケース4
前回はケース2にあった茶飯釜。
釜肌の「飢来飯 渇来茶」がいかにも禅問答。
隣には前回もあった乙御前釜。
ケース5
竹一重切花入「高観音」 江岑宗左作 真ん中に大きい割れ目がある。
南蛮縄簾水指。 有馬家伝来。 何度か拝見しているけど、正しい南蛮水指だなと思う。
ケース6
仙がいさんの墨跡があった。画賛じゃなくて字だけ、というのが新鮮。
ケース7
常慶の黒楽茶碗「しば栗」
前期もあった御所丸茶碗「由貴」
細長い宇治焼肩衝茶入。 かっこいい。
一燈宗室作の黒楽茶碗「人丸」 長入さんの窯で焼いたものらしい。
茶杓が2本。 いすれも住友家伝来
「明歴々」仙叟宗室作、「露堂々」覚々斎宗左作。
片桐石州作の鶴羽箒。 小さめで上品。
ケース8
古銅四方口花入 かなり細身。
ケース9
炉のしつらえになっていた。
西村道仁作の大霰尾垂釜。 炉中に入っているから尾垂の部分が見えない。
根来の薬器がよかったなぁ。
そういえば、今回は写真パネルを見るのを忘れた
★おまけ

Restaurant RIVE GAUCHE(レストラン リヴ・ゴーシュ) ぐるなび 食べログ

日曜日の11:30に行ったら、さすがに先客なし。


芝川ビルがマッサンの大家さんの所有だったとは知らんかった。

★湯木美術館バックナンバリスト
2015年10月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(前期)
2015年6月 夏季展『小さな茶道具の豊かなデザイン―香合・羽箒・炭斗をみてみよう―』
2015年4月 春季特別展『茶道具の創出(クリエイト)・再生(ルネサンス)・世界化(グローバル)-逸翁と吉兆庵のコレクションから-』
2015年3月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(後期)
2015年2月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(前期)
2014年11月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』後期
2014年9月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』前期
2014年7月 夏季展「酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-」(短冊の方)
2014月7月『酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-』(茶会の道具)
2014年6月『海を渡ってきた茶道具-名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗-』
2014年2月『激動期の茶の湯』(前期)
2013年12月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』後期
2013年9月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』前期
2013年7月『吉兆庵湯木貞一の茶事-五月雨の茶事・朝茶-』
2013年6月『茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―』2期
2013年4月「茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―」1期
2013年1月「江戸時代の千家のわび茶 宗旦の高弟とその子孫たち」
2012年10月「関西数寄者の茶道具」(前期)
2012年5月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」2期
2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」1期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』
秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(後期) ※12月20日(日)まで
前期に引き続き訪問。
日曜昼前の閑散としたオフィス街。
なのに、美術館に入ると人が多かった。
しかも、和装の比率高し。
あ

茶会の日だった。
案内状は届いていたけど、完全スルーだったワ

展示替があったところを中心に鑑賞。
ケース1
唐物肩衝茶入 銘「富士山」。 遠州蔵帳・雲帳所載、畠山即翁所持。
好きなんだよねぇ。
仕服も4つ。白極緞子、藤言切、漢東織留に鎌倉間道。
鎌倉間道以外はボロボロ。
だから、一般に販売されている写しものは鎌倉間道なのねー。
ケース3
備前種壺水指 赤絵蓋添う。 アンバランスなのに不思議とよく見える。
(ちなみに、逸翁美術館にも同じようなものがあった)
本当に平茶碗の堅手平茶碗。
細川家も利休尻膨と取り合わせた~ とか
古萩筆洗形茶碗は毛利輝元公ゆかり。
確かに古そう。 萩・松本で焼いたとのこと。
そういえば、松下村塾から街中へ至る道に大きい窯元あったなぁ。
兄弟の窯で片方が坂さんの祖先とのこと。
そうして、歴史が今に繋がるのネ。
ケース4
前回はケース2にあった茶飯釜。
釜肌の「飢来飯 渇来茶」がいかにも禅問答。
隣には前回もあった乙御前釜。
ケース5
竹一重切花入「高観音」 江岑宗左作 真ん中に大きい割れ目がある。
南蛮縄簾水指。 有馬家伝来。 何度か拝見しているけど、正しい南蛮水指だなと思う。
ケース6
仙がいさんの墨跡があった。画賛じゃなくて字だけ、というのが新鮮。
ケース7
常慶の黒楽茶碗「しば栗」
前期もあった御所丸茶碗「由貴」
細長い宇治焼肩衝茶入。 かっこいい。
一燈宗室作の黒楽茶碗「人丸」 長入さんの窯で焼いたものらしい。
茶杓が2本。 いすれも住友家伝来
「明歴々」仙叟宗室作、「露堂々」覚々斎宗左作。
片桐石州作の鶴羽箒。 小さめで上品。
ケース8
古銅四方口花入 かなり細身。
ケース9
炉のしつらえになっていた。
西村道仁作の大霰尾垂釜。 炉中に入っているから尾垂の部分が見えない。
根来の薬器がよかったなぁ。
そういえば、今回は写真パネルを見るのを忘れた

★おまけ

Restaurant RIVE GAUCHE(レストラン リヴ・ゴーシュ) ぐるなび 食べログ

日曜日の11:30に行ったら、さすがに先客なし。


芝川ビルがマッサンの大家さんの所有だったとは知らんかった。

★湯木美術館バックナンバリスト
2015年10月 秋季特別展『禅僧と茶道具―大徳寺を中心に―』(前期)
2015年6月 夏季展『小さな茶道具の豊かなデザイン―香合・羽箒・炭斗をみてみよう―』
2015年4月 春季特別展『茶道具の創出(クリエイト)・再生(ルネサンス)・世界化(グローバル)-逸翁と吉兆庵のコレクションから-』
2015年3月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(後期)
2015年2月 春季展『楽歴代と千家歴代の茶道具-利休のデザインと展開-』(前期)
2014年11月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』後期
2014年9月 秋季特別展『大名家の茶道具コレクション-遠州と不昧の蔵帳から-』前期
2014年7月 夏季展「酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-」(短冊の方)
2014月7月『酒井抱一の短冊で一年と楽しむ -待合掛と茶会の道具たち-』(茶会の道具)
2014年6月『海を渡ってきた茶道具-名物記・茶会記に現れた唐物・南蛮・高麗-』
2014年2月『激動期の茶の湯』(前期)
2013年12月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』後期
2013年9月『湯木貞一の眼差し 茶の湯と料理の器』前期
2013年7月『吉兆庵湯木貞一の茶事-五月雨の茶事・朝茶-』
2013年6月『茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―』2期
2013年4月「茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―」1期
2013年1月「江戸時代の千家のわび茶 宗旦の高弟とその子孫たち」
2012年10月「関西数寄者の茶道具」(前期)
2012年5月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」2期
2012年3月「名物記に載せられた茶碗と名碗たち -高麗・樂・国焼を中心に-」1期
2012.2月「千家名物とその周辺-利休・少庵・宗旦の茶道具
2011.12月 秋季展「茶道具の琳派」
2011.8月 夏季展「夏の祭釜と茶道具」
2011.6月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」三期「湯木貞一の茶道具 - コレクションから」
2011.5月 「日本<茶>料理の開拓者 吉兆庵湯木貞一生誕110周年記念展」二期:「数寄者との交流 - 小林逸翁・松永耳庵・松下幸之助」
2010.9月 『上方豪商の茶』
2010年5月 『釜と水指』
2010年3月 『茶の裂地』
2009年11月 『棗と茶杓』
2009年5月 『千家十職-茶道具と懐石の器』
2008年10月 『茶道具と器にみる四季の花』
2008年3月 『茶碗を愉しむ』
2007年11月 『風流と美』